1985年式SR500(1JN) チェーンのたわみ量の調整編その①
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
ここからたわみ量の調整編となります。
前回の1985年式SR500(1JN) チェーン交換編その②の整備手帳はこちら
https://minkara.carview.co.jp/userid/3262754/car/2951008/6736682/note.aspx
調整作業はサービスマニュアル通りの調整方法ではなく少し手間をかけた調整方法で行います
こちらが手順です
センタースタンドを立ててリアアクセルシャフト・トルクロッド・アジャスターボルトは緩めてある状態とします。
①パンダジャッキでスイングアームを下から支える
②左右のリアサスの下側だけを外してスイングアームをフリーにする
③フロントスプロケットとリアスプロケットの中心点結んだ線がだいたい平行になるようにジャッキでスイングアームを持ち上げる
④チェーンの中間点でたわみ量を調整して目盛りも左右で合わせる(規定たわみ量30㎜~40㎜)
⑤たわみ量が規定値内に収まったらアジャスターのロックナットを締めてロックする
以上がたわみ量の調整作業の内容です
2
パンダジャッキでマフラー側のスイングアームを下から支えます。スイングアームを支えることでスイングアームを好きな位置で固定できるのでたわみ量の調整がしやすくなるのと
リアサスペンションを外す時も作業がしやすくなります。
3
左右のリアサスペンションの下側の袋ナットだけ外すとリアサスがスイングアームから外れてスイングアームがフリーになります。
リアサスが外しにくい場合は、ジャッキでスイングアームの高さを調整してリアサスに負荷が掛からない位置にすると外しやすいです
リアサスが外れたらスイングアームの高さは簡単にジャッキで調整できるようになります。
4
スイングアームの高さをジャッキで調整してフロントスプロケットの中心点とリアのスプロケットの中心点を結んだ線が大体平行になるように高さを調整します。画像でフロントとリアの中心点を赤線で結んでみました。画像ではリアが若干下がっているように見えますが大体平行ならOKです。
チェーンの高さを大体揃えることで調整しやすくなります
これでたわみ量の調整の準備ができました。たわみ量の調整はフロントとリアの中間点で行いますので赤丸の箇所でたわみ量の調整を行います
5
たわみ量の確認用に余ってる木材でこのような板を作成しました。板のま真ん中辺りに1㎝間隔で黒い点をマジックで印を付けました。点と点が1㎝間隔なので簡単にたわみ量の確認が出来ます
6
チェーンの中間地点に1cmづつの目盛りを記入した板をこのように置きました。規定たわみ量は30㎜~40㎜となっていますので今回は35㎜に合わせます。アジャスターを回すとすぐにチェーンが張ったり緩んだりします。ある程度まではチェーンを触りながら適当にアジャスターを回して調整します
7
アジャスターボルトを調整して大体のたわみ量が決まってきたら、目盛りを使って現状でどれくらいのたわみ量があるのか確認します。
一番押し下げた状態で下死点を目盛りに鉛筆でマークします
8
[PR]Yahoo!ショッピング
タグ
関連コンテンツ( たわみ量 の関連コンテンツ )
関連整備ピックアップ
関連リンク