BRIDGESTONE BLIZZAK VRX2  

【再レビュー】(2025/02/18)
今月初旬にまともな雪道を100km近く走る機会がありました。
交換した前回の冬は石川に行ったぐらいで、雪は降ったものの除雪した道しか走らずに性能は不明のままでした。
今回は積もりたての積雪路、圧殺路、圧雪が少し溶けた道、凍結路面など様々な状態を走行できました。
ちなみに最大20センチ超えの積雪路ではグイグイ進んでくれました。
問題は一旦溶けかけたシャーベット状の雪と半分凍った路面が混ざったような状態で、急な登り坂を駆け上がる際、アクセルを踏み込むとやや空転気味になって加速が思うように出来なかった点が気になりました。
また、峠道の頂上付近で薄い凍結路面では二度ほど少し滑ってハンドル操作が必要でした。
２シーズン目で安心していので少々驚きました。
ブリザックは従来のスタッドレスのようにドライ路面走行時の頼りなさが一切ないのですが、逆に言えばタイヤ全体の剛性が高く、サイドウォールも硬く作ってあります。
何年か前に軽に乗っている人がブリザックの新品に替えたらグリップしない場面が結構あったとし、レガシィだとちゃんとグリップすることを書いてました。
つまり車重などが影響しているのではと推測しております。軽い車だと期待ほどグリップ力が働かないのかもしれません。ちなみにMINIクラブマンのクーパーＳは1290kgだったかと思いますが、とりわけ軽いとは思えないのですが。。。
パワーとトルクはターボのおかけである方だと思いますが、そういったことも関係するのでしょうか？
概ね満足度は高いタイヤですが、過信は禁物だと思いました。