5月下旬まで隔週の出勤休みの繰り返し、GWは16連休でステイホーム。やることも尽きたので止めてしまったGT SPORT カーリバリーを再開しました。公開デカールは残して、自分のみが使用した未公開デカールを処分削除して登録限度数に達した状態から大幅に空を作りました。これまでの公開カーリバリーは自分も含めて使ってくれている他の方でも問題なく使える(完成したカーリバリーは一枚ごとにデカールを読み込むのではなく、複数のデカールを一つのデザインとして完結され読み込みます。)のですが、これで自分では再編集はできなくなりました。
(GT7に移管させました。yuru 又は camp のキーワードで探せます。)
作成したのは、ゆるキャン△実写ドラマ版。
アニメ版の痛車は数多く作られていたのですが、実写版のカーリバリーは無かったので作ってみました。
通常では画像取り込みカーリバリーは完成するまで1ヵ月間くらいかかるのですが、10日間で仕上がりました。
で、今回は作成の仕方も少し公開します。
当然ですが、画像ファイルがそのまま貼れることはできません。画像ファイルからSVGファイルに変換しなければいけないのですが、一枚につき15KBまでという制限があります。ワンクリックで変換できるというわけでもない。
変換するには、AdobeのIllustratorで右の画像トレースの設定値を弄って何とか規定容量以内に収めなければいけません。
変換するとこうなります。初期貼りに使用するので、これくらいでOK
変換したSVGファイルを、デカールアップローダーで登録して貼り付けていくのですが、塗り潰さない程度の単一カラーのシルエットをベースにして、それを目安として貼り付けていきます。この段階ではクオリティーが低く、眼鏡の縁はボケて上部はカスレています。前髪はデカールの境目が出てしまい段付きが分かってしまう状態です。
初期貼りを終えた後に仕上げ貼りをしています。右のデカールを見てのとおり、気に入らない部分を、新たに部分取りしたデカールで福笑いのような感じで上のレイヤーに置いて修正しています。
しかしながら、この1台作るために新たに作ったデカールが219枚。(登録限度数の1/5以上を占める) ボディーのレイヤーだけで、290使うという作業をしています。
使っているSVG変換ソフトは、AdobeのIllustratorですが、やはりInkscapeとは別格です。Inkscapeだと指定した色数分ほどレイヤーを重ねてしまうのですが、Illustratorでは一枚のレイヤーで完結させてしまうのです。よって、容量も小さくできるし、Inkscapeよりも緻密に表現できてしまうのです。
PCで手打ちした文字をSVG変換する時でも、
赤丸の部分がそうなのですが(それっぽいフォントに変更しています。)、これ一枚のデカールで済んでいます。しかも余裕で容量制限内です。これだけの字数、字列をInkscapeで変換すると規定3倍以上になってしまうところです。Inkscapeより少ないアンカー数でも、より奇麗にできるのがIllustratorなんです。
これは、元となる画像がネット上では存在しなかったので、Illustratorのみで自作したデカールです。これだけ画数が多い漢字で、アルファベット文字も並べ図形・ロゴを作成しても収まってしまうんです。
でも欠点が2つあります。
ひとつは、15KB制限内にしようと軽量化すると色と色の間に隙間ができてしまいます。
下地の赤色が表に出ていますが、この対処法として
同じものを下に複製し、ずらして貼り付けることで解消します。
そのデカールごと真下のレイヤーに貼ってずらしてしまうと表面が荒れるので、表面のグループより下のレイヤーにまとめて置きます。画像では250番目のデカールを境にして、上が表面・下が隙間修正の複製デカールとしています。
もうひとつは、買い取れない有料であること。
月単位、年単位で使用料を払わなければいけないのですが、無料お試し期間もあるので試してみる価値はあると思います。
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Posted at
2020/05/01 19:24:21