B38Bターボチャージャー交換あれこれ
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ターボチャージャー交換の総括です。
自前で用意した物や色々かかった費用などを記載していきます。
同じB38エンジンの方はご参考にどぞ。
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自分で用意した物↓
・ターボ本体 11659895980 (GBP1223.25) 240,797円+関税14,500円 計255,297円
・Oリング×2(リターンライン用)11428604872 1,150円 @575
・Oリング×3(フィードライン,水抜き穴用)11537610049 1,080円 @360
・シールエキゾーストマニホールド 11657618035 2,090円
・Vベルトクランプ(キャタライザ) 18307606136 4,577円
・シールリング (キャタライザ)18307581970 3,542円
・エキスパンションタンク(MEYLE) 11,400円
・リザーブタンクキャップ(MEYLE) 2,260円
・ホースラジエターリザーバータンク 17127647293 (USD76.64) 11,238円
・アッパーホース 17128602027 15,120円
・ホースクランプ×2 32411131346 1,018円 @509
・精製水5L トラスコ中山 778円
・LLC廃棄用ポリマー1kg 1,322円
・純正相当クーラント3L(SWAG) 83192211194 4,840円 @2,420
・KNIPEXスプリングホースクリッププライヤー 3,682円
・AZオイラー 499円
・CTEK充電器一式 20,900円
・延長コード野外用 1,580円
ターボ周辺パーツと水回りパーツと必要工具諸々です。
合計 342,373円
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ディーラー作業で新たに必要であったと判明したパーツ類です。
シリンダーピン ×2 07119942082
ISAボルト×4 07129905867
オイルフィードライン 11428687372
オイルリターンライン 11427617537
インテークマニホールドシール 11617633493
プロフィールシール(スロットルボディ) 11617633521
成形シール(ブーストパイプ?) 11618506782
フランジナット×4(固定プレート用) 11628597827
六角ナット×4 11658655099
成形シール(エアボックス?) 13717601067
マフラークランプ 18308632361
添加剤17ML 83195B305D6
インマニやスロットルボディ、チャージパイプ(ブーストパイプ?)も脱着した様子で各所シーリング交換となっています。FTPのだけど本当に純正パーツ着いたんやろか?
ターボ本体は用意した物をそのまま使用しましたので、ここに記載のないパーツ類は基本上と被っており作業の際にすべて廃棄されています(自前で用意したVクランプやクーラントOリング等々)。
正規でディーラーで工賃込みで157,570円
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ターボ交換後のエラー後再入庫にかかった費用です。
エンジンベンチレーションライン ヒーター付き 11157623745
クリーンエアチューブ レゾネータ付き 13718601680
これはFTPのインテークパイプが原因とされる作業です。
工賃込みで51,200円←イタチに食い荒らされたブローバイホース以外はマジで無駄な出費。
2~4P合計でお値段なんと!!551,143円!!
純粋にターボ本体も寺で用意した場合見積金額は630,000円でした。78,857円安く済んでいる上、ブローバイホースが新品になった事とCTEKや工具や水回りパーツは寺には入っていないので、まあええかなと。あ,アッパーホースまだ替えてなかった。
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しかーしこれだけでは終わりません
レンタカー(ノア、マツダ2) 145,857円
レンタカーガソリン代 6,387
代車ガソリン代(F40 118i) 5,536円
代車に係る費用 合計157,780円!!!
自動車保険のレンタカー特約なんぞ必要ねえわ!と、切捨てた男の末路がこれである!!
2~5pトータルでお値段なんと708,923円ポッキリ!!!泣
ホオオオオ2か月で!!!
たった2ヶ月でこの出費!!!
いつも買っているヒリックスウルトラSP114本買える!!8か月くらいで交換してるから約76年オイル買う必要なし!!!使い終わる頃には俺○んでる!!?
BBSのRI-A2セット買えへん?2は無理か?1セット買ってバラで2本買って飾ったらええか!?楽しそう!!!
BILSTEINのB14だかを2セット買って(工賃無視)1セットは装着してもう一セットは車に積んで置いておいて、ぶっ壊れたら「いや~実は同じの持ってるからオーバーホール出さなくてもいいんですよ~ヘラヘラ」って手にもって調子こけますやん!!整備系ユーチューバー達の車高調回のサムネみたいに両手にもって笑顔で写真撮れましたやん!撮りたかったなあ僕は!!!
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さて、冷静になって振り返ります。
自分なりにアカンかった所を整理します。
1 圧倒的な工具類の不足
→1/4の工具を一つも持っていなかった為、触媒周りの狭所で時間を食いまくった。また、ターボ本体とエンジンブロックを外す際にもっと良い方法があったはず。結局力業で外すまで数時間のロス。
2 部品の知識不足
→ターボ本体固定の4つのナットですが、セルフロックナットと呼ばれるやつで、一度締めるとナット本体が幾分伸びる事で外れないようになる代物らしい。自分のケースでは普通に再利用した上に付着した潤滑剤の脱脂をせずエンジンブロック側に付着したガスケットのカスをヘラで清掃する事もせずトルクレンチさえも使用しなかった!!
3 横着
→ISTAでは事前に触媒を外す事、水抜き穴から残存クーラントを排出する工程がありましたが順番を飛ばしました。理由は行けると思ったからです。
ちゃんと触媒から外していればターボチャージャーとの嵌合などで苦労する事もなかったように思います。水抜き工程は…水洗いの際に誤って重ねたボウルが真空状態で外れなくなるようにエキマニとエンジンブロックがくっついていた可能性があります。事前にクーラントは下から抜いていましたが、ターボ外した際にエキマニの流路から盛大に噴出しましたので・・・
失敗の原因はこれらにあると思われます。
そもそものウェイストゲートのエラーはクーラント漏れを起因としたターボ本体のオーバーヒートが原因であるといわれています。
私の場合は水漏れらしいトラブルは一度も無く、2回目の車検時(4年前)にクーラントの補充を行いました。その2年後ユーザー車検の際に整備手帳には載せていませんがクーラントを少々補充しています。その後リザーブタンクの上部ホースが一部半抜けで稀に微量なクーラント滲みがあったこと、旧リザーブタンクの端子部分が錆びだらけであった事くらいでクーラントが大幅に漏れ出るようなトラブルはありませんでした。
このトラブルがあってからは週に1度はボンネットを開けて水量を確認するようにしています。またクーラントは経年劣化で消泡力が低下するようで冷却性能に影響がありそうです。定期的な交換は必要であると思われます(自分は2か月で2回全量交換しました!!)。
B38エンジンや水冷式アルミターボ搭載車に乗る方はご注意ください。
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