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2026年05月08日 イイね!

アメリカ西海岸のクルマ事情 ~後編~

アメリカ西海岸のクルマ事情 ~後編~それでは前編に続いて、後編参りたいと思います!前編で述べた通り、アメリカは極端なクルマ社会です。一人一台は当たり前、正にアメリカ人にとってクルマは下駄替わりというワケです。故に、日本と違ってかなりヤレたクルマが多く、クルマに対する愛情みたいなものは感じなかったです。完全に下駄、消耗品、そういう感覚なんだろうと思います。ちなみにアメリカの東西を繋ぐ有名な"Route 66"は1926年に完成してから今年がちょうど100周年記念だそうです。

① アメリカ西海岸の車種構成

私は海外に行くと、どのようなクルマが走っているのか、直感的な比率を見るようにしています。一昨年、オーストラリアを訪れた際にはスバル車とマツダ車の多さに驚きましたが、今回のアメリカ西海岸はどうだったでしょうか?結論から言いますと、トヨタの圧勝ですね。現在税金の安いテキサス州にメインの工場を据えるトヨタですが、主力車種は現地生産していることから私の知る限りトランプ関税の影響は限定的です(間違っていたらスミマセン)。イメージ的には走っているクルマ全体の約40%がトヨタ車という印象でした。日本と比べると、カムリやカローラなどのセダンが多いのも特徴で、タコマやハイラックスのようなピックアップトラックは都市部ではあまり見かけませんでした。一方でアイダホ州などの田舎に行くとこうしたクルマが主流になるのではないか、と想像します。次いで多かったのが前編でも触れたテスラ。アメリカにとっては国産車ですから、多いのは当たり前と言えば当たり前ですが、想像していた以上に多かったです。



ちなみに、日本車の内訳としてはトヨタ>>ホンダ>>マツダ=スバル>日産という感じで、思ったほどマツダ、スバルは多くなかったです。また、ホンダ車は意外にポピュラーだと感じましたが、日本と違ってアコードやシビックなどのセダンが主流で、SUVはたまにCR-Vを見る程度でした。アメリカの都市部は舗装路を長距離移動するのでセダンが人気なのは頷けます。この辺は国毎の道路事情が反映されるところなので面白いですよね。さて、欧州車についてはどうか。ロス市内ではメルセデスベンツ、BMW、Audiはちらほら見掛けましたが、郊外では皆無。しかも走っている車両は年式の旧いモノがほとんどで最新モデルはほぼ見掛けませんでした。ポルシェも4泊6日の旅行で数回見掛けましたが、タイカン、カイエンハイブリッド、マカンEVのみ。911は1台も見ず、ボクスター、ケイマンもまったく見なかったです。カリフォルニアで見ないなら田舎ではもっと見ないでしょうから、意外にアメリカで欧州車は苦戦している印象です。

② タクシー、そしてUber

ロサンゼルスはとにかく治安が悪いので、日が落ちてから観光客が1人で歩き回るのは鴨がネギを背負って歩いているようなモノです。したがって、「ちょっとそこまでの距離」でもタクシー又はUberを使う事になります。アメリカのタクシー(イエローキャブ)はもともとあまり評判が良くなく、コロナ禍以降完全にUberやLyftといった民間の配車アプリサービスに駆逐されてしまいました。いわば公認の白タクですが、かなりUberやLyft側の審査が厳しく、ちょっとでも不正を行おうものなら運航出来なくなってしまいます。アメリカのインフレはエグい(ビールをお店で頼むと1500円くらい、サンドイッチが2000円くらい)ので、地元の人でもバイトをしないと食べていけません。その点、Uberはクルマ社会のアメリカに於いては非常に重要な副業となっているようです。また、Uberに対抗するように最近運用が開始されたのがGoogleが運営する無人タクシー(Waymo)です。Waymoは、サンタモニカからダウンタウン、イングルウッドを含む約207平方キロメートルの範囲で、100台から数百台規模の車両が一般向けに本格稼働しています。アプリで予約でき、最大4人まで乗車可能でUberよりもやや割安です。私の乗る機会に恵まれませんでしたが、走っている姿は何度か見掛けました。



