寝台特急「富士」お名残乗車-前編 (2009/01/29)
投稿日 : 2022年03月29日
1
別ブログへアップしていた旅行記の再編集版アップ第5弾(最終回)は,寝台特急「富士」お名残乗車編です。
-----
2009年春のダイヤ改正で寝台特急「はやぶさ/富士」が廃止されます。
これによって,ついに九州行きのブルトレが全廃されます。
私はまだ九州ブルトレは未乗だったので,なくなる前にお名残乗車をすることにしました。
「はやぶさ/富士」にはA寝台1人用個室「シングルデラックス」とB寝台1人用個室「ソロ」が1両ずつ連結されていますが,乗車1ヶ月前の10時ちょうどにマルスで発行してもらわないと入手不可能です。
(あとは,しつこく「みどりの窓口」に通ってキャンセル待ちが出るのを待つしかない)
2000年代前半までだと「みどりの窓口」で朝一番に10時打ちの事前受付をしてくれたのですが,この頃になると事前受付をしてくれる窓口が少なくなっており,数少ない窓口も転売ヤーと思しき人が早朝から並んでいるため,真っ当な方法だと入手不可能になっていました。
「みどりの窓口」に普通に並んで,1ヶ月前の 10:03 にマルスを叩いてもらい,何とかB寝台下段をゲットすることが出来ました。
-----
さて,この日は平日なので仕事でしたが,何とか定時でピンポンダッシュに成功し,当時の職場の最寄り駅だった田町駅から東京駅へ向かいました。
17:40 過ぎに到着し,駅弁等を買ってから10番ホームに向かうと,既に「はやぶさ/富士」が入線しています。
東京駅のホームでは先頭の機関車の顔を拝むことが出来ないので,チラッと眺めるだけにして最後尾の撮影に専念?しました。
この列車は下り方の1~6号車が「はやぶさ」熊本行き,7~12号車が「富士」大分行きですが,今回は後者の「富士」の方に乗車します。
2
「富士」大分行きの電光表示です。
18:03 に東京駅を発車します。
写真に写っている小窓が並んでいる車両は,B寝台1人用個室「ソロ」です。
3
「はやぶさ」と「富士」の連結面です。
右側がスハネフ14,左側がスハネフ15です。
4
この日乗車する12号車は,スハネフ14 5 でした。
(昭和47年 新潟鐵工所製)
5
この日お世話になる12号車6番下段です。
(駅弁とビールを入れた買い物袋が置いてある寝台)
車掌の案内によると,この日は「はやぶさ/富士」両方とも満席でした。
私が利用した12号車5~6番の区画は東京出発時には私1人でしたが,横浜で1人,名古屋で1人,大阪で1人乗車し,やはり満席になりました。
6
スハネフ14 の廊下です。
ブルートレインに良く乗っていた自分からすると何の変哲もない光景ですが,ブルートレインが全廃された今となってはもう見ることが出来ない光景です。
7
スハネフ14 5 は未更新車なので,洗面台はオリジナルのままです。
(窓付き,仕切りなし,痰壺付き,自動水栓なし)
8
途中の熱海駅で(JR東日本~東海の境界駅ゆえに)機関士交代のために2分間の停車があるので,到着前に1号車に移動し,ダッシュで牽引機の EF66 の撮影を済ませました。
(19:33 着/19:35 発)
この日の牽引機は EF66 46 でした。
(続く)
タグ
関連コンテンツ( ブルートレイン の関連コンテンツ )
関連リンク
おすすめアイテム
[PR]Yahoo!ショッピング