TS-HX900PRS フロントピラー埋め込み
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
CSTドライバーのフロントピラー埋め込み。
今回はバッフル作りからスタート。
HX900PRSに付属のピラー取付用補助スペーサーの内径、外径を測り、同寸のバッフルを9㎜厚のMDFから切り出す。
(同寸と書きましたが実際はMDFバッフルの外径のみ付属スペーサー外径より若干小さく作りました。自分の場合この外径差の段差に生地を張る為。)
まだこの先、別件の家具DIY、バッフル製作の予定もあり、この際なので購入したトリマーと円切り治具を使用。
2
5ヶ月間、純正トゥイーター位置に台座固定してエージング…と同時に同軸点音源再生で直接音も間接音も到達時間差、位相の差がなくなると言うこのCSTドライバーの最適な取り付け位置を吟味してきた。
付属スペーサーと自作MDFバッフルを固定して、音を出し、普段の運転動作で自身の耳の位置が右を向こうが左を向こうが音のズレを感じないこのスピーカー独特の特徴を生かした最適な位置に固定。
3
助手席側も運転席側もベストなトゥイーター取り付け位置からはカプラーが「こんにちは」して来る、これを躱してCSTドライバーが埋まるように考えて土台作り、以前投稿したV173Sのピラー埋め込みにこの土台作りは詳しく載せてあるのでここでは省略。
いよいよパテ埋め。
パテは中部化研工業(株)のポリラックを使用、これは切削が非常に楽で扱いやすい。
4
パテを盛っては削り、盛っては削りを繰り返し、理想の形に近づける。
地味に時間が掛かり、根気がいる作業。
でも絶対にこのパテ作業は妥協してはいけない、納得いく形になるまでここは徹底的にやる場面。
5
使用した研磨材は大まかな形作りでガンガン削る場面ではリューターを使用して時間短縮。
手研磨にはお気に入りの研磨材、
KOVAXのスーパーアシレックス。
#220 #280 #360 #600
手研磨専用パッドのアシレパッド、Mネオソフト等々、柔らかさの違う各種パッドに各番手を削る面と状況に適した組み合わせに貼り替えながら研磨。
以前もどこかに書いたが板金塗装屋さん御用達のこのKOVAXの研磨材、塗装にもこんなパテ作業にも最高に使い易いです。
マジでオススメです。
6
凸凹、巣穴を埋めていよいよ塗装。今回もまだ2本と半分余っているイチネンケミカルズのラバーチッピングブラックで仕上げる。
マスキング作業、この丸い透明プラスチックはTS-HX900PRS購入時、CSTドライバーの振動板保護に使われていたcarrozzeriaの梱包材、開梱した時点で閃いてこの為に使おうと捨てずにこの時まで取っておいた。
ブラケットより少し経が大きくそのままでは嵌らないので中心まで切り込みを入れて少し縮ませて嵌め込み。
マスキングしたらシリコンオフで脱脂。
7
脱脂後、ミッチャクロンを1回…でも良いが、これは透明で塗り損ねた部分の有無を判断しにくい、この時は乾燥後もう一度吹き、更に20分間乾燥。
ラバーチッピングは全体の染めに2回、プラス凹凸を付ける為に塗料の粒を振りかけるような塗り方を繰り返して仕上げた。チッピングもだいぶ多用して扱いにも慣れ、柄を付けるようにザラザラに仕上げるも、のっぺりと仕上げるも自在に塗れるようになってきた。
納得行く仕上がりになったら完成。
8
今回はパテの量も使い、かなり重量のあるAピラーに仕上がったがHX900PRS自体、重さのあるスピーカー、しっかり固定する為にもですが、出来上がった音を聴くと盛りに盛って重く作って正解だったかと思います。
付属のバックカバーと台座を使った純正位置仮固定時の音と今回のピラー埋め込み後の音質には想像以上の差が出ました。このスピーカーは埋め込まないと勿体ないです。
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