レカロRMSのポジション変更及び5点式3インチベルトに換装。
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
レカロRMSに換装し、シートポジション確認の為、とりあえず阿讃サーキットに走りに行きました。
アタリマエだがホールド性はSR-3より格段に良く、車の挙動も比べ物にならない程把握しやすく、ワタシのアイポイントも低くはなったのですが、以前より背もたれが起き気味で、ハンドル位置が近いので、もう少しヒップポジションを下げてシートの角度を寝かしたいと思います。
サイドアダプターとシートの固定は、前側が一番下のホールを、後ろ側はハンドルのセンターに合わす為、車体中央(左側)に10ミリオフセットさせる事を優先させた為、ベースフレーム(シートレール)やその固定ボルトが干渉する為下げる事が出来ず、しかたなく下から二番目の穴を使って固定していました。
今回は、この後ろ側の一番下を使えるよう考えていきます。
2
サイドアダプターの固定方法は、ベースフレーム下側からM8キャップボルトを通して6ミリスペーサーを間に挟み、フランジナットでアダプターを固定する。
が、純正のボルトは30ミリと長い為、締めてナットより出た分がシートに干渉する。
なので、30ミリを18ミリに交換するとギリ干渉しなくなり、とりあえず一番下のホールで固定する事が出来る。
しかし、シート下部は前後方向の真ん中辺りが一番下がっていて、今度はそこがベースフレームに干渉する為、前側は一番下で固定する事が出来ない。
結果的に、後ろ側を一番下に下げるなら、前側は1つ上げないといけない訳です。
*あくまでも、GYアテは、ですので。
3
と、言う訳で、
前側を上げる必要があるのですが、ワタシ的にはシートの角度を寝かしたかったので、むしろ調度良い!
の、ですが、ここでも問題が。
シートを寝かす、と、言うことは、必然的に前側は上がるので、フトモモ裏のサポート(サイサポート)の当たりが強くなり、足がくの字に曲がり過ぎてしまうのでペダルワークに支障が出てしまうのだ。(要は足が届かなくなるw)
解決策は、
①シートを前に寄せる。
②足を長くする。
③サイサポートを薄くする。
①は少しでも重量物(ワタシ)を後ろにしたいので出来ればしたくない。
と、すると、②の足を長くする。のが一番理想的なのだが、、、言わずもがなw
じゃあ、③のサイサポートを薄くする。しかない。
んが、RMSはISFパッドと言う、モナカ状の一体モノなので削る事は出来ない。
しかし、レカロのアフターパーツで薄型のサイサポートが売られているので、しかたなく追加で課金して交換する事にする。
て言うか、はじめから薄型を付けてくれてりゃいいのにね(ヽ´ω`)
まあ、不満はさておき、、、しぶしぶ一諭吉ちょっと課金して手に入れたモノはパッとみてわかる位薄く、ペダルワークは良好に。
4
紆余曲折、ツラい課金もありましたが、シートの固定位置は、前側が下から二番目、後ろ側が一番下で落ち着きました。
ヒップポイントが、1つ分(17ミリ)下がった上、少し後ろに倒れる様になったので、アイポイントは更に低くなり、ワタシの理想的なポジションになりました!
5
ほぼBピラーの真横に頭が来る感じで、FC乗ってた遥か昔を思い出しました(´ω`)
これで、かなり重心も下がったと思います。
お次は、2インチのシートベルトを、3インチのシートベルトに換装します。
SR-3はシート背面のベルトホールの幅が狭く、やりようによっては3インチも入らない事は無いが、外したり通したりがめんどくさいので、しかたなく2インチを使っていた。
で、RMSはベルトホールも大きく、3インチでも通し易いし、当然股ベルトのホールもあるフルバケなので、換装ついでに5点式が付けれる様に加工します。
6
今までの4点式分は既存のアイを使いますが、5点目のアイボルトは新規で取り付ける必要があります。
専用のアイボルトとそれ用のバックプレートを購入して車体に取り付けます。
*ちなみにシートベルト用のアイボルトはホムセンとかには売ってない。
JAFの取り付け位置だと、シートのホールより前側にアイボルトを取り付けるようになっているのだが、ワタシのシートポジの位置関係上、その位置には取り付けが困難なので、ベースフレームの後ろ側辺りに取り付ける事にした。
7
シートは左にオフセットしているので、ベースフレームを基準にせず、シートの中心線を基準にフロアに穴をあけた。
バックプレートに防水の意味でコーキングを盛り、フロア下よりアイボルトと厚目のワッシャーにて室内から締め込む。
そのアイボルトに股ベルトを固定、シート下部のベルトホールに通す。
イメージ的に、5点式はキンタ○がイタそうなイメージがあるが、走る時は常にキン○マに当たっている訳ではないので、問題はナイ(ワタシは)
んが、クラッシュの際はどうなるかはわからない(^^;
しかし、6点だとしても、キ○ンタマを避けるように股間に常時当たっている訳ではナイので、クラッシュ時のポジいかんではどうなるかわからないしね。。
そもそも股ベルトの役割は、クラッシュ時に腰ベルトがずり上がって、身体がベルトの下に潜り込む"サブマリン現象"を防ぐ為に、腰ベルトを下に引っ張っておくのが目的なので、キッチリ締めていれば腰が動かないので大丈夫なハズである。
ちなみにワタシの場合、RMSの股ベルトのホールは、○ンタマより少し前にあり、けっこう余裕があるので後ろ側から通しても当たりがキツくならないが、シートや体格によっては、当たりがキツい場合もあるので、ベルトホールより前側にアイボルトを設置した方が良いかもです。
8
ベルトの締め方の手順は、
腰ベルトを骨盤に当たる様にキツく締める。
股ベルトをバックルに固定する。
肩ベルトをバックルに固定し、思いっきり締め上げる。
この時、腰ベルトがずり上がらない事を確認し、ずり上がる場合は股ベルトを増し締めし、絶対にずり上がらないよう再度調整する。
ちなみに、緩める時は、肩ベルトを緩めてからバックルをリリースしておくと、次回装着時がスピーディーに。
腰ベルトを毎回緩めるのが面倒な人で、キツくて左右腰ベルトを固定し難い場合は、シートを下げてバックルに固定後、シート位置を合わすと早い。
ちなみに、股ベルトは後ろ側から通した場合だと、シートを下げた状態で腰ベルトと股ベルトの3点を固定可能だが、前側から通した場合は、シート位置の調整後でないと固定出来なくなるので注意。
と、言う訳で、シート関係は完了!
あと、気になるのは、ハンドルの高さ。
サーキットで付け替えるハンドルには、スペーサーを入れてるので前後位置は良いのだが、ワタシの体が低くなった分、相対的に高くなったので、もう少し下げれる様にチルト機構を加工しないと。
まあ、それは次の整備手帳にて。
1ヶ所変えると、あそこもここもと、もぐら叩きのように出てくるねぇw
と、言う訳で、次回は、ハンドル位置を更に下げる方法です。
では、(^^)
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