20年16万キロ到達です。
本日、奥塩原高原ホテルからの帰り道の首都高降りた後の荒川沿いでした。
まあ、通過点でしかありませんな。
思えば、1993年秋に終売間際に駆け込みでBCを新車で購入し、初めて富士重工業スバルのオーナーになりました。
BCは買ったはいいけど、最初の1年、初期不良、不調の連続で、12ヶ月のうち、合算で3ヶ月は大分スバルのDに入庫していたんじゃないかな。
・AT油圧発生しなくなる
・エアコンホース抜け車内洪水
・ブレーキ踏ん張ってやっと効く
辺りがもっとも富士重工業買って損したと怒りを覚えたことを思い出します。
この時の代車SVXが素晴らし過ぎたこと、BCが2年目から壊れなくなってBCの素晴らしさを思う存分味わえたこと、これらがスバルにBC,BHで28年23万キロ乗り続けている原動力になった訳です。
富士重工業と言えば忘れられないのが、BCの素晴らしい味付け、ドアを閉めればボルボ以上に素晴らしいズゥっっどうおうおうおうおおぉぉぉうぅ~ー~ン ぉン ぉン ぉン ぉン・・・・・と響き渡るボディの立て付け、贅を尽くした亜鉛含有率75%の亜鉛鋼板を石はねする箇所に使用、上塗りはアルミ粉バンバン使って太陽に当たるとキラキラ輝く深みのある塗装、超極端な左右差のある超不等長からの排気音、しっとりツルツルだけど手にぴったり吸い付く汗をも吸うかのような純正本革ステアリング、至るところで富士重工業決死の覚悟が所有して優越感すら感じる車に仕立て上がってました。
BCBFがなかったら、富士重工業はこの世にとっくに無いです。
BHなんて存在しなかったです。
BCは決死の覚悟を全身全霊込めて世に送り出した富士重工業最終で最初の社運を賭けた決戦車でした。
BHは良い意味で適当にトヨタの資本が入ったせいか、優等生になりました。
楽しさ、愛着、所有欲はBCに敵いませんが、それまでの富士重工業スバル車の弱点を補った優秀な車に育ったと思います。
安心して、疲れ知らずで1日1300km走れるのは、味付けこそ別物ですが、BHもBCと同じです。
変わらないのはEJ20。
これだけは30年以上前のデヴューから変わらず、回転さえあげればモーターのような滑らかな微振動だに許さない最優秀エンジンです。
もしかしたら、BHは30年行けるかも。
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2021/09/24 16:58:06