エアーインテークダクトの冒険・その4
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
今回は長い整備手帳なので結論から。
エアーインテークダクト作りました。
色は訳合って黒にしたです。
因みに車の後ろにあるテントは塗装用簡易ブース(笑)
「俺に任せろ!エアーインテークダクト作ったる!!」
と啖呵を切ったものの、もんげー大変だったズラよ、、、。
二度とやりたくないかも、、、
まあ、やりますが(笑)
2
実は、例の紙皿ベースで手作りしていたさなか、割と程度の良いエアーインテークダクトが予定外で手に入りまして、、、。
ええ、ヤフオクで即決価格で落札したのは僕です。
お高かった、、、(僕基準)。
だもんで、紙皿エアーインテークダクト製作をグダグダのまま放り出してしまったしだいです。
「やった〜、これで手作りしないで済むぞ!」
と。
3
とは言え、経年劣化もあってクリア剥げてたり、細かい欠けがあったりで補修は要な状態。
まあ、でも作るよりは楽勝と嬉々として取り付けを夢見ながら週末を待ったのです。
が、ふと思い出されるのが、何度となくヤフオクとかでエアーインテークダクトを競合ったアイオーナーの方々。
このまま競り合いをイチ抜けしたところで、欲しいけどなかなか手に入らない仲間たちが日本中に5万人はいるんじゃないかなと、、、
※今、アイって、登録されてる台数何台なんですかね?(笑)まさかの500台とか?
であれば、この既製品(廃盤品)は設置せずに、アイ仲間の方々のためにも、こいつを親型にして作ればいいじゃん、と。
もはや廃盤品だし。
コピっても良いんでないかい?と。
4
ということで養生。
僕の能力不足もあって、ここから割と苦行の始まりでした。
ちゃんとした親型があれば楽勝じゃんと思ったけど舐めてた、、、
因みに養生に使っているのはダイソーで売っている養生テープ。
手で簡単に斬れるのと、硬化したFRPが割と簡単に剥がせるのでおすすめ。
5
ガラス繊維を溶剤で型に貼り付ける作業。
個人的にお勧めなのは、硬化剤を少な目にして、たっぷりと溶剤を擦り込んでいくこと。
赤で囲った部分が湾曲していているので、ガラス繊維で成形するのに、溶剤が少ないと浮いてきてしまう。
技術と経験かもだけど、FRPでの立体成型はあまり上手く行かないので、本当は分割成形したほうがよいかもなんだけど、一枚シートで成形したほうが楽なので。
また硬化剤が多いと、赤枠の部分が型に定着する前に固まり始めるので失敗確定にもなる。
なので、赤枠の部分は焦らず、硬化時間を遅らせてガラス繊維が型に密着するように、形を整えながら溶剤を擦り込んでいく。
6
数日かけて硬化完了。
親型を参考に「アタリ(外輪)」をフリーハンドで書いてからハサミでジョキジョキ。
7
親型との比較。
クリソツ。
とは言えそんなに簡単ではない(笑)
8
嵌合チェック。
いやあ、もうピッタリ。
9
前側。
ドアに沿ってピターっと。
エクセレント!
10
リア側。
密着、、、とはいかなかった。
まあ、このあたりはまだ課題かな、、、
とは言え、オッケーラインかと。
ボディ貼り付け時に両面テープの厚みで埋まるかもだし、必要であればパテ盛りで補正できる範疇。
悪くはないかな。
11
次の工程に入れそうなので、空気取り入れ口を切り抜いた。
エアーインテークダクトぽくなってきたぞ、と。
思うんですけど、人によってはこの状態(FRP形成のみ)で欲しい人いますかね?
次工程は楽しいパテ盛り祭りなんですけど、技量が問われるのと、「お前には任せられん。そこから先は俺がやる」というパターン。
正直、パテ盛り下手なんですよ。
だもんで、ご自身でパテ盛り工作楽しみたい方いらっしゃるかな?と。
ヤフオクで千円スタートでいいです?
欲しい人いますかね?
まだ自分の分しか作ってないので、これから作るんですけど(笑)
12
因みに赤丸部分。
大袈裟かもだけど、この部分の成形が難しかった。
写真だと分かりづらいけど、割と複雑な立体で、一枚シートで形成するのに難儀したです。
もう一回できるかな?
自信ないぞ。
やはり既製品のプレス製造には敵わない、、、
13
ということでパテ盛り祭りスタート!
いや、もう、この写真見てドン引きする方もいらっしゃるかと。
そうなんです。
下手なんですよ。
ガンガン盛っちゃうんです。
後先考えず。
14
そしてある程度削ったところ。
まあ、センスが無いというかパテ処理のスキルが低いというか、、、
デコボコ箇所を再度パテ盛り→削る→パテ盛り→削るのダンジョンループ中。
これで一日は終わってしまう感じ。
15
ある程度デコボコが少なくなったら、秘密兵器を使用。
スプレーパテを吹く。
コツがあるとしたら、デコボコが激しい場合、遠慮なく一気に厚塗りをする。
使い方の注意点として「一気に吹きかけたりしない」と説明にも書かれているんだけど、気にしない(笑)
塗料と違ってタレないのと、溝の中に入り込んで貯まるのと、表面張力で滑らかな表面を勝手に作ってくれるので。
ヤバいってぐらい厚塗りした場合の効果なので勇気が入りますが。
16
それでもデコボコや穴が完全になくなるわけではないので、薄塗りパテで小さな溝なり穴なりを埋めては削りを繰り返すです。
17
こんな感じで表面を整えて、、、
18
また薄塗りパテで調整しては削り、、、の繰り返し。
終わりなき戦いなので、一旦妥協。
感覚が麻痺してくるので、このタイミングで適当に着色してみるのがお勧め。
僕はこのタイミングでシルバー塗装してます。
そうするとデコボコやら穴やらがわかるので、再度薄塗りパテ→削るを繰り返すことになります。
ええ、もはやどこで妥協するかの問題です(笑)
終わりはありません。
19
もう完全に嫌気がさしたので、本塗装しました。
カラーは艶消しブラック。
ダイソーの百円塗料(笑)
表面の微妙なタワミやらデコボコやらがパット見解らないので。
上の写真もまんざらじゃない仕上がりに見えるでしょ?
20
近づくとこれですもん。
艶消し黒なので、遠目だと全然わからないんですけどね。
この手の粗は目視や手触りではわからないんですよね。
塗装するまでは。
塗装した瞬間粗が発覚する。
もう終わりがない(笑)
なので終わらせた。
21
22
こんな感じでパテ使って接着。
これが結果的には改良の余地を要する結果となったです。
つまりは無理があったということ(笑)
まあ、敢行しましたけどね。
23
閑話休題。
この四苦八苦していたパテ成形作業中、僕を見守り続けていた野良猫壱号。
やたらリラックスしてやがった(笑)
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ええ、人間様は猫の下僕なんで、チュールを献上。
おかわりもねだられた(笑)
25
取り付けは両面テープ。
ダイソーの屋外用。
このエアーインテークダクト、後ろのドアの隙間に挟み込む感じで取り付ける構造なので、ぶっちゃけテープ止めしなくても外れないです。
なので、100円のでいいかと。
と、言うことで、写真アップの上限だそうで、続きは次回!
※まだ続くんかい!
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