エンジン組み立て③

コンロッド・ベアリングキャップをトルクレンチを使って取りつけます。

締めつけトルクは3.1～3.8kg・mの指定なので37N・mでよいでしょう。

もし正確な現行換算(N・m)を知りたいというのでしたら↓のサイトが便利です。

http://www.tonetool.co.jp/Technology/Torque07.html

クランクキャップを取りつけます。

締めつけトルクは36N・m。

オイルストレーナーを取りつけます。

クランク・キャップと繋がるパイプにOリング・パッキンがあるので新品に交換した方がよいのですが、今回は程度が良かったのでそのまま再利用しました。

オイルパンを取りつけます。

取り外しとは逆に辺の中央部からボルトを締めて、順次角側に取り付けて行きます。

ここの締めつけトルクは13.7N・mで。

再びひっくり返してウォーターポンプを取りつけます。

この時、ヘッド合わせ面の向かって右側奥にある穴に「オイルノズル」が入ってるかどうかも確認してください！
もし抜けた状態で組むと正常な油圧が保てなくなり潤滑不良になります。

で、ここまで組み上げたら車体に積み込んじゃいましょう。
ヘッドを付ける前の方が10倍くらいスペース的に余裕ができて楽です。

腰下を組み込んだら「ヘッドガスケット」の出番。

前オーナーの親友が遺してくれたパーツの中にヘッドガスケットがあったので有りがたく使わせていただきます。
これだけでも\6700くらいはしますから、ホンマ大助かりですわ！

裏表がありますが、裏返しに付けると一発で間違いが判るようになってます。

違和感を感じないという方は今すぐ作業を中止して眼科か精神科の病院で診察を受けてください。
保険証をお忘れなく～♪

念のために正常な状態です。

さて、ヘッドと合体ですな。



④につづく。