STI フレキシブルドロースティフナーリヤ  

補強パーツ第７弾、流用パーツです。

【商品概要】
　今回はGR/GV用のフレキシブルドロースティフナー Fをリヤへ流用しました。
整備手帳にはアップしていますが、効果を体感できたのでパーツレビューに掲載します。

以下、期待効果の参考情報で、VAに搭載されているフレキシブルドロースティフナーリヤのHPから抜粋。
S209及びWRX S4 STI Sport#に採用されたトランクルーム内上部に装着するフレキシブルドロースティフナーです。
左右Cピラーの根本部分を繋ぎ、テンションを掛けることで車体後部のねじれを適度に抑制し、リヤの追従性を高めることにより、ハンドリングのレスポンス向上とともに操縦安定性が向上します。
https://www.sti.jp/parts/wrxsti_va/chassis/ST20168VV010

　GRはハッチバックなので、VAやGVとは違いCピラーからラゲッジエンドまで補強がありません。
その結果、道路のつなぎ目や轍で、フロントとリヤがねじれたり、フロントとリヤの揺れの差が気になっていました。

　これらを対策するために、つっぱり/引っ張りの両方の補強ができるドロースティフナーを流用しました。

【レビュー】
　もともと補強がない箇所を補強したので、かなり効果がありました。
　普段通る道に踏切があり、道路状況も悪いため、フロントが左右に動きリヤが上下に動きボディがねじれる場所があります。フロントとリヤの揺れが異なるため、かなり不快な動きをします。
　フレキシブルドロースティフナーリヤを取り付けたところ、リヤの動きが抑えられてバンピーな挙動がなくなりました。
フロントに同期した動きに変化し、ねじれたり、フロントとリヤが異なる動きをする感じがなくなりました。
　追従性が良くなるって感覚がめちゃくちゃ分かりました。

【考察】
　ハッチバック固有の弱点であるラゲッジの開口部は、荷物をたくさん積める反面、補強がないため簡単に変形します。
走行中は常にフロアとCピラーが開いたり縮んだりを繰り返しているので、ロールを感じたり、リヤがワンテンポ遅れた動作になると考えます。
　ドロースティフナーは開く動作にはバネで引っ張り、縮む動作にはバーとして作用するので、フロアとCピラー間の歪みが最小限に抑制されます。
　その結果、リアボディの無駄な動きがなくなり、挙動をはっきりと感じ取れるようになり追従性が向上したと考えます。

【まとめ】
　ハッチバックには、リヤ、特にCピラーの補強がとても有効だと分かりました。
　ワンオフで作成したこともありとても満足できる効果が得られました。
　拡張性も検討しているので、今後の変化が楽しみです。

　量産できれば、ぜひ、おすすめしたい補強パーツです。
　ただ、型落ちのWRXなので、メーカーさんからは新規パーツはでてこなさそうなので、弱そうなところを探しながら改善していこうと思います。

【最後に】
　第２弾のブラケット（最終版予定）作成は4月中くらいに発注する予定です。
　ご興味があれば、ご連絡ください。

最後までお付き合い、ありがとうございます。