吉岡徳仁展-トルネード(〜2015.8.2.sun)
投稿日 : 2015年07月29日
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佐賀県立美術館が、佐賀県出身で世界的なデザイナー吉岡徳仁 氏によってリフレッシュされ、7/2(木)にニューアルオープンしました。
そのこけら落としとして、吉岡徳仁展が8/2(日)行われており、ようやく見に行くことができました。
ちなみに吉岡徳仁氏は東京モーターショーのトヨタブースなどのスペースデザインから、AUの携帯電話「メディアスキン」などのプロダクトデザインなど幅広い活動で知られています。
●http://www.tokujin.com
●http://www.tanseisha.co.jp/service/works/50095
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以前は暗く冷たい印象だった美術館が、コンクリート壁はそのままで、床と天井の色と素材が上手く壁と同調され、不思議にも温かみの感じられる空間へ変わっていました。
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そしてインスタレーションの会場へ入ります。
長いストロー状の素材を重ね合わせた空間は、不思議な非現実的なものとなっており、子どもたちも見たことの無い世界観に喜んでいました。
参考HP
●http://saga-museum.jp/museum/exhibition/limited/2015/06/000653.html
※フラッシュ無しであれば撮影OK…ということで撮らせていただきました。
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2001年に発表された代表作「ハニーポップ」…チョコレートの包み紙にヒントを得たという作品は、軽く軟弱そうですが広げると座れる椅子になるというもの。
ニューヨーク近代美術館に永久保存されているそうです。
参考HP
●http://media.excite.co.jp/ism/131/03works02.html
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2002年発表の「ウォーターブロック」…一瞬「氷の椅子」かと思いますが、よく見ると水面のキラキラ感や波紋が表現されており、「水の塊」という言葉が似合います。
参考HP
●http://heritager.com/?p=24061
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「ヴィーナス-結晶の椅子」…一見フワフワしてそうですが、特殊な水の中でポリエステル繊維を結晶化?させたような行程で作られたようで、見たことの無い質感に感動を覚えました。
参考HP
●http://architecturephoto.net/21623/
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吉岡氏の活躍をまとめた約30分の映像も放映されています。
吉岡徳仁展-トルネードは、8/2(日)までとなっています。
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その他、明治から昭和にかけて活躍した佐賀県出勤の洋画家"岡田三郎助"の展示室も新調され常設されていました。
こちらも見応えのある作品ばかり…佐賀市へお越しの際はぜひご覧ください。
佐賀県立博物館・佐賀県立美術館HP
●http://saga-museum.jp/museum/
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