
曇り時々晴れ。午前中は強い日差しもあったが、午後からは曇り空になる。
夜には、日付の変わる頃から雨になる。
朝6時前、階下のトイレへ行くと、その脇に、認知症の母が室内で履いてるスリッパが置かれていた。
画像は、左上がトイレ、右が洗面所兼脱衣所、左下が玄関や母の部屋へ続く板の間。
そして、母の和室の前には、トイレのスリッパが置かれていた。
入れ替えて履いてるのだ。つまり、
トイレのスリッパのまま室内を歩いて、自分の部屋へ戻ったのだろう。
本来なら、クイックルワイパーなどで、母がトイレのスリッパで歩いた範囲を拭き取るのだが、今朝は「もうええ」という感じになった。
ただ、トイレの前と、母の部屋の前だけは、アルコールティッシュで拭いておいた。もう気休めに等しいと思うけど。
トイレのスリッパには大きく「トイレ」と書いてあるのだが、母はその字が読めない事はない。以前ほどではないけど、テレビの字幕を読んでるし。
また、「オシッコ、どこでしたらええんや」とか「トイレどこや」とか言う事があっても、トイレのドアに「トイレ」と書いて貼ってあるので、それを見て「トイレと書いてあるわ」と安心したかのように言う事もある。
私が台所で夕食の準備中など、トイレの戸を開けると警報音が鳴るようにしてると、何度か母がトイレの戸を開けて、その警報音くで見に行く事がある。
「トイレへ入るんか」「オシッコするんか」と聞いても、そうでは無い。誰もいないので、他の部屋を覗こうと戸を開けてみるようだ。台所の戸はカギをかけてあるから、トイレの戸を開けてみる。
そこで、自分のイニシャルの書かれたトイレのスリッパを見て、ここに置いておくと、
「誰かに使われる」と思って、持ち出すようでもある。
私が見てれば、母のスリッパは、次回入る時に、履きやすいような向きで、目の前に置くようにさせてる。母は自分では右脇にスリッパを立てようとする事が多い。私のスリッパなどが左脇に立ててあるからだ。実際、母がスリッパを立てようとして「立てるな」と言うと、母は「みんな立ててある」と言う事もある。
しかし、そうして母のスリッパを立てておくと、今度入る時に、素足でトイレに入ってから履こうとしたり、室内履きのスリッパのまま入る事があるから、どうしても目の前に母のスリッパを置いておきたいのだ。
なんともならず、困ったもんだ。
次善策として、母のスリッパを持ちだしてもいいように、
トイレの床も、母のスリッパの裏も、綺麗にしておくべきなのだろうが、明け方など、私が寝てて、母が一人でトイレに入ると、必ずといって、便座に浅く座り、オシッコを前に大量にこぼして、それを確実に自分の右足のスリッパで踏む。
トイレに水を流すのに、便器の背後のタンクの右脇のレバーを右手で操作するのに、便器の前際に右足を置くから、ちょうど漏らしたオシッコを見事に踏むのだ。
今日は母がディサービス。朝が慌ただしい。
母を送り出したら、母の服やパジャマの洗濯。食器洗いと続く。
今日は曇り勝ちなので、母の布団は干さない。
土曜日は週に一度、母の部屋を含め、1階全体に掃除機をかける。
夕食はあぶりしめサバ。冷凍物を解凍して切るだけ。
野菜豆も袋から出すだけ。
汁物はマイタケ、エノキ、豆腐、ほうれん草を溶いた卵1個でとじる。
あぶりしめサバは半身×2で、母はあまり食べないだろうと少なめにしてある。
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認知症 | 暮らし/家族
Posted at
2012/09/22 23:59:04