ABARTH595 インタークーラー交換（G-TECH EVO 225）

愛知県清須市「ウイングオート」企画の ABARTH 595 用「G-TECH 大容量インタークーラー」の "EVO 225（純正比 214%）" に取り替え。

朝 9h00～10h00 に車を預ければ午後 16h00～18h00 に引取可能とのことでしたが翌朝引き取ることで当日は車を預けた後で最寄り駅「ＪＲ清洲」まで送っていただきました。

ABARTH 純正インタークーラーは左右フォグランプ外側の小さなグリル奥に二分割配置されており，個人的には容量もさることながら配管のクネクネ具合が気になります。

ロードスター（NC）で吸気系を見直した際にエアクリ～エンジン間配管内壁のスムージングを実施して期待以上の効果を実感したので，今回も性能アップの予感！

交換整備の現場には立ち会わなかったので整備士の方に撮影して欲しいカットの説明書きを渡して撮影していただきました。

バンパーを外したところ。２枚重ねの大容量ラジエターとは対照的に左右脇に配置されたインタークーラーの慎ましいこと！

新しいインタークーラーはラジエターの前方に配置，サブフレーム（梁）からボルト２本で吊り下げる構造です。

奥に並べられているのが ABARTH 595 純正インタークーラーとその配管。

手前に並ぶのが今回新たに取り付ける G-TECH EVO 225 （純正比容量 214%）本体と配管。

一見して感じるのが容量の差と太くて直線的な配管。

私の ABARTH 595 はシリーズ３ですが，現行のシリーズ４に対応した製品も G-TECH にはラインナップされています。詳細は関連情報ＵＲＬ（↓）をご覧下さい。

EVO 225 大容量インタークーラーを取り付けたところがこちら。

ラジエターの前方を塞ぐ位置にあたるのでエンジン本体の冷却効率が下がるのではないかと最初心配したのですが，この位置はターボ車のインタークーラー取り付けでは「定位置」で，多くの車種が採用していることからも問題ナシ！

この EVO 225 ではサブフレームに取り付け用の穴を２箇所開ける加工が施されますが，純正比容量 302% の超大容量インタークーラー EVO 240 では上下方向に拡大したインタークーラーサイズに対応して切り込みを入れ予め取付穴２箇所を開けたサブフレーム（梁）がキットに同包されてきます。

インタークーラーの容量アップで懸念される圧力損失についてはダクトが変形し難い金属管に変わることである程度相殺されるという事ですが，レスポンスに関しては容量アップの度合いの小さい EVO 225 の方が有利かもしれません。EVO 240 についても関連情報ＵＲＬ（↓）を。

バンパーを車体に戻した時にバンパーグリルを通して "G-TECH" の文字が表から見えるのか？見えないのか？気になる方もいらっしゃると思いますが，実際はこんな具合です。見えるといえば見えますが，それほど目立つという訳ではありません。ご参考になれば幸いです。

今回のお勉強費用は，EVO 225 部品代 138,000円，取付工賃 38,000円，取り外した純正インタークーラーと配管の廃棄費用は無料でした。

ウイングオートサービスの整備士の皆さん，丁寧な整備と写真撮影を有難うございました。

なお EVO 240 の紹介はこちらの動画をご覧下さい。
https://youtu.be/jczAAUYjj68