外傷性くも膜下出血から1年

はい、こんにちは。
梅雨の蒸し暑い日が続いていますが、昨年の今頃、外で父が倒れて1年となりました。
意識を失い一時は命も危ぶまれましたが幸い一命を取り止めました。


しかし転倒の際に頭部を強打し左脳に大きなダメージがあり全介助が必要な状態で医師からは回復の見込はみないとの事でした。
そして退院後の施設探し、行政手続き、諸々のケアなどこの1年父の事を中心に動いていました。

最近になってコロナの影響も収まりつつあり10ヶ月ぶりくらいに施設での面会が叶いましたが、医師からの説明で分かってはいた物の目の前の変わり果てた父の様子に愕然としました。
身体の自由が効かないのもそうですが、言葉すら満足に交わせず記憶も感情も共有出来ない。

不謹慎とは思いますが、命こそ繋ぎましたが事実上は亡くなったも同然とすら思えます。


父の様な高次脳機能障害者の寿命について調べてみると健常者との寿命よりも大きく短くなっており、高齢になればなるほどその差は大きく78歳で発病した父は3年ほどが平均余命の様ですね。
75歳健常者と比べると1/3ほどしか余命が残されておりません。

父は長年の喫煙者で夜中まで暴飲暴食など不摂生を続けていた事もあって高血圧でした。
転倒した所を見ていないので想像になりますが、蒸し暑い夏の朝高血圧が祟って意識を失い手を着く事もなくバタンと頭から転んでしまったのかも知れません。

現在の父を見ていると頭を打つ事がどれだけ危険で不幸な事になるのかと思わずにいられません。
私ももう若くはありませんし家族に負担をかけたくないので同じ轍を踏まないように健康面には気を付けたいです。

しかしいつまで続くのだろうか…