ドアミラーモーターの交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
以前から調子が悪かった助手席側のドアミラーがついに開閉しなくなったので修理することに…
新品はミラーだけで3万円オーバー、中古品は安いけど経年劣化が進んでいてすぐ壊れそうなので悩むこと数日。
ミラーを開閉するモーターの社外新品がヤフオクで売っている(約5,000円)ことを知り、モーター交換にチャレンジしてみました。(ミラーの角度調整が問題無く動くことは確認済み)
いずれ運転席側もダメになると思いますが、それまで覚えている自信が無いので備忘録として残します。
なお、モーターを買ったけど上手く直せなかったと言われても困るので、参考にする場合は自己責任でお願いします。
まずはドアミラーを外す前に鏡の面を一番内側に向けておきます。助手席側の窓も開けておきましょう。
次に内装剥がしでドア開閉レバー部分のカバーを外し、中のネジも外します。
2
ドア取っ手内側のネジも外します。
3
右下辺りから内装剥がしを突っ込んで剥がしていきますが、かなり硬いです。
パワーウィンドウスイッチ裏側のコネクターを外すと内張りが外せます
4
このあたりのビニールを剥がします。
後でまた貼り付けるので丁寧に剥がしましょう。
また、黒いブチルゴムは手や服などに付くと厄介なので注意しましょう。
5
○の部分がドアミラーのコネクターなので外します。
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ドアミラーの配線を引き抜く前に、コネクターに紐を結び付けます。
これは配線がドア内部の曲がったダクト内を通っているので、配線を戻す時に引っ掛かる恐れが有りますが、紐を引っ張れば簡単に復旧できるのでやっておいた方が楽です。(紐は余裕をもった長さにしておきましょう)
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ドアの内側からミラー根本のナットを3本外しますが、この時点ではドアミラーは外れません。
○部分の白いプラスチックの部品を上からマイナスドライバーで押しながらミラーを外側に引っ張ると外れます。
ドアミラーを外す際はボディなどに当てないよう気を付けましょう。
また、ドアミラーを固定するナットはドア内部に落とすと厄介なので注意しましょう。
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引き抜いた配線に結んでいた紐は修理完了まで窓枠にでも結んでおきましょう。
9
ここからは室内でドアミラーを分解していきます。
ボルト3本を外して黒いゴムカバーも外します。
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外したボルトです。
画像上側がドアミラー側、下側がボディ側です。
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次にベージュのパーツを外します。
4か所の爪で引っ掛かっていますが、画像左側2か所の爪を外すと左側にスライドして外せます。
爪は割らないよう注意。
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いよいよ今回の作業のクライマックスとなるカプラーばらしです。
これを分解できないとこの先の作業が進みません。
最初は配線を全て引き抜くのかと思っていましたが、よく見るとカプラーの中に2つの配線ブロック?(正式名称分かりません)が組み込まれており、これを分解します。
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分解した所ですが○部分の出っ張り2か所でカプラー本体に引っ掛かっています。
もう1個のブロックにも見えていない裏側に同じ出っ張りが有ります。
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カプラー本体の引っ掛かり部分。
先の細い精密ドライバ2本を駆使して外側と内側のロックを同時に開いて外し、ブロックを引き抜きます。
基本的にバラすことは考えられていないと思うので壊さないよう注意しましょう。
かなり苦戦しましたが2人掛りで何とかバラせました。
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いよいよミラー本体からモーターを外していきます。
ミラー根本の内部にあるT25のトルクスネジを3本外します。
両サイドのプラスネジは外さなくてOKです。
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ちなみに私がトルクスネジを外した工具です。
かなり奥まって狭いところなので、長くて頭が小さい物が望ましいです。
私は○部分が大きくて若干干渉し、ネジを舐めそうになりました。
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隙間から指を入れてミラー(鏡部分のみ)を引っぺがします。
(ドアミラーを外す前に鏡を内側に向けておくと指が入れやすくなります)
裏に熱線用の電極が付いているので引き抜きます。
(どちらも同じ色の配線だったので極性は無いと思いますが、片側のみテープを貼って目印にしました)
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ドアミラー回転軸の横にあるネジを外します。
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本体内部のミラー角度を調整するユニットを外します。
ネジ2本と爪1箇所で留まっています。
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裏側のウィンカーに繋がるカプラーを外します。
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ようやくミラー内部のパーツを摘出できました。
ここからは開閉モーターを取り外していきます。
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モーター下側のネジ2本を外します。
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モーター裏側のネジも1本外します。
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回転軸横のネジ1本を外すと、開閉モーターが摘出できます。
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オレンジの防水パッキンを引き抜くと中に見える白いカプラーを外してようやく分解完了です。
あとは左側の新品モーターに交換して逆の手順で戻していきます。
ネジの閉め忘れ、カプラーの差し忘れや差し方が緩くて動作不良を起こすと再度分解するようなので、チェックしながら戻しましょう。
自信の無い方は専門家に依頼した方が無難だと思います。
なんとか無事にミラーが開閉できるようになり一安心です。
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