
私も半世紀を生きて来て、これまで所有して来たクルマの台数も
年齢と同じくらいになってきました。試乗も含めれば
膨大な数のクルマに触れて来ました。幸いなことに、みんカラ黎明期からブログをやらせてもらっているので、普通だったら試乗が適わないようなクルマにもみん友さんという繋がりでたくさん乗せてもらいました。
で、そうなると自分で言うのもナンですが、相当に
目が肥えるワケですよ。若かりし頃はカタログスペックだけ見て、現車も見ずに買うということも少ないながらありましたが、そういう
モメンタム=勢いは歳と共に無くなりました。ミニカー感覚でポンポン新車を買えるようなお大尽と違って、私のような小市民は常に
損得勘定で物事を見ています。その結果、気になるクルマに触れても、
ネガティブな面の方が先に見えてしまって、購入に至るという気持ちを極めて
抱きにくくなりました。先日試乗したA110しかり、GRヤリスしかり。また悩ましいのが、実車も見ずにハンコを押さないと買えないクルマも増えている、という実状です。アマルフィにしても、テメラリオにしても、
ちょっと気にはなりますが、恐らく欲しい人はすでにオーダーを入れていて、実車を見れるようになるころにはウェイティングリストは2、3年になっていることでしょう
(ポルシェの場合、そもそもウェイティングすら無理w)。
元来
飽きっぽい性格もあって、そもそも新車オーダーしてから2、3年もするとテンションが下がるのは目に見えてます(^^;。そのような長い待ち期間を経てでも買いたいとなると、相当な
思い入れが必要です。そこまで思い入れを持てるブランドは私の中では
ポルシェと
マツダくらいしか無いのですが、前者はライバルが多すぎてそもそも枠が取れない、後車は出る出る詐欺でなかなかモノがでないというジレンマがあります。で結局妥協案としてどうしても欲しかったら
プレ値中古車に行かざるを得ないという悲しい現実があります。しかし中古車になると今度は
履歴や
保証の問題が絡んで来て、高額なクルマになればなるほどリスク、敷居ともに高くなります。要は、
欲しいと思った時に欲しいクルマが買えない、そもそもそこまで欲しいと思えるクルマがない、という事ですね。まあそんな状況ではありますが、私の中でそれでもやっぱり見ておきたいクルマがいくつかあるので、気になるモノについては後悔の無いよう、まだタマがあるうちに
片っ端から見ておこうと思っています。
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四方山話 | クルマ
Posted at
2025/08/02 08:35:55