≪「RX450h」の気になる点・感じた点について、自分なりに調べた結果等を記録しておこうと思います。≫
LEXUSの運転支援装置(LEXUS SAFETY SYSTEM+)は、LEXUS車を購入するきっかけの一つでもあり、LEXUS車を推薦する理由の一つです。クルマを運転する以上、ドライビングテクニックや運転意識も重要ですが、それを補完するという意味では、安全性に関する運転支援装置もなくてはならないと思っています。
しかし、LEXUSの運転支援装置は、非常に多岐に渡り、システム名称も少し複雑で(英文字の略語は、もっと分かりにくいと思っています。)、使いこなすという意味では、慣れと十分な理解が必要だと思っています。
そこで、「LEXUSの運転支援装置(LEXUS SAFETY SYSTEM+)」をまとめておこうと思います。
【プリクラッシュセーフティシステム(PCS)】
・ 進路上の車両や歩行者を前方のセンサーで察知し、衝突の可能性を判断して、警報やブレーキ力制御で衝突回避操作を支援するシステムです。
・ フロントグリルのレクサスマークにミリ波レーダーがついています。
・ 衝突の可能性が高いとシステムが判断したときには、警報が鳴ります(「"ピピピ…"」と鳴ります。)。これは、もっとも必要な支援装置と感じています。
・ 衝突の可能性がさらに高まった時には、自動的にブレーキが作動します。
【レーンキーピングアシスト(LKA)】
・ 白(または黄)線で整備された道路や高速道路を走行中に、車線からはみ出る可能性を警告したり、はみ出ないようにハンドル操作を支援するシステムです。
・ LKAは、フロントウィンドウガラス上部のカメラセンサーで車線を認識しています。
・ 特に「車線逸脱抑制機能」は、車線からはみ出そうになったときにハンドルがぐっと重くなった感じになるので、運転時の注意喚起にはとても良いシステムと思っています。
・ 車線逸脱警報装置の表示は、マルチインフォメーションディスプレイにて白線認識の表示がされるのですが、「白線表示の内側が黒いとき(黒い線として表示されているとき)」は、システムが白線を認識していないときなので、注意が必要です。
【ブラインドスポットモニター(BSM)】
・ リアバンパー内側にあるセンサーにて、目視では視認しずらい領域の確認を支援するシステムです。
・ 「ブラインドスポットモニター(BSM)機能」と「リアクロストラフィックアラート(RCTA)機能」の2つの機能があります。
・ BSMとは、ドアミラーの死角に車両を検知したときに、ドアミラーインジケーターが点灯するというものです。つまり、走行中の車線変更時の後方車両を認識してくれます。
・ RCTAとは、バック時に死角となる左右後方から他車が来ていることをブザー等で知らせてくれるものです。つまり、駐車場などでのバック進行時の後方車両を認識してくれます。
【クリアランスソナー】
・ 車両と障害物との距離を超音波センサーで感知し、メーター内のマルチインフォメーションディスプレイに表示した上で、ブザー音等で知らせてくれるシステムです。
・ 超音波センサーの場所は、フロント、フロントコーナー(左右)、リアコーナー(左右)、バックの6ヵ所です。
・ 車速が10Km/hを超えないようにとされているので、主に駐車時などに活躍します。
【オートマチックハイビーム(AHB)】
・ 前方のカメラセンサーにより、前方車両のランプや街灯を判定し、"自動的に"ハイビームとロービームを切り替えてくれるシステムです。
【ITS Connect】
・ 同じ通信機を搭載した他車との通信を行ったり、道路上のDSSS用路側装置から必要な情報を取得するためのシステムです。
・ この「ITS Connect」は、メーカーオプションで27,000円税別なのですが、とても優秀です。
・ 他車や道路上の装置(信号機など)と予め通信を行っているので、「右折時の対向車注意喚起」、「赤信号注意喚起」、「見通しが悪い道路での前方停止車両存在案内」、「一時停止注意喚起」などを行ってくれます。
・ また、救急車が近づいた時の「緊急車両存在通知」や信号待ち時間を知らせてくれる「信号待ち発信準備案内」までしてくれます。
・ さらに高速道路走行時のレーダークルーズコントロール機能使用時にスムーズな走行を手助けしてくれます。
・ これだけの機能があって、27,000円税別です。
結果、カタカナ表記も英文字の略語も、ちょっと難しいですね。名称とシステム内容がしっかりリンクするようになりたいと思っています。
ただ、どの運転支援装置も安全性の観点からは、「とても優れたシステム」だと思っています。
また、取扱説明書では「LEXUS SAFETY SYSTEM+」の説明として、以下のように記載されています。
・ 『LEXUS SAFETY SYSTEM+は、運転者の安全運転を前提としたシステムであり、事故被害や運転負荷の軽減に寄与することを目的としています。』
・ 『本システムは認識性能・制御性能に限界があります。システムを過信せず、運転者は自らの責任で周囲の状況を把握し、安全運転を心がけてください。』
つまり、「PCSがあるからと言って、ノーブレーキでつっこまないでね。」、「LKAがあるからといって、手放しで運転しないでね。」ということです…。
≪関連情報URL≫
LEXUS RX ADVANCED SAFETY
https://lexus.jp/models/rx/features/advanced_safety/
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