③ おまけ ディズニーリゾート



アナハイムのディズニーリゾートについても少しだけ触れておきます。アナハイムはロス郊外のベッドタウンでクルマで45分くらいのところにあります。広大な土地にディズニーランドとカリフォルニアアドベンチャーワールド、そしてディズニーダウンタウンという3つの施設が隣接しており、さらに直営のホテルが軒を連ねる大変人気のあるリゾート地です(治安も◎)。今回は一番新しく出来たPixarホテルに宿泊し、2Dayホッパーと言う、2つのパークを自由に行き来出来るチケットを購入して行って来ましたが、結論から言うと非常に良かったです。何が良い、って日本のディズニーと比べて遥かに乗り物もフードも列が短い!ライトニングパス(有料)というアプリを使ったファストパス的なサービスを利用するとほぼ待ち時間ゼロで回れてしまいます。フードもきちんと作られていて、本格的な味で美味しかったです。クルマ好きなので、日本には無い『Cars』のアトラクションはオッサンながらにテンション上がりました。スターウォーズ世代なので、没入型のアトラクションも楽しめました。個人的にはカリフォルニアのディズニーの快適さ、良さを知ってしまった今、もうTDRには行けませんね。





④ 総括

総じて、非常に学びの多い旅となりました。日本のように狭い国土の国とアメリカのように広大な国土を持った大陸ではクルマに対する考え方から何から違うことを改めて知りました。日本でももちろクルマは日常生活に必要なモノですが、アメリカではその必要性が段違いです。一方、少々意外だったのが高速道路の速度規制が意外に厳しいということ。5車線のフリーウェイでも制限速度は概ね55mph(≒90km/h)なので、アウトバーンみたいな速度無制限では全然ありません。何なら東北道や、新東名高速の方が制限速度は上です。田舎に行くと65~70mphとかあるようですが、それでも日本の高速道路とどっこいどっこいなので、想像していたよりも厳しい印象でした。余談ですが、ロスのdowntownでは夜中にドリフト族がビルの屋上パーキングでドリフトしていて(;^_^A。一晩中キュキュルいってて、時差ボケもあり眠れなくてキツかったです。ロスに宿泊するなら、少々値は張りますがビバリーヒルズ近郊の高級ホテルが日本人にとっては過ごしやすいと思います。

Posted at 2026/05/08 08:21:35 | コメント(2) | トラックバック(0) | 四方山話 | クルマ
2026年05月07日 イイね!

アメリカ西海岸のクルマ事情 ~前編~

アメリカ西海岸のクルマ事情 ~前編~みん友の皆さまいかがお過ごしでしょうか?さて、このGWは家族でアメリカに4泊6日の弾丸旅行に行ってきました。前半2日はロサンゼルス~サンタモニカ、後半2泊はアナハイムのディズニーリゾートという構成で短い期間ながら移動時間も長かったので相当疲れましたが、色々学びも多い旅となりました。当然ここはみんカラですので、クルマ好き目線から今回の旅行を振り返ってみたいと思います。少々長くなるので、前後編に分けてお届けします♪

①交通事情・道路事情

まず、アメリカ・・と言っても今回は西海岸・カリフォルニア州にしか滞在していないので、この地の交通事情・道路事情について触れておきたいと思います。まず、アメリカはカリフォルニア州に限らず、超車社会です。メトロ(地下鉄)が発達しているニューヨーク以外は基本的にクルマが無いと生活がままなりません。日本の地方都市でもそういう所はありますが、とにかく一家に一台ではなく、原則一人一台です。しかも、高校1年生の16歳から自動車免許が取れるアメリカでは、高校でさえクルマ通学というケースも少なくありません。ロサンゼルスのような大都市圏は市内に住むのはコストが高過ぎて(ワンルームマンションでも1.5億円くらいする)一般人には購入は無理なので、郊外に居を構える事になります。そうすると、毎日の通勤で往復50km~100kmはザラ、という事になります。

とにかくアメリカは土地が広大なので、ちょっとそこまでが凄く遠くクルマ以外の移動手段は治安の面もあり現実的ではありません。で、これだけ多くの人が住んでいるかつ一人一台社会のため、当然のごとく道路はめちゃくちゃ混みます。平日ラッシュの時間帯は正にbumper to bumperという状況です。フリーウェイはその名の通り無料の高速道路で南北東西に走っています。片道3~6車線あってめちゃくちゃ広いのですが、それでも渋滞します。面白かったのが、HOVと呼ばれる「相乗りレーン」があって、こちらは2名以上乗車の人もしくはEVのみ通行可能という専用レーンになっています。私たちは家族での移動でしたので、当然HOVレーンを利用していましたが、一般車線は輪をかけて激混みでした。道幅が広く、車線が多いアメリカではこんなに混むことは多くの日本人が想像できないのではないか、と思います。

