寝台特急「富士」お名残乗車-後編 (2009/01/30)
投稿日 : 2022年03月30日
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翌朝は,5:15 頃にいったん起きました。
というのは,もうすぐ到着する広島で2分ほど停車時間があり,そこで朝食用のコーヒーを買うつもりだったからです。
5:21 に広島駅に到着し,ホームの自販機でホットコーヒーを購入し,「発車します」のアナウンスで飛び乗りました。
ただ,冬のこの時期だと5時台はまだ真っ暗ですし,まだ車内は寝静まっているので,私も再び布団に入りました。
6時ちょうどに朝の放送が入り,そこで再度起きて朝食を取りました。
(朝食用のパンは前日に東京駅で購入済)
朝食を取ってから,最後尾の12号車の特権を生かして,車掌室側の扉からしばらく景色を眺めていました。
こちらは,絶景で有名な戸田(へた)~富海(とのみ)間の車窓です。
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こちらは12号車の貫通扉の窓から撮影。
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下関駅に定刻の 8:32 に到着しました。
ここで東京駅からロングランした EF66 を切り離し,関門間の専用機関車である EF81 400番台へ交代します。
(下関~門司駅間の8分間のみの運用なので,ヘッドマークは省略されています)
この日の牽引機は EF81 411 でした。
下関駅での停車時間は6分間しかなく,その間に EF66 切り離しから EF81 連結までやるので,構図を検討して撮影している暇はありません。
とっとと撮影したら,近くの車両に乗り込みます。
次の門司駅までは8分間なので,12号車までは戻らずにひとまず4号車のデッキで待機します。
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門司駅に 8:46 に到着しました。
ここで再びホームの先頭に移動し,EF81 の切り離しと ED76 の連結の様子を眺めます。
門司駅ではホームの有効長の関係で機関車の先頭に近付けないのですが,幸い「はやぶさ」に連結する ED76 は機関車の逆エンド側にもヘッドマークを取り付けているので,忘れずに撮影しておきます。
この日の「はやぶさ」の牽引機は ED76 66 でした。
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門司駅で,前6両の「はやぶさ」と後ろ6両の「富士」を分割します。
8:59 に「はやぶさ」が先に出発します。
「富士」の乗客はホームで出発を見守ります。
「はやぶさ」発車後に「富士」牽引用の ED76 を連結します。
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門司駅を 9:10 に発車します。
途中,杵築駅で運転停車し,小倉駅を30分後に発車した「ソニック9号」に抜かされます。
別府駅に 11:04 に到着しました。
「富士」自体は次の大分駅まで向かいますが,私はここで下車しました。
この写真は別府駅で撮影したものです。
この日の牽引機は ED76 69 でした。
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別府駅で下車後,「竹瓦温泉」に入浴してから駅に戻り,別府駅 13:58 発の「にちりん13号」で宮崎空港駅へ向かいました。
「にちりん」号には783系が充当されていました。
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宮崎空港駅に 16:31 に到着しました。
宮崎空港から SNA062 便に搭乗して帰路に就きました。
今は「ソラシドエア」ですが,この当時の社名は「スカイネットアジア航空」です。
SNA 時代の塗装も,今となっては懐かしいです。
写真に写っている JA737E (B737-400) は2013年末をもって退役済です。
(以上)
これで,過去の旅行記の再アップシリーズは一旦終わりになります。
次は,今まで一度もブログ等でアップしたことのない,フィルムカメラ時代に撮影した乗り鉄の写真を掲載してみようと考えています。
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