
比叡山運用7日目の2025年5月6日は、朝から雨が降る鬱陶しい天気でした。この日の運用体制としては、ガーデンミュージアム横でQRVする既定路線はそのままに、アンテナは、いつも多用しているSG7900はやめて、Eスポの出現を期待して、29〜430MHzまでQRV可能なCR8900アンテナを使用。アンテナチューナーは、29MHzと50MHz帯用として、AH-705チューナー。144/430MHz用としては、CAT-283チューナーを用意しました。
ただ、気になっていた事は、雨天でもあり、気軽に車外への出入りが制限される中、29MHzと50MHz帯で使用するMAT-50を、雨天の中、取り外したり、付けたりするのも鬱陶しいと考えて、MAT-50を付けたままでも、CAT-283チューナーを使用して、144MHzや430MHzのSWR値を追い込む事が可能であるのか?と言う疑問がありました。しかし、結果としては、問題なくSWR値を1.0まで追い込む事が叶って、とても喜ぶ輩がいました。
そんな嬉しい結果を受けて、29FMからスタートする事にして、サブの周波数を確保せずに、メイン周波数でCQを出すと、7時57分に、京都府城陽市のJQ3局からコールバックがあり、慌てて、サブの周波数を指定したのでした。その後は、コールバックが無かったので、50MHz-FMにQSYして、CQを発出すると、8時12分に、大阪府大東市のJK3局からコールバックを頂きましたが、サブの周波数を指定するまでもなく、ショートQSOで終わりました。
今度は、430MHz-FMにQSYすべく、AH-705チューナーから、CAT-283チューナーに変更して、430MHz-FMでサブの周波数を確保。メインでCQを発出しました。すると、9時1分に滋賀県守山市のJF3局からコールバックがあり、交信がスタートしました。しかし、その後が続かなかったので、使用していた周波数をクリアして、バンド内をリサーチすると、JQ3/3局の交信が聴こえて来ました。
このJQ3/3局とは、JQ3/3局が開局したばかりの頃に、2回程度、交信した事がありましたが、「誰でもQSL」のレクチャーをしたら、直ぐに、実践してくれていた局だった事もあり、この機会に、是非とも交信したいと考えて、交信が終了するのを、30分程待つ事になりました。そして、前局との交信終わりにコールを送って、9時33分から交信がスタートしました。この時、JQ3/3局は、大阪府岸和田市にインター側に移動していました。
その後は、再び、CQを発出すると、9時51分に京都市北区を走行していたJQ3/3局から、コールバックを頂きました。このJQ3/3局は、毎日、私の交信をワッチされていたらしく、前日にはコールを送ったそうでしたが、その時は、運悪く繋がらなかったと仰っていました。10時15分には、滋賀県高島市のJP3局からコールがありましたが、29FMにも出れるのなら、交信して欲しいとリクエストされた事で、急遽、29FMにQSYする事になりました。
もし、29FMでの交信が不成立になった場合には、430MHz-FMのサブの周波数に、戻ると言う取り決めもして、29FMのメイン周波数でJP3局を呼んだものの、遂には諦めて430MHz-FMのサブの周波数に戻って、JP3局を呼ぶと、出て来てくれたので、「何故か、29FMでは駄目でしたね」と言う、会話を最後に交信が終了しました。この後は、コールバックが無かったので、気まぐれで、再び、29FMにQSYする事にして、チューナーをAH-705に変更しました。
すると、メインでCQを連発させていた、京都市山科区のJQ3局がいました。そのCQにコールを送って、10時29分より交信がスタートしました。このJQ3局とは、東映太秦映画村に家族を送り出した後、隣接する大駐車場で、RHM12アンテナを、初めて430MHz帯で使用した時に、繋がった局でしたが、その時以来の交信となり、暫し、楽しい会話に、花が咲きました。その後は、バンド内を検索するも何も無かったので、特にCQは出さずに、再び430MHz-FMにQSYしました。
サブを確保して、メイン周波数でCQを出すと、10時55分に、再び、滋賀県高島市のJP3局からコールバックがあり、楽しく会話しました。その後は、トイレ休憩とランチタイムとして、再び、CQを出したのは、12時半近くになってからでした。すると、私のCQに対して、12時32分に奈良県のサッカースタジアムの駐車場で、昼寝をしていたJK3局から、お声掛けを頂きました。しかし、またしても後が続かなかったので、再び、29FMにQSYする事にしました。
すると、九州エリアが開けていました。近距離Eスポとも言える程に近い、福岡県や大分県が入感していました。その中には、29FMの大分グループの広報担当の、大分県由布市のJG6局の信号もありました。私は、IC-705の非力な10ワット出力で呼び続けて、13時10分になって、漸く、拾って頂き交信が成立しました。これが、雨天で無ければ、IC-7300Mの50ワット出力で呼ぶ場面でしたが、雨では仕方ない事でした。JG6局とは前回の移動伝播実験以来でした。
思いがけないJG6局との交信で、遣り切った感があったものの、ついでに、50MHz-FMにQSYして、サブの周波数を確保してから、メイン周波数でCQを出すと、13時25分に滋賀県近江八幡市のJA4/3局からコールバックを頂き、久し振りの交信となりました。JA4/3局との交信が終了してからは、最終日は早目に切り上げる予定にしていた事もあり、雨が小降りになったタイミングに、ルーフのアンテナを撤去し、ハッチバック内で片付けを実施してから山を下りました。
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2025/06/25 13:22:02