
今年の秋は久しぶりに長野県方面へドライブしてきました。
【10月19日(日曜日)】
朝のまだ暗いうち、外環道で深夜割引を使える時間帯に家を出て、4時前には外環道へ。
さすがにこの時間帯は空いていたので順調に関越道に入って嵐山PAでトイレ休憩しつつ上信越道に入りました。
長野県境に近づいたところでやっと明るくなってきて、佐久平PAでこのあとの時間調整をしながら持ってきたパンで朝食にしました。
実は少しバタバタしていて上に羽織るものを忘れてしまい、このあとだけでなく翌日は山の方へ行く予定、3日目の長野市内は気温が下がる予報が出ていたため購入できそうな店を探していたのですが、開店までかなり時間がありそうだったので、佐久では買わないことに。
佐久ICで高速を降りて、内山峡へ。渋沢栄一翁厳詩碑を見てきました。
若き日の渋沢栄一が読んだ漢詩が刻まれていて、このなかの一節
「勢衝青天攘臂躋気穿白雲唾手征」
が大河ドラマ「青天を衝け」の由来になっているそうです。
栄一は何度も行商などで佐久に来ていて、第二の故郷と呼ぶほど気に入っていたようです。

次に向かったのは黒曜石の採掘場があった星糞峠。
星くずの里たかやまを見学したあと館内で受付をしてから山の上の星くそ館へ。
運動不足には結構ハードでしたが、息を切らせながら登りました。
星くそ館は採掘場跡を展示しているスペースで、今みたいな便利な道具に乏しい中よくこんなに掘り下げたなぁと古代人の営みに感心しきりでした。
散策路はこの先頂上まで続いていたものの、体力的にムリでした。
「星くそ」の由来は黒曜石が宇宙から降ってきたものと思われていたからということで、散策路にもよく見たら黒曜石のかけらがたくさんありました。晴れていればこれがキラキラ輝くのか?
星くずの里たかやまに戻って受付のとき貸してくれた熊よけ鈴を返して一息ついてから尖石縄文考古館へ。
「縄文のビーナス」「仮面の女神」の国宝土偶2体は実物が展示されていて、土偶だけでなく土器も造形にしばらく見入ってしまいました。
そして尖石遺跡から少し降りたところにある「とがりいしさま」にも。囲んでいた御柱がなくなっていました。
縄文時代遺跡の特別史跡はここ尖石・与助尾根遺跡と大湯環状列石、三内丸山遺跡、加曽利貝塚の4ヶ所かと思っていたら、昨年2024年に長崎県の福井洞窟も旧石器時代から続く遺跡として特別史跡に指定されていました。

諏訪市内に降りて、諏訪大社上社本宮に参拝。七五三でにぎわっていた中、車の御祓いをやっている人たちがいて、自分も昔ここでやったなあとふと思い出しました。

お昼は小木曽製粉所でそばを食べてから諏訪ICから中央道へ。でも集中工事で渋滞しているようなので…という理由で諏訪湖SICで降りました。ナビは当然対応していなかったのですが、SICからの取り付け道路はこの辺りに出るようです。
岡谷ICから長野道に乗り、みどり湖PAで上着を買う店をスマホとにらめっこして考えた結果、日曜日だから松本市内は混んでいるだろうなと思って安曇野ICで降りて穂高のイオンまで行きフリースをゲット。少々厚手なので地元でも真冬になる前まで使えそうなのを選びました。
梓川SICから松本ICに戻って、IC近くのホテルにチェックインしました。
夕食はセブンイレブンのキャンペーンでもらったQUOカードPayがあったのでセブンイレブンで弁当を購入して部屋で食べました。ビジネスホテルだから部屋で食べるコンビニ弁当も意外と悪くないかも?
…というわけで初日の旅程は無事終わりました。
Posted at 2025/11/30 21:04:35 | |
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