TPMS電池の酸化被膜を防止しよ～❗

TPMS導入時、左前以外の送信センサーが接触不良を起こしていた。
その日は電池抜き差しで稼働したが、１日経過後やはり同じ３つのセンサーからデーター送信されなくなっていた。

電池に酸化被膜が形成されてしまっている為、たった1日、少しの期間でも使用しないと再形成

そのため酸化被膜防止及び電池押さえ強化の対策を実施する事とした。

送信センサーから電池を取り出す。

電池に接点グリスを塗布。

接点グリス↓
https://minkara.carview.co.jp/userid/3015935/car/2628323/12911030/parts.aspx

車外なのでこちらを使用

電池両面に塗り込む

電池挿入前に電池押さえの金具中央の押さえをピンセット等で少し押さえ込み。
押さえ圧を若干強化。

電池を送信センサーに挿入

接点グリス塗った送信センサーは右前

電源ON(不動)で確認。
変化無

電源は一旦OFFに

右後ろグリス施工後。

電源ON、数値変化無。

電源は一旦OFFに

左前グリス施工後。

電源ON、数値変化無。

電源は一旦OFFに

左後ろグリス施工後。

電源ON、数値変化無。

電源は一旦OFFに


接点グリス、押さえ強化の効果は後日確認予定。


この作業で検証項目の一部疑問が解明。
やはり走行検知(20km/hでフラグ作動)でしかデータは更新されない仕様。
なのでこれまで通り運行前点検で必ず４輪の外観確認(潰れ有無)が必要。
この機器は
『走行中のTirePressureを検出するシステム』
であると意識しないといけない。