爪痕

( ´｡｀)ｽｩｰｰｰ･･･ (ｏ´Д｀)ｏｵﾊﾖｫｫｫｫございます。

昨日皆さんが5年前の大惨事を振り返ったコメント、プログ等々沢山アップされてました。
自分もブログ書こうと思っていたのに、うたた寝してしまいました・・・

一日遅くなりましたが、少しだけ振り返ってみたいと思います。
被災された方々のご冥福をお祈りいたします。

自分は宮城に単身赴任となってもうすぐ丸八年、九年目に突入します。
震災のあった3.11は勿論宮城におりました。

当日はお客の幹部が来られ、夜は会食の予定でした。
最寄駅まで社有車でお迎えに行こうと準備していたところ、架線トラブルで電車がストップとお客から電話があり、一つ手前の駅まで迎えに行き、会社に戻ってきました。

自分の会社幹部にお客の案内をバトンタッチし、社有車を駐車場に止めてから、応接室へ移動している途中・・・一回目の揺れが・・・
とても立っていられる揺れではありませんでした。
でも、お客の安否も心配です。
壁に寄り添いながら、応接室まで何とか進んでいきました。

少し揺れが収まりかけた時、会社内の全員が避難を開始。
お客も幹部と共に避難してきました。

ここで二回目の揺れが・・・
何とか全社員が駐車場に避難完了した頃に三回目の揺れが・・・

東日本大震災は大きな地震が三回にわたってありました。



三陸、福島、茨城沖だったと記憶してます。

その後は電話、電気、水道等のインフラは全て遮断。
1時間後くらいに津波・・・
と大惨事になっていきました。

自分の会社ではなかったですが、近隣の会社で帰宅途中に津波の犠牲になられた方もおられたとか・・・

当日夜電車は動かないので、お客には会社寮に泊まって頂き、翌日社有車で何とか宇都宮までお送りしました。
高速は全面通行止めのため一般道で行きましたが、崩落等回り道も多く、掛かった時間は12時間。
普段なら高速で3時間強なのに・・・

移動中、那須を過ぎたあたりから携帯に着信、留守電の嵐。
家族、お客からの安否確認でした。
お客を送り届けた後、一旦千葉宅に戻り、翌日会社に戻る道中に買えるだけの水、食料等を社有車に乗せて宮城に戻りました。

まぁ話は長くなってしまうので、この辺にしときますが一つだけ。
以前ブログに載せましたが、宮城、千葉を往復する度、未だに震災の爪痕を目にします。





常磐道にある放射線量の案内板です。
以前と比較すると少しずつ値は下がっていますが、まだまだですよね。

震災の爪痕はここに限らず、色んなところに残っています。
東日本大震災に限らず、天災は日本各地、全世界で起こっている事です。

いつも防災意識を持って、対応できるように心掛けていかねばなりませんね。

ちょっと長く、シリアスな話になってしまいましたが、「あの日を忘れない」という自分への戒めも含めて書いてみました。

ではでは((*´Д｀)ノ.:。:*