早いもので今年ももう4月.
昨年暮れから以前の自分の写真を見直す作業を始めるも,日々の慌ただしさにかまけてなかなか進まない.
そんな中,一連の東京シリーズはほぼ見直しを終える.
今回はその中から2000年〜2009年の間で東京出張の合間に撮り溜めたフォトのアップ.
尚,raw dataが残っているものは最新のソフトとテクニックでレタッチ済み,
01.六本木(2000).

コンクリート打ちっ放しのお洒落なレストランでキールロワイヤル.
機種はソニーのサイバーショットDSC-F505V.
02,池袋(2000).

サンシャイン60から造幣局を見る.
マジックアワーの中にグラウンドの照明が島のように浮かぶ.
同じくサイバーショットDSC-F505V.
03.新宿スカイライン(2003).

ニューオータニから赤坂迎賓館越しに新宿ビル群を望む.
折から韓国の大統領が来日しており,そのため迎賓館が明るい.
機種はいよいよCANON EOS 10D登場.但し未だJPEG撮影.
04.東京タワーと富士(2003).

汐留のホテルロビーから.
東京は天気が良いと意外と富士山が見える.
CANON EOS 10Dによるraw撮影開始.
05.六本木のフラワーショップ(2003).

そろそろ街撮りが始まる.
CANON EOS 10D
06.六本木(2003).

ショットバーの看板.
機材の感度不足で意図せずスローシャッター撮影となっている.
CANON EOS 10D.
07.赤坂見附(2003).高速道路.

いわゆるパジャマホテル(赤坂東急)から高速を見下ろし,意図的にスローシャッター撮影.
CANON EOS 10D
08.青山(2004).

バー・レストラン.
raw dataではノイズが酷かったが,最新ソフトの完璧なノイズリダクション現像で作品となる.
CANON EOS 10D
09.汐留(2005).朝焼け.

出張民の撮る写真なので,どうしてもホテルの窓からの風景が多くなる.
機材はCANON EOS 20Dにグレードアップ.
10.新宿(2005).

都庁を京王プラザから.朝日がウインドウに反射.
CANON EOS 5D.
11.青山(2007).

お洒落なデザインスタジオ.
鏡面への映り込みと反射.モノトーン調,
CANON EOS 1Ds MarkIII.
12.青山(2007).

立ち飲みバー.
地下鉄を装ったエクステリアがお洒落.
CANON EOS 1Ds MarkIII.
13.品川(2007).

夕焼け.
品川プリンスホテルより.遠くに富士山が見える.
CANON EOS 5D.
14.品川(2007).

待ち合わせか,カフェの窓際で読書する青年(目線にぼかし入れてます)
CANON EOS 5D.
15,品川(2007).

立ち止まる人.
写真集に使用した画像だが,今回raw現像をやり直した.ホワイトバランスと光学補正,ノイズリダクションにて画質が大幅に改善.
CANON EOS 5D.
16.品川(2007).

急ぐ人.
この頃からスローシャッター撮影を頻用.
CANON EOS 5D.
17.芝(2008).

増上寺前から東京タワー.ナトリウム灯の色合いを強調.
CANON EOS 1Ds MarkIII.
18.品川(2008).

信号とテールライト.
歩道橋からスローシャッター撮影.
CANON EOS 1Ds MarkIII.
19.品川(2008).

ヘッドライト..
この辺りから「光と影」テーマを撮り始める.
CANON EOS 1Ds MarkIII.
20.山手線(2009).

平行して走る新幹線から.
CANON EOS 1Ds MarkIII.
21.丸の内(2009).

地下鉄駅天井の配管.徐々に撮影対象が拡がっている.
CANON EOS 5D MarkII.
22.品川(2009).

新幹線から望む夕陽.
この頃は常にカメラを携帯.
CANON EOS 5D MarkII.
23.品川(2009).

ホテルの窓からシリーズ.
室内光の映り込みを作品に生かし始める.
CANON EOS 5D MarkII.
24.丸の内(2009).

クリスマスツリー.
街とイルミを撮り続ける.
CANON EOS 1Ds MarkIII.
25.丸の内(2009).

行き交う人.
この辺りまで来ると,もう現在とほぼ同じ作風か.
CANON EOS 1Ds MarkIII.
こうして改めて振り返ると,街撮り,マジックアワー,夜景,スローシャッター,光と影など,現在の自分の要素の殆どが,既に2000年代の作品の中に見られている.
一連のシリーズでターニングポイントとなったのは,間違いなく2007年の品川.
この頃は「絵はがき写真」からの脱却を目指して数々の試行錯誤を重ねていた.
「立ち止まる人」あたりから方向性が定まり,現在に至っている.
果たしてこれから前に進めるのか.
不安と期待,相半ばするこの頃.
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Posted at
2017/04/04 01:04:27