
2024年8月13日から、お盆休みとして、京都市左京区の、家内の実家に帰省しました。その前日の8月12日は、広島市佐伯区五日市町にある寿司店で、7年振りの再会となった友人と、15時から寿司や刺身を肴にして、生ビールやウイスキーを楽しく呑んで、夕方には結構酔っ払っていたので、12日の夕方に帰宅してからは、帰省の準備が出来ず、8月13日の出発当日は、早朝6時に起床して、諸々の準備を済ませて、9時半過ぎに広島の自宅を出発しました。
例年であれば、家内は一足先に帰省して、後から私と長男家族が、一緒に京都に帰るところでしたが、今年のお盆には、長男嫁家のアメリカの親戚筋が15名の大所帯で、来広するらしく、日本のホストファミリー家としては、その対応を家族総出で当たるらしく、それにより、今年の長男家族の、京都へのお盆帰省は無くなりました。外野の身分ながら、観光コンテンツが、平和公園と宮島だけと言う極端に少ない広島で、大所帯の親戚筋が満足するのか?なんて考えてしまいましたね。笑
コロナ前には、ハワイの親戚も来広した事があるそうで、アメリカ本土もハワイの親戚のどちらも、昔、ハワイやアメリカに移住した末裔との話で、かなり血も薄くなってる事と思いますが、それでも親戚って事なんでしょうね。私達も、2017年に35年振りのハワイに、長男夫婦のフォト婚に同行した際には、ハワイの親戚と絡んだ事がありましたが、私の長男と結婚した相手の家族の、遠い親戚と言う、かなり薄い関係性で、気分的には、完全アウェーだったので、辛い時間を過ごしたものの、喉元過ぎれば熱さを忘れるですね。
長男家族が、京都に帰省すると、いつもは、応接間を常駐場所にするのですが、今回は、その長男家族が居ないと言う事で、いつもなら、2階に重たい荷物を運んでいるのですが、私が応接間を占有して過ごす事にしました。それから、京都の家内の実家に帰るのは、お盆である事も重要ではあるのですが、家内にとっては、93歳になる義母(家内にとっては実母)のお世話と言う仕事があるものの、私の仕事としては、実家では、時々、アッシーの役目はあるものの、その仕事の大半は、比叡山でアマチュア無線を実施する事でした。笑
果たして、8月14日の朝も、比叡山に行く気満々で待機していましたが、家内から待ったが掛かります。デイサービスに行きたがらない義母を、家内が、宥めすかして、その気にさせた時には、当然ですが、既に迎えの車は帰った後になるので、その場合には、私が義母を施設まで送り届ける役目を、担う事になりました。それでも、10時過ぎには比叡山に行ける事になったので、ヨシ!としたものでした。初めて送って行った施設は、同時間帯に、各家庭に、迎えに行ってた施設の車が大挙して戻って来ると言う、最悪のタイミングでしたが、何とか送る事が出来ました。
施設に送った帰りには、家内を実家まで送る必要がありましたが、それでも、11時前には、比叡山の山頂駐車場に到着する事が出来ました。高槻市在住の既知のJE3局を意識して、トイレやガーデンミュージアムがある、そのエリアとは真反対のエリアで、パスが発車時刻まで待機するエリアの一番奥まった場所に駐車する事にしました。それは、その場所が、過去には高槻市方向にパスが良かった場所だったと判明していたからでした。それに、地元の広島では、土日であっても、人気のバンド以外は閑散としているので、比叡山では、ある試しをする事にします。
それは、無線機やアンテナを準備するに当たり、例え、コンディションが開いて無い29FMでも、3エリアには、結構、愛好者が存在しているので、比叡山なら、近場の局から、グランドウェーブで、お声がけがある筈!と考えて、4.5mのアンテナポールの上には、29FMに合わせたV型ダイポールアンテナを揚げる事にしたのでした。もし、運悪く、29FMを空振りしても、順次、エレメントを伸ばして、HF帯の各周波数にもQSY可能であるイメージもあった事から、助手席にも、久し振りに、NBCのBL-50TXバッテリーと、IC-7300Mをセットする事にしました。
ダッシュボードには、いつもの様に、IC-705を置きましたが、通常のレイアウトと違うのは、最近購入したバッテリーから駆動可能な、エレコムのFAN-U177BKと言う横置きのファンを、IC-705の背面から5cm位の場所に鎮座させると共に、これまでエレコムのファンの位置で、使用していた2連ファンも右横に配置する事にしました。背面のバッテリードックに設置する6cm角のUSBファンは、これまでにも使用して来たものですが、とにかく、IC-705に合計3台のファンを向けての冷却は、これまでには、やった事が無かったので、興味が倍増したのでした。
