PIONEER / carrozzeria TS-CH700A
センタースピーカーです。
別体のアンプ付きで、スピーカー本体は薄く、ダッシュボードに設置する事を前提に作られてます。
メーカーの商品解説ページは以下です。
https://jpn.pioneer/ja/carrozzeria/speaker/others/ts-ch700a
技術的には「HVT」と呼ぶ、水平方向のボイスコイルの動きを縦方向に変換する事で、奥行き(高さ)の無い形状で豊かな低音を再現し、上下両面から音を出す事で指向性のない音の広がりを実現した2ウェイのスピーカーです。
これは5.1chのサラウンド・システムのセンタースピーカーとしての用途なので、専用の出力端子があるナビなどに接続する事になります。
よって、限定的な利用になってしまいます。
アンプ付きなので、ハンズフリー通話の相手の音声を出したり出来ないかとか、かつて使っていたオンダッシュナビAVIC-XH009のように、モニター裏の小さなスピーカーからの案内音声が悪くて、このセンタースピーカーから音が出せたらよかったのにと思えてしまいます。
いろいろと利用価値がありそうなのに、あまり使えないのが実情です。
愛車には2020年にオンダッシュ化の改造をしたサイバーナビAVIC-VH0999を取り付けたので、
https://minkara.carview.co.jp/userid/253927/car/906723/6266242/note.aspx
このセンタースピーカーも画像のように同時に設置しました。
しかし、このセンタースピーカーを接続しただけでは鳴りません。設定が必要になります。
[メニュー]→[設定・編集]→[オーディオ設定]で、
[マルチチャンネル]を選択しておかなければなりません。
また一度は上記の設定からさらに、
[セッティング1]または[セッティング2]で
[スピーカー設定]を選んで、「センタースピーカー」を[SMALL]に設定しなければ、初期値は[OFF]です。([LARGE]は不向き)
同様にサブウーファーを接続していても、ここで[ON]にしなければ鳴りません。
https://minkara.carview.co.jp/userid/253927/car/906723/1596174/note.aspx
しかも、この設定はナビへの常時電源が切れると、消えてしまいます。ですから、バッテリー交換などで、常時電源が落とされると、いつの間にかセンタースピーカーは鳴らない状態になってしまいます。
ヘッドレストにマイクを取り付けて、車内の音響特性を自動補正する「AUTO TA&EQ」の設定値も常時電源が切れると消えてしまいます。
これは1DIN+1DINの2つに分かれてるVHだけなのかもしれませんが。
さらに、このナビからの5.1ch出力(センタースピーカー出力)はこの0999が最後になったみたいです。
現在の他社のナビでも、この5.1ch出力は絶滅状態で、かろうじて三菱DIATONEの2021年のナビに5.1ch再生機能があるものの、センタースピーカーの出力端子は無いみたいです。
現在のナビはもっぱら車内でYouTube等の動画配信を再生する事に注力されてるみたいです。
その5.1chのDVD再生は、現状で私も車内ではしてないですし、持ってるのはブルーレイ(Blu-ray)ばかりで、それは愛車のナビでは再生出来ないし。
通常の2chの音楽も「Dolby Pro LogicⅡ」の機能で「MOVIE」「MUSIC」「MATRIX」を選択してサラウンド再生が可能です。
この方法で、MSV(ミュージックサーバー)などの音楽を再生するのが、センタースピーカーを鳴らす唯一の方法なので、使ってるのですが、確かにボーカルなんかのセンター定位がよく感じられます。
でも、なんか2チャンネルモードのほうが音がいいように思えるのです。
昔々、小学生の頃、同級生の母親が運転する車に乗せてもらった時(当時、家には車は無かった)、そのセダンの後部座席に座った状態で、後方からも聞こえて来る、包み込まれるような音に凄く感動したのが忘れられません。
当時のはサラウンドでは無い、普通の2チャンネルだったハズですが、そんな音場空間の再現に今も憧れてはいるのですが。
このオンダッシュ化の改造ナビAVIC-VH0999にしてからは、パワーアンプを別に使ってスピーカーを駆動してます。
https://minkara.carview.co.jp/userid/253927/car/906723/6277127/note.aspx
他のスピーカーは以前と変わっていないので、
https://minkara.carview.co.jp/userid/253927/car/906723/1593885/note.aspx
前のナビが2006年のオンダッシュモデルAVIC-XH009+DEH-P710ですから、
https://minkara.carview.co.jp/userid/253927/car/906723/3919016/parts.aspx
今のほうが音もよくなってるハズなのに、旧システムでの音の感動や高揚感が、今のシステムではまだ体験出来て無いのです。
いろいろ設定や調整ばかりで、まだ十分に使いこなしていないという事も言えるのですが。
サラウンドではdtsに対応したDEQ-P9
https://jpn.pioneer/ja/carrozzeria/car_av/car_av_others/deq-p9/
を使ったシステム構成のほうがいい音がするという話もあります。
もちろん、このDEQ-P9も2004年発売の大変古いもので、中古で入手するしかありません。
ここで紹介したTS-CH700Aを鳴らす為に、マルチチャンネルモードで音楽再生をして来ましたが、今後、2チャンネルモードでしばらく使ってみようかと思ってます。
定価 25,000 円 購入価格 19,440 円 入手ルート ネットショッピング(楽天市場)
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