2009年06月02日
初代フィットのCVTジャダー
初代フィットには、有名な傾向不良として CVTジャダー というのがあります。
そのため、初期の頃のフィットは、CVT部分のメーカー保証が
5年10万km → 7年16万km
に変更になっています。16万km保証ってのも凄い。
私の買ったフィットは、3回目の車検を受けずに7年をちょっと過ぎたものを購入しました。で、このCVTジャダーが発生する車両でした・・・。ここで買わなければよいものを、ディーラーで無償で直して貰えるだろうと思って買ってしまいました。
このCVTの保証ですが、7年を1日でも過ぎると駄目なことが多いみたいです。近隣のホンダのディーラーに電話で聞いてみたら、1店以外は、保証での修理は無理と断られました。1店だけ、車検をうちで受けてくれるのならメーカーと交渉してみましょうということになり、車検をお願いしました。格安車検かユーザー車検をするつもりだったのだけど仕方ない。
このような場合のメーカー保証の適応の可否は、ディーラー判定ではなく、メーカー判定だそうです。修理代金は、ディーラーからメーカーに請求するそうですが、メーカーがOKを出さないと請求できません。結局、メーカーの無償修理OKが出たので(←書類があった)、ディーラーにて修理して貰いました。
修理内容は、
クラッチASSY交換
CVTフルード交換
でした。
症状が軽度の場合は、CVTフルード交換(純正で工賃込みで5000円~1万円くらい)でも直るらしいですが、クラッチASSYまで交換となりました。部品代が約2.5万円、工賃が約2.5万円くらいでした。←無償だけど。
ちなみに、CVTジャダーといわれていますが、実際にはクラッチのジャダーです。
湿式多板クラッチが滑らかにつながらなくなって、ジャダーという症状になります。不具合の状態での車の発進挙動は、MT車のクラッチジャダーとそっくりでした。
ディーラーのメカニックの人からアドバイスを頂きました。
CVTフルードは、推奨交換距離ではなく、その半分のシビアコンデションの条件で交換をするとCVTジャダーは発生し難いとのことでした。普通のATのATフルードは交換不要となっていることが多いですが、フィットのCVTフルードは交換距離が規定されています。
現行(2代目)フィットは、クラッチをやめて、トルコン(ロックアップクラッチ付き)方式になりました。これにより、クラッチジャダーのトラブルの解消とギア比のハイギヤード化が可能となりました。
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Posted at
2009/06/03 22:20:43
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