これまでの真夏の使用では、ややもすれば、レッドゾーンに飛び込んで、電源が落ちそうになると言う夏場の風物詩でしたが、この3台のファン体制だと、FMモードで連続送信しても、ピンクゾーンで踏み止まってくれていたので、USBケーブルやコード類が、面倒臭い事にはなりましたが、結果オーライとして、大正解だと自画自賛しています。しかし、この試作に辿り着くまでには、思い付きで突っ走ってしまった、ある試しがあったのでした。そのキッカケは、CQオームが発売する事になったIC-705のヒートシンクを見た事からでした。
これまでのIC-705のグッズは、背面ファンはありましたが、ヒートシンクと言う発想はありませんでした。それが、今回、CQオームが発売すると言うので、無線系YouTuber各氏にCQオームから、テストの為の実物供与があった様で、それを使用した動画を観るにつけ、大した効果も確認出来なかった事から、私なりの二番煎じの発想が閃いたのでした。それは、SSDのm.2の銅製ヒートシンクを、IC-705のバッテリードックに配置して、通常使用する6cm角のUSBファンを排熱にして、更には5cm離れた場所に置く、2連ファンも排熱モードにすれば、IC-705の熱暴走対策に効果があるのでは?と言う考えでした。
それにより、Yahooショッピングで、6cmファンと同じメーカーのヒートシンクセットを購入しました。その後、銅製のヒートシンクをカッターで切断しようとしたものの、中々、カットする事が叶わず、送られて来たままの75mmのサイズで、0.5mmのサーマルパッドを、ヒートシンクに重ねて、シリコンバンドで纏めて、IC-705の背面にあるバッテリードックに、敷こうとしたものの、背面の凹凸がサーマルパッドの高さ以上だった事で、浮いてしまいがちになり、同梱されていた1mmのサーマルパッドに変更して、若干の隙間を是正して、6cm角のファンを取り付けて確認作業をしてみる事にしました。
しかし、6cm角ファンを取り付けると、ヒートシンクの間には、隙間が無いと言いますか、むしろ、6cm角ファンで、ヒートシンクを固定している風にもなりましたが、それでも確認作業に踏み切ったのでした。結果としては、予想通りとも言える、大した効果も無いままに玉砕してしまいましたが、やはり、背面ドックに取り付け可能な範囲である、約60mm×40mmに合わせてカットするしか無いと判断しました。その後、試行錯誤しながら、1枚目のヒートシンクを、60mmの長さにカットする事に成功しました。
それに気を良くした私は、2枚目のヒートシンクも、長さを60mmにカットすると共に、2枚のヒートシンクを並べた際に、40mmになる様に、2枚目のヒートシンクの端の部分を4mmカットしたのでした。そして、カット面を紙やすりで修正して、2枚物の不細工なヒートシンクにはなりましたが、背面ドックの装着可能範囲である60mm×40mmのヒートシンクを完成させました。サーマルパッドの方も、それに合わせてカットしました。ヒートシンクとサーマルパッドはシリコンバンドで抱き合わせて、同梱されていた耐高温テープは使用しないで、最初の確認作業と同じ様に、6cm角のUSBファンで、押さえる形で2回目の確認作業に取り掛かりました。
結果としては、密着度が増した分、銅製のヒートシンクの表面に集まった熱も半端無かったのですが、何如せん、それを排熱する6cm角のUSBファンの、圧倒的な能力不足により、中途半端な排熱となってしまい、大した効果を生み出す事は叶いませんでした。それによって、やはり、吸い出しによる排熱よりも、吹き付けによる冷却効果の方に分があると判断して、前出のエレコムの横長ファンを購入したのでした。横長のファンは、これまで2連ファンで対応していたIC-705の背面から5cmの位置に置く事にして、2連ファンは、IC-705の右側から風を当てる様にしました。これにより、夏場のレッドゾーン突入は、軽いピンクゾーンで推移しているので、結果オーライと相成りました。
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2024/08/20 20:01:03