
BMW社製のクルマに対する興味を失ってからしばらく経ちます。私は
BMWから輸入車に入ったこともあり、一方ならぬ思い入れがあります。しかしながら、
最近のBMWは本当にそそられません。一番大きな理由はあの
醜悪なグリル含めたデザインの劣化にありますが、それに留まらず商品力の薄さと相対的な価格の高さが非常に
大きな足かせとなっているように思います。
つい最近、3シリーズ生誕50周年となる
記念モデルが発表になりましたが、国内価格は一番安い156psのエントリーモデルで
700万円近くします。乗り出しは750万円を超えるのはほぼ間違いないと思います。私がかつて初めて購入したBMW3シリーズコンパクトは、確か399万円で、しかも50万円くらいの値引きがありました。乗り出しでも300万円台後半で憧れのBMW(新車)に乗れたのです!しかも乗ってみれば国産車とは明確に
一線を画す動力性能、
質感の高さというのが如実で、惚れ惚れとする出来栄えでした。そこから25年近く輸入車を所有し続ける正に
きっかけのエントリーモデルとなったわけです。しかし今はどうでしょう?750万円出してエントリーモデルの3シリーズを買うという人がどれだけいるというのでしょうか?この辺りは、販売台数にも表れていて、BMW単体(MINIを除く)では以下のようになっています。
2019年 46000台
2020年 35000台
2021年 35000台
2022年 32000台
2023年 16700台
まあ
厳しいですよね。それではBMWか
かつての輝きを取り戻すのに何が必要なのか?まずは
デザイナーを一掃した方が良いと思います爆。もうね、今のデザインは
本当にひどいですよ。当時ボコボコに批判されたクリス・バングルが「神」に見えるレベルですw。あとは製品展開。ラージセダンはもう日本では売れないのは分かっているので捨てるのが吉でしょう。SUVについてはX1、X3、X5はそれなりに売れていますが、それ以外は必要ないでしょう。後はエンスー受けの良いM2は当然残すとして、あとのリソースは
3シリーズに注力すべきだと思います。メルセデスベンツにしても、BMWにしても、国産車や他国の自動車メーカーのクルマに対し明確なアドバンテージを持つのは
コンパクト~ミドルセダンなのでここを中心に勝負するしかないと思います。今更ですが、
E46M3が物凄く良く見える今日この頃。買える内に買っておいた方が良いかもしれません!
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BMW | クルマ
Posted at
2025/08/16 16:03:39