また興味深いのが、アメリカは西海岸と東海岸で時差があります。ロサンゼルスとニューヨークで3時間の時差があり、アメリカのビジネスマーケットはウォール街を中心に回っているため、ニューヨークの朝9時はロサンゼルスの朝6時になり、この時間に合わせて出社するようです。ので、ラッシュが始まるのは4時~5時台と早朝で、夕方のラッシュは2時半くらいから始まります。アメリカ人は基本的に残業はしないので、ロサンゼルスのホワイトカラーは午後の仕事終わりからジムでワークアウトしたりしています。朝早い分、午後からのんびりできるのは羨ましいです(西海岸は日本と比べて遅くまで明るい)。とはいえ滞在中、何回かラッシュの渋滞にハマりましたが本当にどうにも動かないですね(苦笑)。、日本の首都高の渋滞ももちろん酷いですが、同じレベルかそれ以上でした。

②ガソリン価格の高騰と、テスラの台頭

クルマ社会もここまで来ると本気で環境への影響を考えざるを得ません。今回、日本車(トヨタがダントツ)が多かったのは予想の範囲内でしたが、次いで多いのがテスラでした。テスラはアメリカカリフォルニア州がお膝元という事もあり、全米でももっともテスラが多く売れている地域のようです。2024年時点のデータでは、カリフォルニア州はテスラの米国販売台数の約3分の1を占めており、モデルYとモデル3併せて、20万台近く売れています。同年の日本での販売台数が5600台だったことを考えると如何に桁違いかが分かります。ちなみに今回、地元の知人にサンタモニカからロス市内までテスラに乗せてもらいましたが、子供には不評でした。乗り心地が悪い、とw。ちなみにカリフォルニアでは月100ドルのサブスク料を支払えば「自動運転機能」が使えるようで、日本でも近々導入される見込みのようです。

テスラの台頭を後押しするもう一つの理由が税制バウチャー、そしてガソリン価格の高騰です。カリフォルニア州ではEVを購入すると、7500ドルの所得税免除が受けられるほか、10000ドル相当のバウチャー(クーポン)が支給されるようです。これだけでかなりのインセンティブになります。加えて、北米はイランとの戦争開始以降、産油国でありながらガソリン価格が高騰しています。私が知る10年ちょっと前は1ガロン当たり2ドル台だったと記憶していますが、今回は5ドル台半ば、ちょっと市内の高級なエリアだと7ドルを超えていました!(日本円に換算するとリッター220~230円くらい)アメリカ人にとってはクルマは生活必需品ですから、ガソリン価格の高騰は日本人以上に生活へのダメージが極めて深刻で、正に死活問題です。相対的に価格の安い電気=EVに流れるのは極めて自然な流れと言えます。

長くなるので、次は後編で!後編ではアメリカ西海岸で見た車種構成と、タクシー(&Uber)事情、そして総括(雑感)となります!乞うご期待ください♪^^
Posted at 2026/05/07 08:57:36 | コメント(2) | トラックバック(0) | 四方山話 | クルマ
2026年05月01日 イイね!

ドライビングシューズについて

ドライビングシューズについてパーツレビューにも書かせていただきましたが、ドライビングシューズを新調しました♪モノは定番のPUMAスピードキャットですが、ポルシェとのコラボモデルで公式オンラインストアから購入しました。通常モデルの定価は15400円のようですが、私が購入したポルシェGTモデルは3倍を超える49500円もしました💦。まあポルシェのバッヂが付くだけでこれだけ上がるのか、という感じがします。

私は普段からマニュアル車に乗っているため、ドライビングシューズは欠かせません。とは言え、普段履きも兼ねる必要があるので、ルイ・ヴィトン、ベルルッティ、グッチあたりのドライビングシューズを愛用しています。で、たまにPEC東京とか、峠に出かける時にはもう少し本格的なドライビングシューズを履きたいので、数年前にみんカラで評判の良い「ネグローニ」という国産メーカーのドライビングシューズを購入したのですが、私にはどうも合いませんでした。日本人は基本的に開帳足と言って、中足骨が扇状に広がっていて、結果的に「幅広足」が多いのですが、私は足の形状が西洋人のように細いです。ですので、普段から細身な作りの靴を履くのに慣れている・・というかそうでないとフィットしません。ネグローニは私にはぶかぶかな印象でフィット感に乏しかったので、前々から不満でした。やっぱり靴と言うのは実際に履いてみてフィッティングを見てからでないとダメですね~(評判やイメージだけで買うと大体後悔します)。

