世間ではGWでありますが、朝夕会社に行ってるワタシ。とはいうものの、日中はフリーなわけで、ちょっと無理して上富良野にある“土の館”へ行ってきました。
8:30に苫小牧を出発。三笠を経由して富良野へ。

三段滝公園でトイレ。

富良野に入ったら、ワインハウスを訪問。

さらに北上して、今回の目的地である、土の館に到着。ここは、スガノ工機というプラウ屋さんのトラクターコレクション。日本唯一の、トラクター専門の博物館なのです。
北海道は大規模経営の農家が多いので、自然と輸入車が多いのですが、井関や久保田といった国産車も展示しています。

インターナショナルハーベスター。フロントトレッドがやたら狭い。

ドイツのトラクター。メーカーは失念しましたが、フロントの枠に荷台が取り付けられます。

井関と久保田。当初はこのような小型車からのスタートでした。

デイビッド・ブラウン。イギリス車で、高級車で有名な、アストンマーチンのスポンサーでもあります。トラクター屋が乗用車を扱う例は、イタリアのランボルギーニが有名ですが、アストンもそうだったとは知りませんでした。

なんとポルシェのトラクター。しかもエンジンはまさかのディーゼル((((;゜Д゜))))

三菱重工のトラクター。現在でも小型車を販売しています。

北海道民ならおなじみのジョンディア。ヤンマーが輸入元でした。小型車は自製し、大型車は輸入するのがお決まりのパターン。

フィアット。道央圏ではほとんど見かけませんでしたが、ランボルギーニと並ぶ、イタリアの有力トラクターメーカー。

フォードソン。 かつて農家をやっていたおじさんの家もフォードでした。 フォードのトラクターは北海自動車が北海道地区の代理店で、シェアも圧倒的。その流れでフォードの乗用車も扱っています。

アメリカの蒸気トラクター。元々カナダにあったらしい…。機関車並みに巨大。

米軍払い下げジープにプラウを取り付けたモノ。トラクターが普及する前は、客貨兼用としてこのような方法で田畑を耕していたとのこと。

小松の農民車。これも客貨兼用の例。ただ、利便性はジープにかないません。

芝浦のトラクター。これが国産初のモデルとのこと。トラクターというよりは自走式耕運機という表現がしっくりきます。

東急くろがねのトラクター。倒産寸前に発売されたもので、エンジンはくろがねベビーに搭載していた水冷エンジンを転用したもの。コストダウンとはいえ、空冷の汎用エンジンを搭載するのも当たり前だった小型トラクターにしては贅沢な設計です。

トラクターディーラーのノベルティグッズ。農家のご子息はこれにまたがって父の背中を見るのです。

プラウ屋さんなので、プラウも展示しています。
時間がなかったので、正味30分くらいしか滞在できなかったのが残念。改めて訪問したいです。ここから再び南下。桜のきれいな場所を見つけました。

今回のベストショット(*・ω・)ノ 中富良野神社の境内にて。
さらに南下して、かなやま湖に立ち寄ってみました。

ただ、ここに来たことによって、帰社時間が大幅に遅れるハメに(^_^)ゞ 最後はR-2にそうとう負担のかかった走りをしてしまいました。
それにしても、土の館は面白かった。北海道遺産にも登録されている施設なので、訪問する価値はありますよヾ(o´∀`o)ノ
Posted at 2014/05/05 23:40:52 | |
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