ヘッドライト磨きからのワコーズ ハードコート復元キット
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
オイラのiQは10年選手なので流石にヘッドライト表面が劣化しているため、定期的に磨いてやらないと黄ばんでしまいます。
前回磨いたのが去年の12月だったので結構前から黄ばみが気になってたんですが、天候とやる気の都合で放ったらかしでした、、、
ヘッドライトを磨くにはとにかく「ヤル気」と「根性」が必要なのでw
ヘッドライトのコーティングは寒い日や湿度が高い日は良くないので暖かいけど暑すぎない日がいいと思います。
ちなみにヘッドライト表面を磨くと元々のコーティングが剥がれて必ず定期的磨く事になるので、よっぽど酷い状態でなければ研磨しない方がいいです。
今までは他社のヘッドライト磨きを使っていたのですが、今回はネットで耐久性が高いと高評価なワコーズのハードコート復元キットを使ってみました。
業務用で結構いいお値段するんですが量が多いのでかなり余りました、使い切るのは大変そう。開封後6ヶ月以内に使い切れって、、、無理w
せめて2液にして欲しい。多分次使う時には劣化してそう。
何人かでシェアするといいのかも。
後その他に使ったのは
耐水ペーパー♯600、♯1000。コンパウンド♯3000、♯7500、♯9800。KUREパーツクリーナー プラスチックセーフ。綺麗なウェス数枚。
クリーナーは必ずプラスチック対応の物を、シリコンオフやパーツクリーナーなど強い溶剤だとヘッドライト表面に致命的なダメージを与える事があります。
2
まず車が汚れないようにヘッドライトの周りを養生。
養生テープでもいいんですが貼りやすいのでマスキングテープがオススメです。念のため2週位囲います。貼ったところの色が変わるようにしっかり指で押し付けます。
それと耐水ペーパーで水研ぎすると結構水が飛び散るのでマスカーかビニールで車体を広めに隠した方が安全です。必ず風などで飛ばないように端をマスキングテープで止めます。
3
研磨作業の前にヘッドライト表面の汚れを落としておきます。
磨いてる時に砂や埃などが混じると余計なキズが付いてしまうので注意。
最初は粗めのペーパーから始めるんですが、あまり粗いと大きなすり傷がついて後々平すのが大変なのでオイラは600番から始めました。
最初の番数はヘッドライトの劣化状態によって変わると思います。
まず耐水ペーパーを適度な大きさに切り3枚折りにします。こうすると余計な力を入れなくてもペーパーが表面に張り付いたり滑ったりしにくくなります。
後ペーパーをかける動きは必ず縦と横に揃えます、色んな方向に擦ると後々傷が目立ち大変です、ポリッシャーのように円を描くようにするのもダメです。そして力を入れすぎもダメです。表面を磨くような感覚で研ぎます。
出来るだけ大きななキズをつけないように全体が平均的に満遍なく曇るように。
一番最初の研ぎが後々の工程の仕上がりに関わるので結構重要です。
初めてこの工程をすると表面が真っ白になりびっくりすると思います、オイラも焦りました、研磨してしまったら後戻りはできませんw綺麗にするまで根性ですw
最初の番数で黄色い水が出なくなるまで磨きます。これを半端にしてしまうと後々の工程が大変になるか仕上がりに響きます。
4
600番で黄色い水がでなくなったら次は細かい1000番で研ぎます。
もし1000番で研いでまだ黄色い水が出るときはもう一度600番でやり直します。
5
次はコンパウンドで磨いていきます。粗い番数から順番に専用のスポンジで、研ぎ方はペーパーと同じです、力を入れすぎないように注意。
あとスポンジに砂なとゴミが付かないように注意。
まだ全体的に曇ってますがだんだん透明感が出てきます。
6
最後の9700番のコンパウンドの後、ハードコート復元キットのベース処理剤をスポンジで研磨。
9700番とどっちが粗いか微妙ですがせっかくなので使ってみましたw
7
コーティングの前にクリーナーで脱脂します。コンパウンドや削れたカスなどが残っていると仕上がりに影響します。
ライトなどで照らしながら不織布などで埃が残らないように拭きあげます。
後は剥がれそうなマスキングテープを補修しておきます。
最後はコーティングです。
成分は石油とアルコールに有機ケイ素化合物に重合触媒としか書かれてないので更に詳しい成分は不明
付属のスポンジで塗ります。
伸びが良くてすごく塗りやすいです!あまり押し付けると泡立つので注意。
細かいキズなどはコーティングで目立たなくなります。
全体に塗ったら乾く前にキレイな不織布で一方方向へ、出来るだけ塗り後が残らないように均一に拭きあげます。この時もライトなどで明るく照らしながら作業すると良いです。
塗り終わったらすぐマスキングテープなど養生を剥がします。乾いてしまうとテープの跡などが付いてしまうのを防ぐためと、もしどこか失敗や汚れがあった場合の対処がしやすい為。万が一風など剥がれてでヘッドライトに付かないように。
剥がす時ヘッドライトに付かないように注意。
8
ここまでで2時間、左右で4時間以上かかりました、、、、
とりあえず12時間は触ったり濡れたり、急激な温度変化、湿度変化に注意。
完全硬化に何と1週間かかるらしい!!!
耐久性に期待。
次は電動ポリッシャーでやりたいと心に誓いました。(やりたい訳ではない)
それか他の方法。
スチームの方法と貼るフィルムが気になります。
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