車高調サスペンション フロント交換編-3
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
さぁ取り外しに成功しました。
まずは比較から。
とにかく驚いたのは、長さがまるで違うことです。本当に適合品なのか心配なくらいです!
でも、ご安心下さい。大丈夫です!バンプのストロークが非常に短いため、丁度いい程度になりました。
取り付けに当たり、調整、加工などを中心に説明します。
2
まずはブレーキラインホルダーです。
シリンダーが太く全く合いません。
ペンチで広げて合わせるも、元々のビスでは全く届きませんのでステンレス針金で応急処置をしました。
(ずっとそのままかも!)
3
次はブラケットです。
写真のようにそのままナックルははめると、ネジに干渉してしまいます。
プライヤーで注意深く広げて合わせました。
以外と柔らかい素材なので、広げる作業は慎重に行って下さい。
4
ショックアブソーバーの全長を調整します。
これは悩みました…。
とりあえずあてずっぽで、ノーマルよりも70mm短くして見ました。
結果はノーマルとほぼ同じ車高になりました。(取り付け直後の測定なのでしばらくすると少し沈むと思います)
この時のプリロードはゼロです!
(プリロードについては後述)
この付け根側(スプリングじゃない方)を調整するには、ナックルから外す必要があるので最初にバシッと決めたい物です。
私は4時間かかりました!汗
171216追記)
取り付け後もナックルから外さずに調整出来ることが分かりました。その方法は後日掲載します。
5
19/1/21追記:説明にかなりの誤記がありました。見直ししました。
次にプリロードの設定です。
プリロードとは分かりやすく言うと、アブソーバーに何も荷重がかかっていない(伸びきった)状態でスプリングにどれだけ負荷がかかっているかを数字で表した物です。
プリロード0(ゼロ)は、写真のような状態でスプリングが丁度ゆるゆるしないくらい調整ダイヤルを締め込んだところです。
ここから緩めるとプリロードマイナス、締めるとプリロードプラスになります。
プリロードをイジる主な目的は、アブソーバーのストロークセンターポジションコントロールと私は理解しています。プラスにする程ストロークセンターポジションが上がります。
車高を下げた時にバンプでタイヤが干渉しない様にする場合はセンターポジションを下げて(プリロードマイナス)縮み側のストロークを減らした状態で全長調整式機構で車高合わせます。
あまりマイナスにし過ぎるとショックアブソーバーがバンプラバーにしょっちゅう当たるため痛めたり、乗り心地も最悪なのでご注意を!
今回はゼロで設定し様子を見ます。
因みにこの写真はノーマル車高時の設定です。(850mm)
最後にロック用のダイヤルをしっかり締め付けて下さい。これは、車載してからの方が良いです。また、しばらく走行した後に面倒でも緩みが無いか確認を必ずして下さい。
6
その他の加工ポイントです。
ライトのレベライザーが車高が下がることから、上に上がってしまいますので下に穴を開けて若干ですが調整をしています。
また、右側のラインがホルダーに合わな為ビニテでブッシュ代わりにしています。
7
取り付けは基本的に逆の手順です。
取り付け直後の写真が下になります。上はノーマル時の写真です。
まだリアがノーマルなので尻上がりの為、フロントリップがかなり低くなった感じです。
車高は350mm下げています。
しばらく近所を走行しましたが、プリロードゼロでもタイヤは全く干渉しませんでした。
減衰力も24段階ありますが、一番ソフトにしても全く問題なしです!
ソフトの時は乗り心地も良かったです。
一番ハードはさすがにガツガツという感じですが、これはこれで私的には良しです!
まだ、フロントのみですが購入して良かったです。
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