ヒメカマキリ三度現れる

昨日の終日の雨のあと、今朝はいい天気。

新聞を取って、軒下の盆栽や鉢植えに水やりをして、家に戻ろうとした時、玄関前のタイルの上にヒメカマキリがいた。
しかも、足をそこに乗せる瞬間だった。あやうく、踏んでしまうところだった。



慌てて、カメラを取って来て、撮影した。
以下、同じような写真だけど、好きなヒメカマキリだから。


前回、10月23日に見たヒメカマキリとは異なる個体で、カマが茶色だ。（前回のは緑色）






この撮影の後、ヒメカマキリをモミジの盆栽の上に止まらせると、ずっとそこで日向ぼっこしていた。
それで、何か餌を与えようと捜すのだが、見つからない。
室内のミルワームは大きくなり過ぎてる感じだし。

そこへハエが。網で捕まえる。普段なら、汚いと触る事もないのだが、他に餌もないので、飛ばないように羽をちぎって、ピンセットで差し出すと、その瞬間に捕らえて、食べだした。


普通のカマキリは、どちらかというと鈍感で、目の前で餌を動かしても、なかなか反応しない事が多い。
あるいは、逆に怖がって、逃げて行ったり。

その点、このヒメカマキリはサイズに似合わず、勇猛果敢。
瞬時に判断し、跳びかかる。

勿論、相手が自分よりはるかに大きな人間だったりすると、サッと身を伏せたり、引っくり返って死んだふりをしたりする。

昨年、瓶で飼ってた時、瓶の中のコバエを目で追っていた。キョロキョロと顔を動かすのだ。
そして近くにきたら、サッと畳んだままのカマの関節（肘？）で挟み込んで捕らえ、食べたのを見た。
獲物が小さいので、カマの内側で捕らえる事は出来ないから、真剣白刃取りのように挟んで捕まえのだ。
運動神経も、普通のカマキリより発達してるように思える。

ちなみに、今日は他のカマキリの姿は全く見なかった。