ニードルスイープ設定(EEPROM書換え)前編
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
アリーエクスプレスで11月11日に購入したロムライター「CH341A」が届きました。
このライター、約500円なんですよね。アマゾンで買うと2,000円・・・
さて、このロムライターで何をするかと言いますと、メーター内にあるEEPROMを書き換えて、ニードルスイープができるようにします。
結論を先に言うと「できました。」
詳しくはYouTube動画を見て頂けるとよく分かると思いますが、ここでも少し紹介したいと思います。
(基本的にYouTube動画とほぼ同じ事を行なっています。)
作業内容はさほど難しいものではありませんが(個人個人によりますが)このROMを壊してしまうと不動車になる恐れがあります。というより、間違いなく不動車になると思うので、「こんなバカなことするやついるんだ。」
など参考程度にお読み頂けたら幸いです。
2
まず、ニードルスイープを有効にするためにはVCDSを使った方法、要はコーディングですね。
これが一般的?だろうと思います。
私のゴルフ6カブリオレは2012年車でニードルスイープが有効なのは2013年からとのことで・・・・
Stagingの項目を見てみると・・・
3
エラーで設定項目すら出ません。
もう1つの項目からも設定できるようですが、こちらもダメで設定項目も出ません。
でも、これはしょうがないことで、ゴルフ購入時から諦めていた事でした。
ただ数か月にこのYouTubeで動画を発見して、いろいろ調べてみると「これはできそうだ」と思い、今回やってみることにしました。
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ということで、早速、作業開始です。
車両からメーターパネルを外してきます。
裏からネジ4本を外して、左右の爪を外すとメータフードとメータパネルに分かれます
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メータパネルからスピード・タコ・水温・燃料の4つの針を上に引き抜いて外します。
スピード及びタコ、インフォメション表示板(中央の黒い部分)は外す必要はありません。
写真ではすでに基盤は外してあります。
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基盤を外す際、メータパネルからの爪と二か所の金属板を曲げることで止まっているだけなので、よく見れば基盤とメータパネルを分離させることは難しくはありません。
あわせて、インフォメーションを表示する液晶の配線部(薄いプラスチック板みたいなやつですね)も外さないといけませんが、基盤側の押さえを上に引き上げるだけでロックを解除できます。
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これで、メーター基盤だけになりました。
静電気等で基盤を壊すことが無いよう、化繊の衣類等は着ないようにするとか、できることは全てやりましょう。
ちなみに私は、綿の上衣とニトリルグローブ、静電気防止スプレーを身体全体に吹いて実施しました。
基盤の下にひいているのは、静電気防止用の作業マットです。
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この8ピンのROMがEEPROMで今回、ライタを使って書き換えるものです。
24C64WQの記載があります。
そもそもEEPROMとは・・・
~以下、ウィキペディアから引用~
EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)は不揮発性メモリの一種。E2PROMとも表記される。コンピュータなどの電子機器において、設定情報など、電源を切っても保持すべきデータの記憶に用いられる。
だそうです。
VCDSもOBD2経由でここのチップをいじって設定を変えているんですね。
後編に続きます。
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