Furygan LAND DK 3DO  

シューズには1万くらい払えても、グローブにはそこまでの金額を出せない謎の価値観がありました。

このブラックフライデーセールでタイチの電熱グローブが安くなっていたのでかなり心が動いてましたが、試着した具合があまり良くなく（指が余る）準備も面倒に思えて断念・・・

電熱装備を選定してるうちに、インナーも欲しくなるし、バッ直キットも欲しくなるしで価格概念がぶっ壊れてしまい、結局シンプルで温かそうなお高いグローブとしてコレに落ち着きました（汗）

ウリは2つあって3DOと言う高分子衝撃吸収素材を用いたナックル部と、シン・ダウンという天然の羽毛を圧縮してシート状に加工した保温素材。
この圧縮ダウンは素材の偏りで発生する温度差を解消するらしく、バイクグローブへの搭載は初とのこと。

ちょっと使ってみた感想
外皮は山羊革なので柔らかいタッチですが、中綿が厚いので握りやすいとまでは思いませんでした。素材的に使ってると柔らかくなってくるのかも。

シェイクダウンは15℃位だったので暑すぎて効果確認できず。
これ、ハンドルガードなしでもイケそうなくらい暖かそうな印象を持ちました。

持ってるグローブはすべて5℃以外で指先が寒くなるので、その季節に本領発揮かな？


12/2 追記
快晴の本日6:00〜18:00 富士から下田→天城高原、西伊豆→富士山南麓ルートをぶっ続けで使ってみました。
富士宮市13/3℃ 下田市14/7℃
実際の車載温度計だと7℃〜19℃の範囲でした。

結論、値段なりに確かに温かい！だけど寒いときは寒いw過信は禁物（>_<）

スタート時は硬すぎてびっくりしましたが、5時間くらい乗ってたらしっとりとした柔らかさがでて、帰宅時は驚くほど柔らかくなってました。

朝、7℃スタート時はハンドガード付きということもあり寒いけど不快さは感じず走れました。
昼前に19℃到達。流石に暑いと思いましたが、意外に汗ばむことはありませんでした。適度な透湿さがあるのだと思いますが、暑い方に許容があったのは嬉しい誤算でした。
風のある日陰の海沿い、吹っさらしの高原地帯では表示温度以上に全身が寒く感じられる場面がありましたが、このグローブも同様に寒いと感じました。ただし、耐えられる範囲ではありました。一応グリップヒーターオンにて余裕でした。

持ってるグローブの中では一番暖かく、軽く操作性がいい。脱着もストレスなしで冬季は最も利便性が高いグローブといえます。

結果、完璧な防寒とまでは至りませんでしたが、5℃以下でもインナーグローブ、グリップヒーター、ハンドガードでずっと走れそうな手応えは得られました。寒さ対策以上の温かさを求めるなら電熱のほうがいいと思いますが、煩わしさが面倒な私にはベストバイだったのかなと感じます。