
トヨタのTHS-Ⅱのパラレル式は、エネルギー効率が最も良く、燃費が最も良い仕組みといえます。
反面、効率を重視する余り、ボディが大きくなって重たくなると、エンジンパワーを必要とするため、必然的に排気量を大きくしないといけなくなるともいえます。
ホンダのe:HEVは、高速以外はシリーズハイブリッド方式で、エンジンは発電のみに専念します。逆に高速になると、エンジンだけで駆動することになります。
全速度域をうまいところ取りするのではなく、割り切った形といえるでしょう。
日産(三菱)のe-POWERは、シリーズハイブリッドで、エンジンは発電機と化しており、駆動には直接関わることはありません。
そのため、高速では燃費がガタ落ちということになります。
また、モータージャーナリストさんがおっしゃっていたのですが、e-POWERの4WDの場合、決まっている電気容量を四輪で分配することになるので、ガソリンエンジンの4WDとは異なり、Max時においてパワーダウンしている状態になっているともいえるようです。
となると、ホンダの方式が、ある意味走りを重視した特性をうまくハイブリッド化しているといえるのではないかと思いました。
マツダは、R-EVを生産しておりますが、個人的にRX-9が登場するのであれば、2ローターで一つは発電に回っても良いので、もう一つは駆動に関与して欲しいと願ってしまいます。
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2024/09/20 06:37:11