BRIDGESTONE POTENZA RE050A 165/50R16  

納車後半年以上が経過し、
いよいよレビューをしたためてみようと思う。
ODO:4698km

国産スポーツブランドタイヤなんて、
実に20代の頃EP82に履いていたADVAN NEOVA以来か。
その後はひたすらエコノミータイヤの真面目一直線。( ´,_ゝ｀)
ゆえに今回は納車前からその味わいは如何なるものか楽しみで仕方なかった。

結果から言うと、
もう少し早くにレビューしても良かったかもしれない。
というのも、
σ(*´Д｀)程度の技量だと見事にオーバースペックと
だいぶ早い段階で直感的に想ったのだ。笑

まず普段遣いで機能的に不足する場面は"絶対に"無いと言い切れる。
ビルシュタインのおかげで
衝撃・振動回避のために路面状況によってはあまり合理的でないライン取りをしたにせよ、
たとえ急ハンドルでも難なく回避出来てしまう点。
ほんの4〜5m前で道路の亀裂の大きさに気付き、
瞬時的に避けて元のラインに戻る、
これをごく当たり前にこなせるのも
このタイヤの貢献する所は大きいと思う。
同じ動作を花冠號でしようものなら、
まずグオ〜〜と大袈裟なタイヤ音のあと、大袈裟なロールを迎えることだろう。

極端にオーバースピードで各コーナーに挑んでも、
コーナーを迎える都度、限界が予見より遥か先に有ることを確認でき、
一体、どこまで曲がるのかと
気が遠くなるほどである。
強いて言えば、LA400Kの軽車重の所為で
跳ねる感覚は有る、くらいか。
跳ねてラインが外へ膨らんだにせよ、
常識的なドライブに於いて想定されることでは無い。

更に驚いたのがウェット性能。
雨天とそうでないのとで、
それぞれコーナリングの限界を探ろうとするのだが、
差異が感じられない。
低μとなるウェット路面とに差異が無いワケがないので、
何のこたあない、つまりはσ(*´Д｀)の技量がタイヤの性能に追い付いてないのである。
それくらい、雨天でも不安を感じる事の方が難しいのである。

ノイズに関しては、至って平均的なエコノミータイヤとそう大差は無いように思える。
勿論、静かではないが
かといい、「うるさい」とまでは言えない。
まぁコペンでこのタイヤ以外をまだ履いていないので、
コペンの素性か、このタイヤ起因なのか、
ノイズの成分分析まではまだ出来ていない。

そしてよく言われる、ライフの短さ。
トレッドウェアは140という低さだそうで、
ま、これだけグリップしてくれるなら
トレードオフでございましょうかと想像はしてしまう。
ただ、コペンの回頭性の良さの手助けとなる部分でもあるだけに、
相応のハードコンパウンドであると思うが、
硬さと耐摩耗はベツというコトか。

いずれにせよ、
このタイヤのポテンシャルを引き出すには、
タイヤ以前にσ(*´Д｀)技術的にドライバーに相当の負荷が掛かる事が分かった。笑
これにて3〜4年後は、
安心してアジアンタイヤにランクダウンできるというものだ。
(∩´∀｀)∩かんらからから。