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CM52の愛車 [BMW 3シリーズ セダン]

整備手帳

作業日:2019年11月9日

ラジエター交換

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

中級

作業時間 3時間以内
1
【冷却水不足!】

電動ウォーターポンプ、サーモスタット交換から3週間。車は絶好調だったのですが数日前会社から帰宅するときに「ポーン♪」冷却水不足の警告が表示されましたToT

すぐに車を止めて地面を確認すると確かに水が少し漏れた後がありました。
ただ、ウォーターポンプとは逆の車両左側です。漏れは少しだったのでトランクに常備している水道水を補給してなんとか自宅まで回転を上げないように帰りました。
2
【漏れ箇所特定】

帰宅して確認すると、ラジエター左下にあるドレンプラグ周辺から冷却水が漏れているように見えました。

「これ位ならラジエター交換しなくて済みそうだな♪」

ホッとしたのもつかの間、よく見るともっと上のほうから水が漏れた後があるじゃないですか!

エンジンをかけて目を凝らして見ていると、ラジエター左側の本体と樹脂の継ぎ目から漏れていました。ラジエター交換確定ですT_T 

調べてみるとこの位置からの漏れはあるみたいですね..

【ラジエター水漏れ防止剤はどうなの?】

漏れが大量ではなかったので考えましたが、BMWで漏れ止めを使った車のヒートエクスチェンジャの分解した写真をネットで見たら内部はヘドロのようなものでグチャグチャになっていました。

確かに漏れは止まりそうですが、どこかで冷却水が詰まってオーバーヒートの可能性があるそうなので、絶対にやめたほうがいいと思いました。写真を見ればその危険性に納得です!
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(3)【部品手配】

今回はラジエター本体とロアホース、半年前に交換済みですが念のためにアッパーホースも用意します(前回無理やり押し込んだので^^;)。ホースはいつものマイレ製、ラジエターはクーリングショップ ドットネットで注文しました(激安ですが質は悪くなさそうです。18ヶ月保障!)
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(4)【事前準備】

ファンシュラウド取り外しまでの手順は「電動ウォーターポンプ・サーモスタット交換①」と同じなので割愛します。

1.15番のアッパーホースを外します。接続は4箇所(ラジエター、エンジン、ヒーターバルブ、エア抜きライン)ラジエター接続箇所は付けたままでも良いと思います。

最初ラジエター接続箇所だけ外しましたが途中でホースが邪魔になったので結局全部外してしまいました。18番のエア抜きホースもエクスパンションタンクから外してしまった方がやりやすいです。

2.AT用のヒートエクスチェンジャから来ているホース23番を外します。ホースの近くのT25ネジ(25番)を外してからホースを外します。これは簡単に抜けます。ついでに24番のパッキンも変えたほうが良いと思います。

3.16番のロアホースを外します。サーモスタット接続箇所だけ外しました。ここは外しにくいですが3週間前にサーモを交換したばかりなので楽でした。逆にラジエター接続箇所を外すのはかなり難しいです。プロの方もほとんどサーモ側だけを外して、ラジエターとロアホースを一緒に取り出しています。試しに外そうとしたらラジエター本体の樹脂部分が凹むのでこれは無理だと思いました。強引に引っ張れば確実にラジエターを壊すでしょう。

4.ロアホースの下に少し細いホース(多分28番)があるのでそれも外します。

これでラジエターを取り外す準備が出来ました!
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(5)【ラジエター取り外し】※写真は取り出し後

1.ラジエター上部両端にあるT25ネジを外します。

2.ラジエーターサポートからエンジン側に向かって引き出し、次にエンジンルームから引き上げて取り出します。エアコンのコンデンサーを傷つけないように注意!
(私は強引に引っ張り出したのでフィンを少し傷つけてしまいピックアップツールで補修しました)

3.取り外したらラジエター底にある2つのファンシュラウド用ホルダーを外します。(外したのですが、私が購入したラジエターには元から付いていました)

<補足>

ATヒートエクスチェンジャが邪魔だと思ったので、奥に押し込み大きなインシュロックで固定しておきました。気をつけないとこいつがラジエターを取り付ける際にフィンを破損させます。
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(6)【ラジエター取り付け】

新しいラジエーターを傷つけないように慎重にセットします。ラジエター両サイド中央より少し下にフックが付いているのでかみ合うように取り付けます。嵌ると感触でわかります。

最初なかなか嵌らないので良く見たらエアコンのコンデンサーがフックから外れていました。おかげでラジエター3回くらい出し入れしました..

正しくセットできたら上部両端のT25ネジを締めます。
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【純正ラジエターとの違い】

冷却水を抜くドレンプラグ。純正はコントロールスリーブとドレンプラグの2重構造になっていますが、社外品はコントロールスリーブそのものがプラグになっていました。

純正のスリーブごと移植しようと思いましたが不可でした。これから水を抜くときはこのデカいプラグを抜くことになりました^^;

MT用(短い方)も付属してました。ATヒートエクスチェンジャへ水が流れないようになっています。
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後は各ホース、ファンシュラウド、エアクリーナーケース等を元通りに付けます。

各部をチェックした後エクスパンションタンクに冷却水を入れ、整備手帳の「電動ウォーターポンプを使ったエア抜き手順」
https://minkara.carview.co.jp/userid/2764216/car/2355356/5278642/note.aspxを行います。冷却水が減っていたら足してください。

エンジンをかけて漏れがないか確認したら終了です^^

【今回購入した部品】

・ラジエター(CoolingShop.net)
 純正品番:17117559273 実質約\15,000
・ラジエターロアホース(MEYLE) 
 純正品番:17127564478 \6,600
・ラジエターアッパーホース(MEYLE)
 純正品番:17127531579 \5,200

※水回りは直しても他から漏れ出すと言いますが、次はどこだろう^^;

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この記事へのコメント

2019年11月12日 7:43
僕とよく似たところからもれてましたね。
コメントへの返答
2019年11月12日 9:15
そうでしたか、車種問わず結構漏れやすい箇所なんですかね^^; 
2022年4月10日 13:30
こんにちは。
私の車は、11年経過走行5万キロでLLCを1度も交換していません。車検時添加材を入れますが、冷却系故障予防のためLLCを交換したほうが良いですか?よろしくお願いします。
コメントへの返答
2022年4月10日 22:39
こんばんは。冷却水漏れは主に熱による樹脂パーツの劣化が原因で起こると思いますので、個人的には現状問題なければそのままでも良いかなと思います。(もちろん予算があれば交換しても良いと思います)

あとは日ごろからエンジンルームをチェックして、配管回り特にアッパーホース周辺に白く冷却水漏れの跡が無いか確認、危なそうなら部品交換(予防整備)されるのが良いと思います。
2022年4月10日 23:40
タイヤ館の社長曰く、クーラントブースターを入れておけばいいですよ。どれほど信憑性があるか分かりませんがLLCを交換は延期します。

話変わりますが、先月京都まで旅行しましたが静岡県の国道は高速のようでびっくりしました。私が知る限り日本一かも知れません?

ありがとうございました。
コメントへの返答
2022年4月11日 0:09
そういえば私のE90はトラブルが起こるまで11万キロLLC無交換でした..

私は浜松市在住ですが高速道路のような国道といえば長い直線の浜名バイパスが思い当たります、確かにあそこは高速道路と変わりません^^;

プロフィール

CM52です。DIYが好きで消耗品交換、パーツ取り付け、修理等、基本的に自分で整備しています。よろしくお願いします。
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