
本日、先行投稿した「強風時のローテーター挙動確認」には、悪しき、後日談がありまして、2024年10月6日、山口県大島郡の周防大島にある「嵩山=だけさん」に移動運用に行った際、完全なる勘違いミスによる、通った事のない狭路と言いますか、獣道の様なルートに迷い込み、Uターンも出来ないままに、障害物があっても強行突破して、正規のルートに乗れたのは良かったのですが、結局は、頂上近くのトイレより先は、何故か車止めがしてあり、登ることが出来ませんでした。
トイレ前の駐車場では、障害物を無視して強行突破した結果が、重篤なことになっているのでは?と、恐る恐る運転席から降りて、木立に囲まれて薄暗い中、車の周囲を注意深くチェックしたところ、小さな引っ掻き傷は散見されたものの、大きな傷は特に無く、安堵したものでした。しかし、家内と市内に買い物に出掛けた際、左正面下部バンパー(金属外)に凹みと、金属部分にも僅かに傷、フロントVグリルのメッキ部分に小さな傷を認めて、大いに狼狽えます。
車体色がブラックの上、その金属外のパーツもグレーだった所為で、日頃から外観チェックに無頓着だった私の、目を掻い潜る結果となっていたのでした。車内でiPhoneを触っていた家内に声を掛けて、社外に出る様に促して、凹みを見せたところ、「あちゃー!10万越えコースか!気付かんかったんかいな!当て逃げちゃうか?」と言うので、わざわざカミングアウトして、家庭争議を起こすのも本意では無かったので、それに乗っかると言いますか、暗にそれを肯定した輩がいました。
翌日には、早速、前車のアルファード・ハイブリッド時代から、何かとお世話になっている、広島市内の板金会社に持ち込みました。最近では、京都市内で当て逃げされた際の、修理見積もりもして頂き、先方から支払われた修理代金は、軽微なものだったので、後日、エクストレイルの車体色に調合された、タッチペイントでセルフ修理して、修理代金は、しっかりと無線機器に化けていました。この日は、アバウトな見積もりを取る目的でしたが、社長さんが、従業員に指示を出すではなく、自らが、道具を用意し始めたのでした。
先ず最初に用意したのは、いかにも熱い空気は排出しそうな大型ファンでした。社長さんは、執拗に凹み部分に、熱い空気を当てていましたが、私にタイヤを左に切る様に言って、タイヤカバーの方向からパーツを外し始めました。そして、パーツを外し終わると、凹み部分の裏側から、注意深く前側に押しながら整形して行ったのでした。そして、微調整の末、引っ掻き傷はそのままでしたが、それ以外の部分は、私感ですが、かなりの精度で、元通りになったのでした。
元々の色がグレーであった為、傷の部分も目立つ色には、抉れて無かった事もあり、正面から見ても、接近して見ないと分からない程度には、落ち着いていました。修理費用は6,000円+消費税でした。「もしかしたら、本格的に修理をお願いするかも知れませんが、今のところは、かなり満足してます」と社長さんに言って、謝辞を述べてから板金会社を後にしました。駐車場に戻ってから、先ず実施した事は、前出のタッチペイントでした。この作業だけでも、より目立たなくなりました。
フロントのVグリルの金メッキ部分に至っては、元々が光る部分だった事もあり、全く分からないレベルでした。その後、自宅に帰って家内に報告すると、「で、完全に修理したらナンボって?」と突っ込まれたので、あまり、修理には前向きではない事を伝えたものの、それでも尋ねろと言うので、板金会社の社長さんに連絡しました。すると、タッチペイント前の状態を見ていた社長さんは、「バンパーを分解2色塗装するので、大体、74,498円くらいにはなりますね」と言う回答を得ました。
それを家内に伝えると、「いつ持って行くん?」と言うので、「直すかは未定じゃけど、松の木の伐採と、10月26日から27日にある29FMの移動伝搬実験の後にはなるな」と答えておきました。しかし、その時点では、最初の状態と比較すると、かなり見た目も改善されて、大して気にならないレベルに、落ち着いたと言うセルフ診断もあったので、そのままで乗るか、DIYが可能であれば、直してみたい気になっています。ただ、抉れている傷はヤスリで除去するにしても、ペイントをどうするか思案しています。
どなたか、良い方法があれば、ご教授をお願いしたいですね。但し、タイヤ交換もオイル交換も、人任せにする輩の事ですから、DIYするにしても限度があると言いますか、限りなく底は浅いと言う事は言えると思います。とは言え、あれから既に、1ヶ月以上経過していますが、ヤスリで研磨する訳でも無く、そのまま、何もしないで過ごしています。しかも、どんどん気にならない様にもなっています。YouTubeのCG動画CMに騙されて購入した、どんな傷でも修復可能なクリームが口惜しいですね。
全ては、身から出た錆には違いありませんが、日産エクストレイルの新古車を購入した際、変に10年保証を付けたばかりに、車の内外装の変更は、保証から外れると言う文言に、車のDIYに対して必要以上に奥手になった事から、全てを人任せして、自らが手を加える事を怠って来た結果が、現状だと思っています。しかも、65,000km強も走行している現在においては、修理費用は殆ど発生してないレベルです。日本車の耐久性を完全に侮っていました。世界で売れる訳ですね!
写真は、最後の最後に合流する事が出来た、101号線です。左側から鋭角に合流する道が狭路の獣道です。
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2024/11/21 10:06:46