七百年を経ても人間はアホなまま

　先日　飯能市の山林に　トンでもない数の犬猫の遺体を遺棄してタイーホされたと云う、元議員のペット葬儀業を営む男も、お塩先生に麻薬漬けのヤリ部屋を提供し、自らもこれ見よがしに　贅沢三昧を続けている　某"安物パンツ屋"の女社長も、天下を取ったつもりで踏ん反り返る　汚職だらけの汚沢さんも、各種法律にケツをまくってお尻ペンペンしながら　法の網をくぐりぬけて、詐欺行為でボロ儲けしているという　壊れかけのアナーキストも・・・

金が全て。モノが全て。
あぁ、心貧しき　僕たち私たちは、金とモノで　それらを満たし
心豊かになったつもりで　生きているんダす　あぁ～～。

人を騙して陥れても、踏み台にしても、ネコババしても
自分さえ金持ちになって　リッチな生活ができれば　それでいいんダす　あぁ～。

まことに　足るを知らぬ人々の　卑しきこと　この上なし。


　兼好法師（吉田兼好）の有名な随筆「徒然草」　の　十段台の後半の方に書いてあったっけなぁ･･･
「昔より賢き人の富めるは稀なり」とな。
俺ぁ～大昔っから人徳者ってぇのが大金持ちになった話なんざ　聞いたこともねーよっ　ケッ！　と、兼好法師は認（したた）めているダ。これが書かれた７００余年を経た現代も尚、稀なんジャマイカと思うダす。この文の冒頭は　こんな文章から始まる。

「人は己れをつづまやかにし、奢り（おごり）を退けて財（たから）を持たず、世を貪らざらんぞ、いみじかるべき。」

人間っつーモンは己を質素にして、「俺様は凄いんだぜ、偉いんだぜ、リッチなんだぜ」　と傲慢になったりせず、建坪３００坪の豪邸とか、２４金とか、諭吉の札束とか、メルセデスベンツのSクラスとか、ブルガリの宝石とか、エルメスの高級馬具とか、カッシーナのソファとかを持ったりせずに、「世間様が羨ましがるような俺様になってやるぜ」なんて云う　物欲とか出世欲みたいなのを貪らないような　質素で謙虚な人間っつーのが　凄くて偉いんだよコノヤロウ！　と　仰っている。

兼好法師が生きた時代も　現代とはちぃと違う意味で、混沌としていたダすな。だからこそ　彼なりに思い綴ることが色々あったんダしょうねぃ。だども、彼の随筆は　現代人にも　充分通じるところがあって、興味深いダす。

結局　七百年を経ても人間はアホなまンま　なんダすなぁ。
オラも充分アホな人間のひとりなんダすけれどねｗ
徒然草は　オラにとっても　身につまされるような内容がてんこ盛りｗｗｗ