
早朝と日中の寒暖差が大きくなったここ最近ですが、今日の日中は30度近くまで気温が上がり、早くも夏日となる予報・・そうなると早朝から遠出ツーリングに行く場合は着ていくものが難しいのですが、ここは暑さ対策を第一に、上は3シーズンジャケットに夏用インナー、下はメッシュパンツに冬用タイツを組み合わせ、一見ちぐはぐながらそれなりに寒さと暑さに対抗できそうな?装備で家を出ました。
行先は江戸時代の5街道のひとつ、東京日本橋から京都三条大橋を山側で結ぶ街道で、途中長野県の木曽を通る事から木曽路とも呼ばれる中山道に、今も残る旧宿場町の「妻籠宿」と「馬籠宿」を観光するのが目的です。
中山道には江戸時代の面影を残す宿場町が現在も残っており、その中でも日本三大宿場町であり、古い街並みに多くのお店が立ち並び観光地化された「妻籠宿」と「馬籠宿」は、長野県と岐阜県を跨いでお互いが比較的近い事もあり、特に人気があります。
バイク視点から見ても、高速中央自動車道の園原ICから「妻籠宿」へ向かう国道256号、そこから「馬籠宿」へ向かう県道7号は、道中信号のない幅広の綺麗な路面で大小カーブを楽しめる上、多くの桜で景色が良い川沿いを快適に走る事ができる道なので、ツーリングには最適です😊

朝ごはんは内津峠PAで鶏ちゃん定食を大盛りにして食べようと思っていたのに、うっかり内津峠PAをスルーしてしまう痛恨のミス!😖 仕方なく恵那峡SAまで走りそこの鶏ちゃん定食を食べようと思いましたが、内津峠だと1000円ぐらいの鶏ちゃん定食がここだと1300円以上!これで内津峠のより美味しくなかったら凹むので、せっかくここまで朝ごはんを我慢してきたのに結局無難なカレーライスの大盛りを注文w まあ味は普通でしたが、大盛りでココイチ300gに毛が生えた程度のライス量しかなく、今後ここでカレーを選ぶ事はないでしょう😓
高速を降りて「妻籠宿」へ向かいますが、この辺は山中で気温が低めだからか道中の桜はまだまだ散っておらず、お花見もまだ全然できそうです。午前10時ぐらいの気温は22度程度で丁度いい感じでしたが

長いトンネルに入ると一気に16度ぐらいまで気温が下がってめちゃくちゃ寒くなり、グリップヒーターを使って何とか凌ぎました😨

まずは長野県側にある「妻籠宿」に到着です。中央有料駐車場、妻籠宿第二駐車場が宿場町に近く、駐車料金はどちらも乗用車500円、バイクは200円でした。

火災でほぼ全てが焼失し、その後に街並みを復元した「馬籠宿」とは違い、江戸時代当時の街並みが現在までほぼ変わらず保全されているのが「妻籠宿」の売りだそうですが、「妻籠宿」の現在の道路はアスファルトで舗装されているのに対し、「馬籠宿」は当時の石畳が今も残っているそうです。どちらの旧宿場町も多くの住民の協力により、昔の町並みを保全していこうと努力されている事は伝わってきました。
こちらに到着した時は人通りも少な目だったのですが、宿場町を歩いて回っているうちに多くの観光客が来られたようです。だいぶ暑くなってきましたし、混みあう前にお店に入ってソフトクリームでも食べて休憩しようと思い

やまぎりというお店で、400円の抹茶とバニラのミックスをいただきました🍦このお店に限りませんが、有名な観光地の割には飲み物や食べ物の価格は控えめで大変嬉しい😆 近くに座っていたお客さんが家族で食事されており、「このそば美味いね」「ね~さすが信州」ってな会話が聞こえてきたので

さっき朝ごはんにカレーを食べたばかりですが、ざるそば一枚くらいおやつみたいなもんよ!ってなもんでソフトクリームからのざるそば追加注文w 喉越しの良いもっちりとしたそばは歯応え十分で確かに美味い😋 ここまで来たなら最初からカレーを食べずに、ここでガッツリそばを食べればよかったですね🤣

「妻籠宿」をしっかり堪能して次の「馬籠宿」へ向かいますが、お昼を過ぎて気温はグングン上がってついに27度に・・じっとしていると汗をかく暑さで、来週からはジャケットもメッシュにしないといけないなと思いながらも、走ると風が冷たく感じるので、季節の変わり目は本当に着るものが難しい😅

「馬籠宿」へ到着です。馬籠館というお店の大きな駐車場にバイクが集まって駐車していたので、お店の人に聞いて見たところ「車の出し入れが邪魔にならない場所であれば、空いている場所に駐車して頂いて結構ですよ」との事。こちら以外の駐車場も近くには点在していますが、嬉しい事に基本車もバイクも駐車料金は無料だそうです😊

これは駐車させてもらったお礼に、お土産は馬籠館さんで買わなくてはなるまいと入店すると、燕が何羽も飛び回っているワイルドな店内には、たくさんのお客さんで賑わっていました。

店の奥には別館もあり、岐阜の道の駅でよく見かける定番のお土産「楽久里 栗きんとん」や、娘達が喜びそうな可愛い工芸品がたくさん売っていて、外には休憩所があって出店ではソーセージや饅頭も販売していました。

「馬籠宿」は全体に石畳が敷かれた坂道になっていて、明治の文豪・島崎藤村生誕の地でもあります。

「妻籠宿」より多くのお店が出店しており、観光客も更に多いようで特に外人さんの姿が目立ちます。ここ最近は京都や北海道といった観光で有名な場所は外人さんだらけだと聞きますが、こちらも比率で言えば4割程度は外人さんでしょうか。

過去に火災で街並みが消失した反省からでしょうか、至る所に水路や消防用の水ためがあり、中には鯉やら金魚やらが泳いでいました🐟

結構急な坂も多い「馬籠宿」の宿場町ですが、長さは約600mあるそうで全体を回るのも結構大変ですが、所々観光案内所や休憩所が用意されており、自販機の飲み物も一般的な価格で販売されているのは好感です😄
そんな感じで、今日は珍しくバイクに乗る時間より観光時間の方が長いツーリングとなりました。今回は時間的に無理でしたが、今度は日本三大宿場町最後のひとつ、「奈良井宿」にもぜひ行ってみたいですな👍
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SV650X | 日記
Posted at
2025/04/20 19:10:52