で、PUMAですが、こちらは逆に非常に細身の作りとなっているため、私の足にはよくフィットします。かつてサーキットに行っていた頃も、スピードキャットのハイカットモデルを愛用していました。ストリートの場合にはローカットで十分なので今回のモデルはドンピシャでした。これで値段がもう少し安ければ言う事無かったのですがw。本当はシルバーとブラック両方買いたかったのですが、残念ながらブラックは私のサイズが在庫切れ。まあでもたしかスピードキャット&ポルシェのコラボスニーカーは定番?だった気がするので、また来季買えれば良いかな、と思います。ちなみに、昔試乗したスーパーセブンとかはペダル幅およびペダル間隔が異様に狭かったので、この手の細身の靴でないとペダル操作が極めて困難だと感じました。ポルシェはそこまで気を使いませんが、やっぱり精確なペダルワーク良いドライビングシューズは欠かせません♪今月はGT3で妙義山に行くので楽しみです😊

最後に、過去ブログでもご紹介した、964RSRを駆るワルター・ロール氏のヒール&トゥの動画を載せておきます↓

Posted at 2026/05/01 08:17:07 | コメント(6) | 四方山話 | クルマ
2026年04月18日 イイね!

ポルシェに4000万円は出せません

ポルシェに4000万円は出せません私はポルシェが大好きです。ファンを通り越して、マニアだと自認しています。ですので、基本的にポルシェに対しては好意的な考えを持っていますし、過去のどのプロダクトに対してもリスペクトがあります。その前提で。ポルシェと言うメーカー、ブランドの作る車両に対し、私が妥当だと考える新車価格は現在では~3000万円MAXですね。

私がポルシェに乗り始めた20年前・・すなわち2000年代初頭は、997GT3前期型が 1,575万円〜1,890万円、同時期のフェラーリF430が2,328万円 〜 2,600万円でした。この時代は、2000万円がスーパーカーの分水嶺でした。それが2020年代になると、一気に価格が上昇し、現在フェラーリで一番安く買えるアマルフィで3418万円します。フェラーリはポルシェ以上にマストでOPを奢らないとそもそもオーダー出来ませんでの、そうなると乗り出しで4000万円を超えるのは確実です。エントリーミドシップの296の場合、乗り出し価格はさらに500万円ほど高くなります。翻って、近年ポルシェから登場した新型車でもっとも高価だったのはS/Tの4118万円でした。当時は私もさすがに高過ぎると思いましたが、今思うと新車で買えるならお買い得なモデルでした(飽くまで投機目的として見た場合)。セカンドマーケットでは倍の価格に跳ね上がっていますからね。

さて、私はこれまで素カレラからRSまで7台の911を乗り継いで来ましたが、良くも悪くもポルシェ911はポルシェ911です。空冷だろうが、水冷だろうが、マニュアルだろうがオートマだろうが・・ドライバーズ・エクスペリエンスとしては「ポルシェ911」以上でも、以下でもありません。ディーラーでの体験も、正直言ってBMWやメルセデス・ベンツと変わりません。何ならメルセデスの方がマシまであります。一方、フェラーリ、ランボルギーニはまたまったく別次元のエクスペリエンスです。私はカレラT購入前に296GTBをオーダーし、その後キャンセルしてしまいましたが、フェラーリのオーナーズ・エクスペリエンスの一端を知る事になりました。その世界観は、ポルシェ界隈とはまったく違ったもので、正にエクスクルーシブな体験なんですね。オーナー目線としては古い360でさえ、乗る事自体が特別な体験でした。言い方は悪いですが、「腐っても鯛」なんだな、という。

平たく言ってしまうと、フェラーリやランボルギーニのようなスーパーカーには今の価値基準で言えば3000万円以上を出す価値は十二分にあると断言できますが、現状ポルシェにその価値を私は見出せません。例えば、997GT3の中古を2000万円で買った時の感動と、GT3S/Cを4000万円で買った時の感動に2倍の差があるとは到底思えないからです。しかし、4000万円出して(特に新車)買ったフェラーリには、絶対にポルシェでは得られないエクスクルーシブな体験、そして感動が待っています。クルマとしての出来云々は横に置いておいて、オーナーズ体験そのものが別次元なのです。この事はポルシェ界隈であまり声高に言っていると嫌われるので(笑)普段あまり話題にしませんが、私の感覚として新車乗り出し価格4000万円のポルシェは間違いなく「高い」と感じますし、その価格を出すならフェラーリに行く方が総合的な満足度は高いのではないか、と思います。
Posted at 2026/04/18 08:35:03 | コメント(5) | ポルシェ全般 | クルマ
2026年04月15日 イイね!

