異音対策20 メーター表面のビビリ音(メーター取り外し)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
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異音対策19で書いたビビリ音対策は効果が無かったので、原因はダッシュボードでは無くメーターかもしれないと思うようになって来ました。
運転中に耳を澄ましていると、メーター周りのビビリ音には2種類ある事が判明しました。
①メーターの裏あたりから聞こえてくる比較的低周波のビビリ音。音は小さくて鳴る頻度は低い。納車時から発生している。思い返せば7.5ハイラインでも鳴っていた。
②メーターの表面あたりから聞こえてくる比較的高周波のビビリ音。音は大きくて鳴る頻度は高い。最近、毎日のように鳴っている。
メーターをデコピンみたいに軽く爪で叩くと、赤マルのあたりからビリビリと聞こえて来ます。これは②の音と同じ気がするので、メーターの振動を抑えれば効果があるのかもと思い、メーター取り外しに挑戦です。
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まずは、メーター下にあるパネルを外します。手で引っ張れば外れるようですが、非力な私には無理だったので、リムーバーを刺して徐々に隙間を広げて外しました。
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次はメーター周りのパネルです。これは下、上の順番で少しずつ引っ張れば剥がせました。
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こんな感じで引っ張ります。
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上はパネルの下を少しずつ引っ張ります。
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こんな感じで取れます。このタイミングでナビ周りのパネルと、右側エアコン吹き出し口のパネルのメーター側だけ浮くので、噛み合わせをずらしてメーター周りのパネルを取ります。
この際、早めに噛み合わせをずらすと良いと思います。遅くなるとテコの原理でエアコン吹き出し口のパネルがどんどんドア側に押し込まれていきます。
私はエアコン吹き出し口のパネルが取れるまでメーター周りのパネルを持ち上げてしまいましたが、後で泣きを見ることに…
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取れました。
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次にT20のトルクスネジ2本を外します。
最後は気をつけて取らないと落ちたら大変、と思っていたら見事に落ちました笑。そしたら足元に落ちて来たので落ちても大丈夫そうです。
あとはメーターを引っ張って取り外すだけなのですが、非力な私には無理でした(涙)
指が全部入る隙間はないので、指先だけ引っ掛けて引っ張る必要がありそうなのですが… 私はびくともせずに、指が痛くなるだけなので諦めました。
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メーター周りのパネルは、縁の部分にゴムが薄く張り巡らされており、ビビリ音対策がされている事が分かります。
なので今回はここを強化します。
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今回用意したのは、エーモンの音楽計画 クッションハーネステープです。
これもAmazon専用のようです。
テサテープの方が通じるかもしれません。
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縁ギリギリになるように貼っていきます。
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仕上がりはこんな感じです。
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パネルをはめると少しだけテサテープの毛が出ているので、隙間に押し込めます笑
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ここも押し込めます。
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はい、あとは外したパネルを戻しておしまい〜
とはならず、エアコン吹き出し口のパネルを嵌める事に大変苦労しました。
なぜかと言うと、エアコン吹き出し口が奥に入ってしまい、エアコン吹き出しのパネルがキレイに嵌まらなくなったからです。
無理に嵌めようとすると、風量調整のやつが奥に入って動かなくなりそうです…
写真から分かるといいのですが、
・風量調整のパーツが下過ぎる
・赤で括った部分で、吹き出し口が後ろにある
状態になってしまいました。
原因は、6枚目で書いたようにメーター周りのパネルを取り外した際、エアコン吹き出しのパネルが右側に押し込まれて、結果的にエアコン吹き出し口がどんどん押し込まれていったためと想像しています。
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この状態から復活させるために、エアコン吹き出し口を手前に持っていきたいのですが、何度やっても上手く行きませんでした…
最終的には、ダッシュボードと運転席ドアが接している部分のパネルを取り外し、そこから右手人差し指でエアコン吹き出し口を赤矢印方面に押し上げるとエアコン吹き出し口全体が固定されました。この状態を維持したまま左手でエアコン吹き出し口のパネルを嵌めました。
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肝心のビビリ音②は無事に解消されました。①は指先の力を鍛えてから再挑戦したいと思います。
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