
ども!旦那@S14後期型です(゚∀゚)みんカラ久々のブログですがw
さて、今回はブレーキの仕様変更の考え方についてまとめたいと思います。
私のS14は純正と比較して以下内容で仕様変更してます。
尚、私のS14はABS無しです。
マスターシリンダー:日産純正 HY33前期純正ブレーキマスターシリンダー
ブレーキブースター:日産純正 HY33純正ブレーキブースター
[Fr側]
ブレーキキャリパー&ローター:日産純正 BCNR33純正ブレンボキャリパー&ローター
ブレーキホース:GOODRIDGE ステンメッシュブレーキホース
ブレーキパッド:ミノルインターナショナル ZONE 82Jブレーキパッド
[Rr側]
ブレーキキャリパー&ローター:日産純正 BCNR33純正ブレンボキャリパー&ローター
ブレーキホース:GOODRIDGE ステンメッシュブレーキホース
ブレーキパッド:ミノルインターナショナル ZONE 82Jブレーキパッド
確かに効きは強力で、富士スピードウェイ本コース等のハイスピードコースだと文句無しの効き。
が、TC1000等の2~3速メインのショートコースだと、効きが強すぎてブレーキ踏力のコントロールがかなりシビアになってしまいました。
で、毎回の走行会で悩まされているのはタイヤロック。しかもリヤからロックする模様。
ブレーキパッドを変更したり、足のセッティングを変更したりしてごまかしてみたのですが、いまいち基本的な特性が変わらない∑(´Д`;)
なので、今回はブレーキマスターシリンダーの容量を落とし、スプリットポイントを元に戻してしてみたいと思います。

制動力というのはざっくりで言うとブレーキ踏力+ブレーキマスターシリンダー容量+ブレーキマスターバック容量+パッドの摩擦μ+ローター面積で決まり、これがタイヤの路面との摩擦μより大きくなるとタイヤロックします。
今回はブレーキ踏力以降の下流部分を強化しすぎて、ブレーキ踏力コントロール性がシビアになったのでマスターシリンダの容量を落とし、その上流のブレーキ踏力調整の幅を広げ、操作性向上させるのがのが目的です。
リヤからロックするのはシルビア系はスカイライン系に比べると重量配分がリヤの方が軽い為、さらにキャリパー&ローターを33Rブレンボ仕様にして容量上げたところにスプリットポイントを30とスカイライン系などの重量あるセダンベースのクルマのスプリットポイントをそのまま流用した為に起きている現象ではないかと推測します。
当然、ブレーキ踏力でコントロールできれば良いのですが、全開走行時の横Gと戦いながら正確な操作でブレーキ踏力を操作し、減速Gを立ち上げるというのは至難の業。操作しやすいのに越した事はないですね。
ちなみに先日の走行会でプロドライバーに運転してもらった際、一番際立ったのはブレーキ踏力の正確さでした。
コーナー進入でブレーキでキレイにサスペンション沈め、フロント荷重を残してアンダーステアを出さず、かつ減速しすぎずにクリッピングポイントに着くその技術はすごいなと思いました。
さて、交換するマスターシリンダー、スプリットポイントですが日産といえば流用チューン。
私の方で調べたABS無しS14シルビアに流用できるブレーキマスター、マスターバック、スプリットポイントを軽くまとめてみました。
【S14シルビアNA ABS無し】
BM38(22.2mm) スプリットポイント20(←中期はスプリットポイント30らしい)/マスターバック G23・M23
【S14シルビアターボ ABS無し】
BM44(23.8mm) スプリットポイント40/マスターバック M195T(←後期から?前期はG23・M23の模様)
【ECR33スカイラインターボ ABS無し】
BM44(23.8mm) スプリットポイント30/マスターバック M195T
【HCR32(typeM)スカイラインターボ ABS無し】
BM44(23.8mm) スプリットポイント30/マスターバック M195T
【HY33セドリック/グロリア ABS無し(←前期のみABS無し設定有り)】
BM50(25.4mm) スプリットポイント30/マスターバックM215T
【BNR32 スカイラインGT-R N1】
BM50(25.4mm) スプリットポイント30/マスターバックM215T
ってとこでしょうか。
ちなみにBCNR33/BNR34GT-RはBM57(26.9mm)スプリットポイント25/マスターバックM215Tです。
BNR32 N1マスターはタマ数少なく、定価も3万越え。
HY33前期なら安価に買える為、正直言ってあまり魅力はないのかなと。
その他、Z32やABS有りならY33シーマ用等、調べれば選択肢は広いですね。
ご存知の通りいずれもBNR32を除き、ABS標準装備なのでマスターシリンダーの配管が違い、スプリットポイントもマスターシリンダー本体に内蔵になっています。
配管加工やスカイライン系についている分岐配管等で装着できる事はできるのですが(S15で撤去されている方がいらっしゃいます↓)
http://www.geocities.jp/sr_garage/report/remove_abs/remove_abs.htm
http://www.geocities.jp/sr_garage/report/brake_master/brake_master.htm
私はABS無し用を組み合わせて対応する事にしました。
現状は
【HY33セドリック/グロリア ABS無し】
BM50(25.4mm) スプリットポイント30(←前期のみABS無し設定有り)/マスターバックM215T
を流用しているのでそこから
【ECR33スカイライン ABS無し】
BM44(23.8mm)
のマスターシリンダーへ交換、ブレーキもリヤからロックする為、スプリットポイントを
【S14シルビアNA ABS無し】
スプリットポイント20
へ交換。マスターバックは
【HY33セドリック/グロリア ABS無し】
マスターバックM215T
をそのまま使用。
結果
【HY33セドリック/グロリア、ECR33スカイライン、S14シルビアNA ABS無し】
BM44(23.8mm) スプリットポイント20/マスターバックM215T
の仕様へ変更したいと思います。さすが日産、流用天国ですねw
尚、今回参考にしたHP等。
相談に乗っていただいた田中ミノルさん、ありがとうございました!
sr_garage様
http://www.geocities.jp/sr_garage/index.htm
BRAKING MEISTER ZONE様
http://bm-zone.com/dorateku/index.html
海外?のS15シルビア等のスペックが載ってるサイト
http://nissans15.com/index.html