
時間的に定番の屋島山頂観光は無理と判断して、次に向かった場所は、観音寺市にある「銭形砂絵」でした。一般道と高速道路を乗り継いで観音寺市に到着した私達でしたが、ナビの指示通りに公園の中を進行してる内に山道に入ります。その道は一方通行の山道でしたが、そのクネクネ道を登って到着した「象ヶ鼻岩銭形展望台」に続く広場は、銭形砂絵の絶景ポイントではありませんでしたね。むしろ、正面に位置する岩の上に立って見る砂絵が一番だと感じましたね。周辺をくまなく散策した私達は、その流れのままに直近にあった「琴弾八幡宮本宮」でした。
本来であれば地上から381段の石段を登らなければ到達し得ない琴弾八幡宮本宮でしたが、象ヶ鼻岩銭形展望台からであれば、僅かな石段で到達する事が出来る分、さぞかし御利益が希薄になるのだろうなって思いましたね。ここでは、ようやく御朱印にあり付けた家内は満面の笑みを浮かべていましたが、私も山の上に位置する風光明媚な景色を苦労する事なく堪能出来たので大満足の巻きでした。その後、再び、クネクネ道を下りた私達は、「リアル銭形砂絵」を間近で見学してから、次の目的地に設定していた「秩父が浜」を目指す事にしました。
ナビに秩父が浜を入力して走り出した直後に、「神恵院・観音寺」と言う標識を認め、日暮れには時間があったので(早目に着いてゆっくりするプランでした)衝動的に立ち寄る事に決めました。同寺院は初めての訪問でしたが、平日だった事もあり、厳かの中に静寂さも併せ持つ素晴らしい景観を堪能する事が出来ましたね。境内には巨木が立ち並び圧巻の佇まいで、後から聞いた話で、同寺院は「神恵院」と「観音寺」と言う2つの寺院が同居する場所で、お遍路さんにとっては一度の訪問で2つの札所が得られる場所との話でしたね。
香川県日帰りドライブの最後に立ち寄った場所は、インスタグラムで有名な「秩父が浜」でした。到着した時刻は16時前でしたが、その広大な「秩父が浜海水浴場」には、既に大勢のインスタファンが訪れていましたね。中には結婚衣装に身を包んだカップルもいたりして、大勢のインスタファンは、思い思いの場所で試行錯誤を繰り返していました。
私達も砂浜に繰り出したところ、試しに撮って見たものの、ネットにアップされている様な砂浜が一筋の線に見える写真は撮れませんでした。
周囲を観察すると、素足になってる人、長靴を履いている人、いずれも砂浜ギリギリにカメラを構えて撮っているではありませんか!しかし、実際にやって見ると、これが結構な重労働でしたね。それこそ、砂浜に這いつくばってじゃないと撮れないシチュエーションでした。しかも、見た感じでは限りなく海辺に近い方が良い絵が撮れる感じがして、本番ではもっと海辺に近いポイントに行こうと話し合いました。その後、
一旦、駐車場の車に戻りました。
ネットの情報では日の入時刻が18時10分と載っていたので、17時過ぎに本番を迎えようと暫し車の中でゆっくりした私達でした。17時が近づく頃には、駐車場が徐々に埋まって来て、車の横をカメラマンを従えた女性陣が横切る姿や、若いカップルが次々と砂浜に向かう姿を目にする事になります。それに促される形で、私達も砂浜に繰り出しました。すると、最初に見た時よりも更に増えた光景を目にする事になるのでした。
私達は蛇行した海水の通り道を避けながらすたすら海辺に近い場所を目指します。これも、かなりの労力でしたが、インスタ映えする写真を撮るためには仕方ない事と諦めて黙々と向かいましたね。1番のスポットと思われる場所には既に沢山の人が占有していたので、仕方なく完全に海面が鏡になる場所では無かったものの、妥協した場所でチャレンジする事にしました。水溜りの向こう側(海側)に家内を立たせてポーズを取らせて、ひたすら撮り続けたところ、僅か数枚が、それらしい雰囲気になったので結果オーライとしましたね。その後、帰途につき22時過ぎに自宅に帰り着きました。
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2021/03/17 22:56:10