ATFストレーナー交換

前回、ドレンからATFを抜いて本当に調子が良くて、このままでもと悪魔が囁くんですが…
ストレーナーとそのガスケットを買っていたので猛暑の前に交換していきます。

ストレーナーとガスケットの品番はこちら。
パンは液ガスです。

前回から約750km走行後のフルードを排出。

ミッションのメンバーが邪魔してパン後方のボルトにアクセス出来ません。

前方からの写真。
外さないと〰️。

メンバーは左右4本ずつ、17mm。
メンバーにジャッキ。
ミッションマウントを取るとミッションとトランスファ、ペラシャが落ちる為、トランスファにもジャッキを当てています。
こちらは、ドラムジャッキ(ミッションメンバー)

ミッションマウント14mmのボルト。
トランスファのジャッキで上下調整しながら、バールで抜きました。

パンは、10mmのボルトが19本。
液ガス接着ですので全部取っても大丈夫です。

パンカッターとハンマーで、液ガスを切り離します。

ぶれてますが、カッターをコンコンと叩きながら。
無理に外すとパンが変形します。

ゲージパイプが邪魔でしたが、パン剥離完了。
液ガスが赤液ガス。
以前にも、パンを剥離している？可能性があります。
←がストレーナー。
鉄粉が薄く付着。

ストレーナー分離完了。
8mmのボルトが10本くらいでした。
少しATFが出てきます。

外したストレーナー。
異物はありません。
細かな鉄粉を吸着させていました。

外したパン。
磁石に細かな鉄粉。
パンの底に鉄粉、異物はなし。
メッキ面も見えてきれいな状態を保ててました。

内部近景

車体側ゲージパイプにOリングがありましたので、手持ちのパッキンで交換。
サイズは9.8x1.9mm(内径？)の物と交換しておきました。

車体側、液ガス除去。
オイルストーンとパーツクリーナーで清掃。

排出したATF。
750kmにしては汚れています。
細かな鉄粉も確認。

排出量は6.3L
全量が7.5Lですので80%以上排出。
前回より臭いはありませんがココア色。
裏からライトを当てても透過せず鉄粉が多い模様。

排出フルード近景。

使用フルードは前回と同じアポロステーションATF。
排出量と同じ6.3Lを注入。

使用する液体ガスケットはこちら。
ドライブジョイ

純正の磁石が弱い為、手持ちの磁石(丸い物)を7個追加しました。
液体ガスケットは、漏るよりはと思いやや多め。内部にはみ出さないように、外側にも塗布

昼食を挟みながら、液体ガスケットの硬化を待ち約2時間後にATFを注入。
注入は、ゲージパイプから。
ゆっくりと注入。

ATのチェックランプが消えてから、各レンジに10秒ずついれてを3工程。
交換距離
ODO:283,695km
試走感想
振動が減り加速もスムーズです。
ミッションマウントのゴムを補修したのも影響があるのかもしれません。(別の整備手帳でアップします)
ドレンから抜いて排出量を注入も難しくないので年1回でも良いかと思いました。
最後までご覧いただきありがとうございます。
今回も工場長Jr.が汗だくで加勢。
ありがとう☺
追記　試走後(フルードH)で、ゲージ上限より2〜3cm上に。入れ過ぎなので、ATF入庫次第、排出して量を調整して通常ルーティン(年1？)に戻します。