Remix WINZAⅧ FSN-WZ12 TWIN WOOFER BOX  

ダイ○ックスの商魂たるや逞しいもの。
かなり年季の入ったデッドストックの様子。
このパッケージの状況から10年は軽く越えていようもの。
これで新品なのだから異次元である。
此れぞ正に売る阿呆に買う阿呆。

値札は特に色も変えられておらず、ただその指示値だけが異様なオーラを醸していた。
ワンコイン以下。。。あらゆる物が値上げ市場となる昨今、異常を超えた異常が起きたかと勘繰ったものである。
店内で開梱し、内容物は一式揃っているのを確認。
唯一、取扱説明書を除いては。
まあ良い、説明書など。
何とかなる。Enything it's alright.
それよりこの価格に胸が打ち震え、
この機を逃してはならない想いに満ちたのだった。
繰り返すが、此れぞ正に売る阿呆に買う阿呆。


H82Wへの換装は炎天下3時間弱に及び、
さて、使用感である。
それは価格を鑑みると凄まじいパフォーマンスと云えるものであり、
しっかりと低音のブーストUPが叶った、のみならず、
中音域の下部までアシストも果たす。
センターユニット側で強調していた低音をやや絞って、
バスブーストも解除。
これで全体のバランスが見違える程改善され、
中〜低音域の解像度が上がった。
勿論、小型のBOXがゆえうねる様な超重低音を再現
出来るとは言わないが、
今迄、中低音域を一身に担っていたスコーカー、
音量を上げれば当然キャパオーバーで悲鳴を上げていたものが、
分業が叶って低音に余裕が生まれた。
今迄以上に音量を上げても煩く感じないのが心地良い。


我がH82Wに於けるオーデオシステムとしては、
KENWOODのメインユニット :RDT-171
F：純正スピーカ＋PROTONE ツィータ
R：シエンタ純正スピーカ＋当製品(FSN-WZ12)
実に、追加スピーカに関してはPROTONEツィータ¥980と当製品¥499、
計：僅か¥1500足らずで良バランスを手に入れてしまった。
結果的にはよりコストの掛かっている1stカーを凌駕する程のものである。


今は無き株式会社レミックス製。
誤解を恐れずに言えば、低耐久に定評のあるレミックス製品だが、
この超デッドストック品に置いては如何だろうか。
まあ一年も愉しめれば、それで良いと思い購入したのだが、
1stカーで20年超に渡りご存命の、JVCチューンナップウーファー共々、長生きして欲しいモンである。