クラッチ/フライホイール交換(前編)
1
クルマも13年超え走行6万km近くになったのでそろそろクラッチ交換時期かなと思いORC 250lightに変更する事にしました。交換に際しディーラーにお願いすれば楽なんですけど一度DIYしたかったのでいつものアジトで先輩二人と作業する事にしました。
2
作業するにあたりディーラーで必要な部品を用意してもらいました。
FE6216510C カラー、クラッチ リレーズ◎
Y60117131 シール、オイル
F20216102A ピン、ピポット
N31716520 フォーク、クラッチ レリーズ
N31716142 カバー、ダスト
N32611D03 ベアリング、ニードル◎
188111404A シール、オイル◎
Y61117112 ガスケット
081011711C ナット、ロック◎
N3Z21152X ウエイト、カウンター◎
805127235 ボルト、リングギヤ◎
本来なら不具合が出ている箇所のみ部品を取り寄せて組みたかったのですが作業時間の制約があり必要以上の部品を用意してしまいました。不具合さえなければ◎印だけで充分だと思います。
3
更に作業手順の確認の為貴重な整備書をお借りして要所をコピーさせて頂きました。作業当日までに作業手順の予習をしておきます。
4
満を持して朝10時から作業開始。
最初にバッテリーマイナス端子を外し室内側のシフトレバー取り外し。
それからクルマをリフトで持ち上げミッションオイルを抜きます。
そしてフロアトンネルの補強プレート前後を外しマフラーを外しさらにパワープラントフレーム(PPF)を外します。
PPFを外す前にミッション側の下部ボルトとPPFに合いマーク入れときます。PPF側が長穴になっているので取り付け際の位置決めのためです。
PPFを外せばデフとミッションが下がるのでデフとリアメンバーの間に木片を差して固定します。(写真撮ってないので整備書を貼付けときます)
そしてプロペラシャフトとデフ接続部に合いマークを入れて切り離します。
これでやっとミッション脱着が可能になります。ここまではインパクトさえあればあんまり難しくはありません。
5
これからミッション脱着に入ります。
1.ミッション上部の配線カプラー4つを外し配線をフリーにします。
2.O2センサーブラケットをミッションから外します。
3.レリーズシリンダー固定ボルトを外します。パイプを固定しているブラケットも外します。
4.スターターモーターの配線を外し本体を取り外します。
5.ミッションケースに全てハーネスが固定されていない事を確認しミッション固定ボルト5本を外します。上部の3本はロングエクステンションとインパクトが無いと外すのは無理かもしれません。
これでやっとミッション外れます。今回はマンパワーで降ろしましたがミッションジャッキあった方が降ろす時も取り付ける時も絶対良いです。
6
さぁこれから難関のセンターロックナット外しとフライホイール取り外しです。
フライホイールをリングギアSSTで固定し54mmボックスレンチにパイプを延長しても外れません。やっぱり無理だったねと先輩が特大インパクトで一撃!簡単に外れました。お次はフライホイールをプーラーで外します。これもパキーンと音を立てて外れました。
7
エキセン後側のオイルシールとパイロットベアリングは異常無かったのですが部品があるので交換します。これももう一人の先輩がパイロットベアリングプーラーを持参されていたおかげで取り外して頂きました。今回は専用工具が必要な作業が多いようです。
8
ここまでの作業でお昼休憩をはさんで約2時間30分です。まあまぁ順調かな、これなら夕方には作業終わるかなとちょっと余裕がでてきました。しかし後半の作業で思わぬアクシデントが続出!あまりにも多すぎて伝えきれないので今夜はこの辺でオシマイ。この続きは次回、お楽しみに。
関連パーツレビュー
[PR]Yahoo!ショッピング
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク