
知り合いから倉庫に眠っていたボロボロな車両を譲ってもらい、コツコツレストアして走れるようにしてから、計算してみると早くも約25年が経過していた私のモトコンポですが、1981年にホンダシティ発売と同時期にオプション購入したそうなので、実に約44年前の車両という事になります😳
レストアの過程でモトコンポの妙な魅力にハマってしまい、私がレストアを始めた頃には既に販売停止となった純正部品も増えており、最初は近所の解体屋さんで使える部品を探したりしていましたが、その後Yahooオークションで状態の良い部品を集めるようになり、今ほど部品が高価でなかった事もあって、気がついたらもう一台組めるほどスペア部品が充実したので、実際に組み立てて二台持ちだった頃もw

もう一台白も揃えて、目指せ全色制覇とか考えていた時期もありましたが、 嫁さんからいい加減にしろ!と怒られて、現在は何とか一台のみ保有を許されています😅
そんな我が家のモトコンポですが、当然レストアの過程でフロントフォークやリアサス、エンジンに至るまでほとんどの部品は発売当時の純正品そのままではないので、単純に全てが40年以上経過した車両という訳ではありませんが、最近ヘッドライトが点灯したりしなかったりする症状が発生したため、バルブやバッテリー、ジェネレータからの出力等確認しましたが特にコレだという原因は見当たらず、次にケーブルをテスターで当たって見ると、アースの接点部に錆が発生しており接点不良がある事を確認、さらによくよく調べてみるとケーブルの皮膜にも割れがある箇所を発見してしまいました😨
たまに旧車で、ハーネスの劣化によるショートで車が燃えてしまったという話を聞きますが、私のモトコンポもハーネスは当時のままなので、これはマズイと燃え上がる前にハーネスを更新する事にしました。

倉庫を漁ってみると、とても状態の良いハーネスを発見🥰 ケーブルの劣化もないようで、部品番号からどうやらホンダカレン用ハーネスのようですが、サービスマニュアルで配線図を調べてみると配線色はほぼ共通で、ケーブル長の調整やシートスイッチ用配線等の一部追加に、コネクタ等の小加工で問題なく使えそうです。この日のためにカレン用ハーネスを取っておいた当時の私、超ナイス👍

という訳で外装を外して、ハーネス交換に邪魔となる部品をバラしていきますが

カレンエンジンに換装した際に6Vから12V化していますが、レギュレートレクチファイアやバッテリーからの逆流防止措置、タコメーターの追加配線加工等確かにやった覚えはあるんですが、その時作成したはずの追加配線図を残していなかったので、実際の配線を追いながら確認する作業で思わぬ時間が取られました・・こうなる事を予測できない当時の私、超スカポンタン😭

さらに車体はカレンよりモトコンポの方が小さいので、ケーブルは短くする方向で調整すればいいと思っていましたが、何故か(取り回し方が悪かった?)ハンドルやヘッドライトケース内までの長さがわずかに足りず、逆にケーブルを延長する必要が出てきたものの、ハーネスに使用する0.75〜1.25sqの各色ケーブルがそんなに手元に無いので、仕方なくなるべく近い色で代用して延長しました。

そんな感じで、朝から始めて夜までかかったハーネス交換作業終了!座りっぱなしの作業でしたが腰が痛い😓
さすがにもう私が生きている間にハーネス交換をする事はないと思いますが、今回はしっかり追加配線図も作成しましたので、これでこれからも安心してモトコンポを走らす事ができます😊
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モトコンポ | 日記
Posted at
2025/11/02 14:19:28