
26日に行われた
モーターファンミーティングin筑波サーキット。
ほとんどSUPER GTに参戦するグッドスマイルレーシングが主役でしたが。
今回はそのイベントについて綴りたいと思います。
同時開催でP2駐車場にて行われた痛車ファンミーティングについては、別の日にupします。
薄目な話しか出来ませんけどね。
さて、昨年も行われたこのイベント、去年と同様に下道で行きました。
朝早い&日曜だっただけに、終始快足で予想時間から30分早くに着けました。
今回の目玉はやはり2017年ver.の装いとなったメルセデスAMG GT3。
先週に初お披露目となり、私が生で見たのはこの日が初めてでした。
ということで、パシャパシャ撮ってました。
今年はグリルも緑色に塗ってあります
暖めるためにエンジンをかけるとそのマシンの周りに人が集まるという光景。
ここではマシンがアイドルです。
去年はAMGのシェイクダウンでエンジンが中々かからないということがありましたが、今年は準備段階からエンジンを響かせていました。
プライベーターと言いつつ、歴代マシンを大事に保管しているGSR。
動かすのはAMGだけではありません。
メルセデス AMG SLS 15年参戦車両
BMW Z4 GT3 14年ver.
BMW Z4 GT3 11年ver.
動かないながら、初代参戦マシン魔改造Z4
基本的にチャンピオンを獲ったマシンを動態保存しているとのこと。
「じゃあSLSは?」というと
「売り逃した」とのことです。
2000万円から売ってくれるそうなので興味のある方は安藝さんまでw
10時からステージ上でオープニングトーク。
この時、ドライバーの谷口さんと片岡さんはAMG 45オーナーのドライビングレッスンをしていました。
安藝さん曰く
「別ギャラでアルバイト中」とのことw
可夢偉さんや市販のメルセデスAMGの同乗走行抽選会が行われました。
私は見事に外れたけどね!
くじ運悪すぎですorz
12時からコース上でスタートセレモニー開始。
谷口さん、片岡さん、可夢偉さん、右京さんがGT3マシンに乗って慣熟走行を10LAPほど行いました。
この日、初めてGT3マシンに乗ったという可夢偉さんは動きを確かめるようにややスローペース。
「バックギアどうやって入れるの?」という所から当日始まって操れるのだからそれだけで凄い。
ちなみに、前日にヨーロッパから帰ってきたとのことで、もし飛行機が飛ばなければ間に合わなかったらしいですw
この日のメインイベントの一つ、谷口さんがAMG GT3を使っての筑波タイムアタックの前には片岡さんも交えてトークショーも行われました。
そこでは何故か「あそこ(出店)にあるわさびチャーハンが気になるんだけど」という流れからスタッフが急きょ買ってきてステージ上で試食する一幕も。
他にも右京さんへの悪口(心配?)を言っていたら当の本人がやってきてトークに加わったり(予定外)となんかもうフリーダム。
タイムアタックについては、実は先の慣熟走行で既にZ4で出したタイムはおろか、14年前に土屋圭市さんがARTA NSX(GT 500)で出した51秒875のタイムさえブレイクしていたことが判明(51秒8)。
後は自分との闘いとなった谷口さんは「いやぁ、どうだろう」と弱気なトーク(完全に演出)。
本番が始まると数周すれど53秒台が続く様子に片岡さんや可夢偉さんが「これマズイやつじゃない?」と雲行きが怪しくなります。
情報が一切入ってなかったらしく、タイヤがユーズドかニューかさえわからなかったそう。
一度ピットインしてタイヤを履き替え(ユーズド→ニュー)再びアタックすると、すぐさま記録を更新。
51秒496というタイムを出しました。
近年、GT300は過去のGT500並と言われてますが、それを証明する結果となりました。
コース上でのイベントとして、可夢偉&右京、谷口&片岡のコンビでスペシャルバトルエクスペリエンスというのが行われました。
SLSとZ4に助手席を付け、お客さんを乗せてドライバーがバトルしながらサーキットを回るというもの。
乗った方のブログ&車内の動画を見ましたが、映像だけでも伝わる迫力。
トークショーでは可夢偉さんと右京さんの元F1ドライバーコンビもありました。
この中で今年のF1は大きくレギュレーションが変わったけれど?という話に。
タイヤがワイドになったけど、実は接地面積自体は今までと同じなのでグリップはあまり変わらない。
ダウンフォースとエンジンが変化の大部分を担うのではとのことでした。
余談ですが、マクラーレンホンダ、テストでトラブル続出してますね。
空力のチェックもしなくちゃいけないというのに中々やばそうな感じですw
最後は初音ミクGTプロジェクトドリームレース。
四台のGTマシンが10周のガチバトルを繰り広げるメインイベント。
グリッドとドライバーは上から

片山右京 14年Z4
小林可夢偉 11年Z4
片岡龍也 SLS
谷口信輝 AMG
そして最新マシンということで、谷口さんは10秒遅れてのスタートというハンデつき。
安藝さんから「最悪、他のは壊れてもドライバーが無事ならいいけどAMGは今年使うんだからね!テストとかあるんだからね!」と谷口さんへ念押し。
5分のウォームアップを終えてスタート直前インタビューで谷口さんから衝撃発言
「ガソリン足りないかもしれない」
そんな不安を抱えつつレーススタート。
スタート順通りで右京さんがトップを守ります。
数周後、SLSの片岡さんがZ4の可夢偉さんを捕らえて2位へ浮上!
このまま右京さんを食うか!?
と思いきや
最終コーナー前のストレートでまさかのスローダウン
そのままピットに入ってしまいます。
原因はどうやらバッテリーが上がってしまったとのこと。
片岡「電気代払っといてよ!」
残り3台となったレースは谷口さんが最新マシンと現役GTドライバーの実力を見せ、二人を抜き去りトップへ。
実況席からは「監督相手なのに全然遠慮がない」との声。
その右京さんは谷口さんから離されながらも、可夢偉さんのギャップは段々と築いていきます
(こそ練の甲斐あった?)。
メインストレートで土ぼこりを上げながら疾走する神風右京

本気スイッチ入っちゃってますw(技量とカメラスペックが足りない(´・ω・`))
ちなみに右京さんの中のレベルは「SKKK」なるものがあるらしく
S そよかぜ
K かみかぜ
K キチガイ
K 片山右京
だそうです
そしてファイナルラップ。
最終コーナー前のストレートでなんとAMGがスローダウン!
これは演出か!?と思いきや、そのまま
右京さんが抜き去りトップチェッカー!
続いて可夢偉さんがゴールで2位。
谷口さんはチェッカーを受けたもののピットロード出口付近で車を止めてしまいました。
谷口「ガソリン代払っといてよ!」
本当にガス欠なのかはたまた演出なのか。
しかし完全にエンジンを切ってスタッフが手押ししていたのを見るに、マジっぽいような?
そんなレースを終え、フィナーレを迎えた初音ミクGTプロジェクトファン感謝祭。
11年、14年とチャンピオンを獲っているので、流れ的に次は17年、そう、今年!
是非チャンピオンを獲ってもらいたい!
そんな思いを胸に秘めるだけでなく、目に見える形で伝えられるのが「個人スポンサー制度」。
よく谷口さんが「アレをアレして」というのは、そういうことですw
3000円から出来るのでさぁやってみよう!(ダイマ)
帰りも下道でしたが、ほぼほぼ渋滞もなく、快適なドライブでした。
マフラー新調していい音するし♪
非常に楽しい一日となりました。
では、長々とここまでお付き合い頂き、ありがとうございました~。