新型GT3 S/Cに見るポルシェの苦しい台所事情

新型GT3 S/Cに見るポルシェの苦しい台所事情ハイ、ほぼ予想通りのスペックで昨晩遅くに911GT3S/C(スポーツカブリオレ)が正式発表となりました。スペックをおさらいしますと、カレラカブのオープンボディに、GT3の4.0NAエンジンを搭載したRR、2座のモデルとなっています。GT3でいう所のライトウェイトパッケージは標準装備され、車重は1500kgを切る1497kg、限定販売ではなくカタログモデルとのことです。価格は3843万円。

一般的に、クーペとカブリオレで比べると車重が後者で+100kgほどになることが多いのですが、今回は50kgほどの重量増に留めています。もちろん、ライトウェイトパッケージ(軽量マグネシウム合金ホイール、PCCB)の効果は大きいと思いますし、ドアやボンネットはS/Tのカーボン製のモノが流用されています。私が今回の発表でちょっと驚いたのがGT部門開発責任者のAndreas Preuninger氏の「ボディそのものはカレラカブリオレからのキャリーオーバーで一切手を加え手いない」という発言。その理由は、「必要が無かったから」という事ですが、実際には「コストを掛けたくなかったから」ではないか、と思います。つぶさに見てみると、今回S/C専用パーツというのはほぼ皆無(リアスペースのステッチングとディスプレイの表示くらい)です。すべて他の車種からの流用で賄っており、開発コストはほとんど掛かっていないと思われます。それでも価格はピュアトラックモデルであるGT3RSよりも500万円近く高いですから、利益率は高そうです。まあこの辺のマーケティングは本当にポルシェはお上手ですよねw。

一方で、昨年発表になったヘリテージ・デザイン・モデルの「スピリット70」もそうですが、992.2になって以降の新型車はとにかく流用が目立ちます。言葉は悪いですが、私には「パーツを寄せ集めて作った」ようにしか見えません。私は今回のS/Cは「S/Tのカブリオレ版」だと想像していたので、当然シングルマスフライホイールが奢られたり、ギア比も変えて来るのかと思っていましたが、ローンチビデオの中では一切言及がありませんでした。ただし、テロップで4月18日に今回のイベントに招かれたChris Harris氏とPreuninger氏の対談の詳細が追ってアップされるとのことでしたので、そこで何かしらの言及があるのかもしれません。私は持論で予てよりスポーツカーの車重は1500kg以下であるべしと言って来ましたが、奇しくもポルシェ開発陣も同じように考え、また意地でもこの数値を達成したことについてはポルシェの矜持を感じます。一方で、991スピードスターのようなワクワク感は無く、最近のポルシェの厳しい台所事情が垣間見える発表でもあったように思います。肩透かしとまでは言いませんが、正直言って少々物足りなかったです。

さて、このモデルが買いかというと、正直言って評価が分かれるモデルであると思います。そもそもGT3というのはレーシングモデルのホモロゲーションモデルであったハズです。それがオープンという時点で???となるピューリストは少なからず居ると思います。Chris Harris氏も、「若かりし頃ならUberを呼んで帰っていたよ」とブリティシュジョークを飛ばしていました。走りの面に於いては明確にオープンボディはクーペに劣りますし、「サウンドがダイレクトに聞こえる」メリットがある一方、どうしても「緩さ」は感じると思います。しかも今回はボディ補強なし。またこのモデルには991スピードスターというスパルタンな先駆者が存在したために、いくらS/T流用パーツで武装しても電動幌という時点で軟派に見えます。どうせ軟派に見えるなら、PDKも後部座席も用意すべきだったと思うのですが、ポルシェはそれをしませんでした。「硬派なモデル風、軟派なモデル」と言えます。個人的には現在所有している991GT3TPを手放し、1200万円の追い金を払ってでも欲しいと思えるほどの魅力は感じませんでした。皆さんはどうお感じになられましたか??
Posted at 2026/04/15 08:31:20 | コメント(9) | トラックバック(0) | ポルシェ | クルマ

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「@プリマヴェーラ さん、こないだ食べました♪そっくりでした🤩」
何シテル?   05/08 21:27
Ohne Porsche 911 kann ich nicht leben. 戦闘機:991GT3TP(2018年式、左MT) 通勤快足:BMW M2C...
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