スバルの360cc強制空冷2ストロークエンジン・カットモデルを観察。
投稿日 : 2013年11月10日
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富士重工業㈱矢島工場ビジターセンター内に展示してある、スバル360のエンジンのカットモデルです。
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エンジンの紹介文です。確かに、誇らしかったことでしょう。プロジェクトXでも同じような表現をされたストーリーを拝見しました。かといって、この言葉を拡大解釈して、平成のクルマたちと同じような乗り方をしてしまうと・・・知らない間にエンジンにダメージが増えて、ダメになってしまいます。あくまでもこの文章は「当時のものさしではかったもの」として、実際には無理をさせない乗り方が求められると思いますね。
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シリンダの断面はこんな感じになっています。ピストンもカットされていました。改めて、シンプルな構造を感じます。そのおかげで、車上整備でも、シリンダまで簡単に取り外すことが出来ます。
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デファレンシャル周りです。ケースのみならず、オイルシールまでカットされています。スプリングバンドはそのままですが。オイルシール交換の際の参考になるかなと。ドライブシャフトはネジ留めなんですよね~そういえば。ここにもトルク管理が求められます。
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MT内部です。特に不具合が無ければ、ばらさないのでお目にかかることは無いでしょう。いくら軽いスバル360とは言えども、こんな小さな歯車で走ってるんだと思うと、すごいなあと感じさせられます。
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フライホイール・クラッチの断面です。こういう部分の断面を見るのが初だからかもしれませんが、フライホイールの形状と言い、何だか独特な物を感じさせれられます。
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デスビ先端のピニオン部のカットモデルです。先ずこのデスビ、見たこと無い形です。コンデンサも、何だかごつく見えるのは気のせいでしょうか?日立のマークが懐かしい・・・。エンジンのベルトなんて、ダイナモ回してるこれ1本ですもんね~シンプルこの上ないです。
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最後にダイナモです。何だかごつい・・・日立の文字も筆記体です。恐らく、初期のモデルなのでしょうね~私のスバルのダイナモだと、もっと部品点数の少なさそうな物になってましたから。
他にもカット部はありましたが、大きなところはこれ位でしょうか。もう一度拝んでみたいものです(^^
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